クィーンズバーンを阪神牝馬Sで本命にした理由 | Laplace's Box

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阪神牝馬S(GⅡ、阪神芝内1400m)は11番人気のクィーンズバーンの逃げ切りで波乱となりました。

前記事の通り、私はこの馬を本命にして単勝55倍、複勝10倍、馬連200倍が的中しました。


このレースは三冠含むGⅠ5勝のアパパネ、桜花賞馬マルセリーナ、重賞2勝のフミノイマージンレディアルバローザら牝馬の強豪がズラリ揃った中で、条件戦(1600万クラス)も勝ちあがれないクィーンズバーンを本命に推しました。

適当に買ったのではなく、ちゃんとした理由があります。


この馬の3走前は石清水S(1600万クラス)で、2着でした。

条件戦も勝ちあがっていない身で、次に京都牝馬S(GⅢ)に果敢に挑戦しました。

この時は10番人気で、逃げて5着でした。

この5着をどう見るかが、今回のレースを当てることが出来るポイントになります。

条件戦を勝ちあがれないのにGⅢで5着に来るわけですから、これは明らかに評価できる部類に入るわけです。

すなわち、少し強めの相手をぶつけたら闘志に火がつくタイプといえ、ましてこの馬の父はチャンピオン系のスペシャルウィークですから、血統的にも後押しされるだろうと思ったわけです。


この次のレースは自己条件に戻ったうずしお(1600万)ですが、このレースでこの馬を買ってはいけません。

強い相手に好走したのでその反動や疲れが残る可能性があり、さらに逃げて好走したストレスもあり、また京都牝馬Sに比べ弱い相手になるわけですから、闘志が空回りする可能性が高く、結果3着に敗れました。

しかしストレスある状態で大敗せず、しかも逃げることが出来ずに3着はキープできたわけですから、引き続き体調はいいのだろうと判断は出来ます。


そして迎えた阪神牝馬S(GⅡ)です。

このレースは強い相手に変わるわけですから、闘志に火がつく可能性が高いわけです。

前走の3着でストレスも少なくなったのもプラスに働きそうで、さらに阪神コースも7,8枠が好走しているという物理的な優位性も加わりました。

レースではあっさり先手が取れ、逃げショックも掛かってまんまと逃げ切ったわけです。


ここで大事なのは、単勝55倍を当てたことや馬連200倍を当てたことよりも、10倍ついた複勝を確実に的中出来たことです。

結果論になりますが、レースも見ればわかる通り、ゴール板がもう少し後ろならマルセリーナが勝ち、フミノイマージンが2着です。

しかしクィーンズバーンは3着は確保できたように思えることから、10倍ついた複勝で勝負をすべきです。

条件戦も勝ちあげれないわけですから能力的に足らない可能性が高く、よほど恵まれないとそのような馬が1着になれません。

しかし3着以内なら可能性がその分高くなるので、10倍ついているならキチッと押さえる馬券ではあると考えます。