マイカーのブレーキ鳴きが以前から気になっており、一度付き合いのあるディーラーに見てもらい、パッドのエッジを削ってもらったのだが解消しなかったので、DIYで対策を講じることにした。

パッドの残厚は5mm以上ある。そこでブレーキ鳴きによく効くグリースをヤフオクで手に入れ塗ってみることにした。
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ブレーキ鳴きは車内1列目でも気になるので、前輪が発生源と思われる。また先日の初車検で後輪のブレーキパッドを交換しているので、今回は前輪のみ対策した。
 
まずは、タイヤ交換のときと同様、ジャッキアップしてタイヤをはずす。ここで失敗したのはキャリパーの内側にアクセスするためには、ハンドルをメンテする側にきっておかないと内側のパッドにアクセスするのが困難になる。キャリパーの下内側のボルト(二面幅14mm)をはずすとキャリパーが上に回せるようになる。

 
 
パッドは引っ張れば外せるが、外側のパッドは2枚のシム
 
 内側は1枚のシム
 
 が張り付いているので、はずしてパーツクリーナーとウエスできれいに拭き取る。黒いグリースが付着していた。ちなみにこの日産純正のブレーキパッドは日立化成製だった。

新しいグリス は銅色なので、塗ったところがわかりやすい。シムを張りつけて、元に戻す。キャリパーピンのボルト締め付けトルクは26.5Nmということなので、トルクレンチで締めた。
 
駐車状態で少し前後してブレーキを何回か踏んだのち、おそるおそる試運転。おお!ブレーキ鳴きが収まっている。代わりに後輪からもブレーキ鳴きが!
これはまた次回に。でも今回、はじめてブレーキのメンテナンスに挑戦し上手くいったので、これからはブレーキパッド交換もDIYできそう。

注意:ブレーキのメンテナンスは間違えると人命にかかわる重要な作業なので、十分に習熟してから自己責任の上で行ってください。また、メンテナンスノートへの記録は法定義務になっています。
車の整備用品、工具などが増え、屋内に保管するのも不便なため、屋外用(ウッドデッキ上の設置)の収納庫を検討した。DIYもいいのだが、結構ハードルが高い。ネットで検索したところ市販品にいいのがあったので買ってみた。
ウッドストッカー
ちょうどYahooショッピングで特売だったので、14,500円でゲットできた。かなりお買い得である。

 

さて、通販なのですぐに届いたのはいいが、すぐに組み立てられるものではなく、しかもかなり大きいのでしばらくは屋外に箱のまま置くことになる。雨天時の養生は下にスペースを確保したうえでブルーシートでくるんでおいた。

 

いよいよ組立となるが、この製品、材質は杉だが、防腐、防カビ塗装がしていないようだ。我が家のDIYウッドデッキはWRCを使用しているものの、防腐、防カビ用ステイン塗装は必須アイテムなので、この製品も部品の段階で塗装することにした。
 
 
最近よく使っているワシンのガードラックシリーズである。再塗装にはガードラックアクア、初期塗装にはガードラックラテックスを使うのだが、本製品の塗装はとても薄かったので、ガードラックラテックス(オーク色)にした。

 
 下が塗装前、上が塗装後である。塗装前に150番でペーパーがけしておいた。一度塗りとし、表に出ない裏面は省略した。

 
 組立はとても簡単。1時間もかからない。工具としてはインパクトドライバーがあったほうが良い。
付属のネジ(コースレッド)がステンレスではなさそうだが、とりあえずこれで施工してみた。
屋根(アスファルト)の隙間の部分はコーキングしておいた。

値段の割には結構高級感があって正解である。ただし、再塗装は必須である。早速ものを収納し使い始めている。

 



 
我が家の炊飯器は2002年ごろに購入したSANYOの圧力IH方式のECJ-BK18である。
圧力IHはご飯が甘くしっとりしていて、とても気に入っている。
メンテナンスはパッキンを1回交換しただけだが、水蒸気の漏れも増え、電子回路系がおかしく、勝手に動作することが多くなった。(勝手に炊飯を始めるわけではなく、表示と音声説明だけなので実害はないが不気味である)。そこで買換えを決意した。
SANYOの圧力IHはPanasonicのおどり炊きシリーズに引き継がれたようだが、かなり種類が豊富である。そこでこれらシリーズを分析した。

SR-PA/PBシリーズ:SANYOから引き継がれた、可変圧力IHの基本を押さえたベーシックモデル。AとBの違いはIHの段数がA:5段、B:4段であり、おどる程度がやや異なる。

SR-SPX/SPAシリーズ:基本の可変圧力IHにスチーム機能を追加して、保温機能とうまみ成分を増強したパナソニック由来のモデル。XとAの違いは内釜の厚さでXが2.5mm、Aが2.4mmとわずかである。

SR-PWシリーズ:基本の可変圧力IHに「高速交互対流」機能を加えたパナソニック由来のモデル。いわゆる「Wおどり炊き」である。これもおどる程度を増大する工夫である。

炊飯器に関する情報は 元修理屋が選ぶおすすめ家電 がたいへん詳しく参考にしたが、言えることは

(1)価格が高いほどおいしいわけではない。特に内釜の高価なものははったりである。
(2)SANYOの圧力IHはおどり炊きシリーズに引き継がれたが、パナのメンツで彼らのもとから持っている技術(スチームなど)が無理やり?押し込まて高機能(てんこ盛り)になった。
(3)ネットの評価は主観がかなり入るのであてにならない。

そこでSANYOから引き継がれた圧力IHの基本を押さえた最新モデルSR-PA185-Wに決定した。ちなみに我が家は保温機能はあまり利用しない。
なお、18は容量、5は製造開始年を表している。

さて購入に際しては価格.COMを参考にするのが常だが、このモデルは最近(9月のシルバーウィークの頃)急速に値が下がっている。ところが、ある日(9/24)、最安店以外の値段が急に上がり始めた。これは値上がりの兆候と捉えてすぐに購入を決意した。
購入価格:33,020円(送料無料)
後で確認したところ過去の最安値+10円だったので、大正解である(下記)。家電製品の購入も株の売買みたいにスリルがあって面白さがある。

価格.COM 

さて、肝心の炊飯器の実力だが、十分にSANYOの圧力IHの技術が引き継がれている。「銀シャリ」コースは時間がかかるが、お米の一粒一粒がしっかり炊けて分離され、とても美味しい。おススメのモデルである。












私の自慢のヘッドホン
名機、センハイザー HD600 (並行輸入品だったが3万円以上した)
をふと見ると、イヤーパッドの内側、ドライバー部分が見えるほどスポンジがボロボロであった。

 

交換パーツを探したが、純正品は耳当てとセットでの販売しかなく、恐ろしく高い(5千円以上)。
そこでネット検索を駆使したところ、互換品を扱っているショップ(Yahoo)を見つけた。
威鋭貿易
「ヘッドホン交換用スポンジイヤーパッド  ゼンハイザーHD600 HD580対応交換用ヘッドフォンパッド」 
なんと送料込み480円ぽっきり
残念ながらこのショップは現在閉店中である。

このショップは変わっていて、注文から1週間程度で中国から直接商品が届いた。
 

分解はそんなに難しくないが、アーム部は垂直に立ててから横に広げるととれる。
また、耳当ては力任せに引き抜く。ただし戻すときは根本を順繰りに押し込む。
各パーツの向きに注意する。といったところだろう。
 

上がボロボロになったスポンジのドライバ部
下が交換用スポンジ
 

スポンジは挟まっているだけなので、除いた後掃除機でクリーンにしておく。
新しいスポンジを載せ、耳当てを装着した。
 

組立完成。これでしばらくは楽しめそうである。
 
 



最近のオーディオ機器はコンパクトで使い勝手が良いが、電源がACアダプターである場合、それはスイッチング電源であって、究極の音質を目指すにはノイズ源となる。そこで安定化電源を製作した。

ねらい:現在使用しているデジタルアンプや製作計画中のRIAAイコライザー用電源、自動車関連機器の動作確認を目的として+/-12V, 1A程度の安定化電源とする。

設計:下記のとおりいたってシンプル。
各DC出力の確認用にLEDを設けた。
電源回路 

主なパーツは以下の通りで秋葉原で調達した(注記以外は秋月電子で購入)

電源トランス:菅野電機研究所 SP-151W (ノグチトランス)
ブリッジダイオード(SBD):SDI2100
三端子レギュレータ:NJM7812FA,NJM7912FA
ヒートシンク:11PB05
熱伝導シリコンラバーシート:P-02687
ダイオード(三端子レギュレータ保護用):SBM1045VSS
アルミシャーシ:タカチ電機 MB-5(ラジオデパート2F)
その他は秋月電子かラジオデパートで大体揃う。

 


電源トランスは余裕をみて二次側15Vとしたが、結果的には12Vで問題なかった。
なお、このトランスは2回路であり、各回路の0V(1Aと表記)をセンタータップとして共通に使う。
シャーシを加工して部品を仮付けするとこんな感じ

 

電源平滑コンデンサーは貰い物であった関係でかなりでかい。
トランスと前面パネルのスペースがギリギリである。
このコンデンサーを最初か使うのであればもう一回りでかいシャーシにすべきだろう。

ブリッジダイオード、三端子レギュレータ周りはユニバーサル基板に実装した。

 



ここで失敗だったのはヒートシンクに取付用突起があって、これがユニバーサル基板のホールサイズよりでかい。そのため穴を広げる必要があった。突起無しの物を選んだ方が良い。
ちなみにダイオード(SBM1045VSS)もしかり。
基板と他の部品との接続にはギボシ端子を使用。

 

完成形はこちら。ちなみに真ん中の黒いのは間違って開けた穴を隠すためのゴムブッシュ(愛嬌!)
動作確認は緊張したが、あっさり正確にDC出力がでた。電源平滑コンデンサーの容量がでかいので電源OFF後もしばらくDC出力のLEDがついているのは不気味である。