元サッカー日本代表選手の藤田さんが著した、「MF論」を読了。
日本サッカーMF論/実業之日本社
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サッカーライターの杉山さんとの共著で、最初は対談集なのかと思って手にとって見たのだが、
それぞれの観点をまとめているだけで、杉山さんの考え方はよく知っているので、少し残念な印象を受けました。
一方、得点感覚に優れたMFとして、J1リーグ唯一の100点記録を持っている藤田さんの考え方は、「生まれてくるのが少し早かった」という印象を受けました。
今の時代に代表に選出されていれば、4-2-3-1の「3」がより強力なものになっていたのではないだろうか…
4-2-2-2でも、3-2-3-2でももちろん力を発揮していたけれど、シャドーストライカータイプの最大の武器を発揮するには、少しゴールから距離があったのは、いかんともしがたい事実です。
今後は、オランダにて指導者として力を付けれ、監督としての藤田俊哉を早く観てみたいものです。