プレゼンテーションzenデザイン/ガー・レイノルズ
¥2,520
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おもにインターネットのホームページや、大学や企業などでつかうスライド画面のデザイン指南書。

著者は日本で「禅アート」を研究していらっしゃるガー・レイノルズさん。


日本の「禅」って…?

あまり日常生活で使いませんよね。


「抑制」「シンプル」「自然」さを心がけることなんです。

つまり、あんまりデコりすぎると、誰かに伝えたいことがわかりにくくなる。


自分だけの世界にひたるためのものならデコリまくることが自己主張につながるけど、

他人に何かを伝えるときは、シンプルなほうが伝わりやすい。って事だと思います。


日本の伝統、水墨画や和傘もシンプルなものが多いですよね。

たくさんの要素があっても、必要最低限に抑える。

日本古来からの美学ですね。



あと、この本で驚いたことがひとつ。

色彩のイメージで、例えば『赤』なら「情熱」とか、『青』なら「冷静」とかありますよね。

西洋では、『緑』のマイナスイメージといえば、「嫉妬」だそうです。


「嫉妬」といえば、何色を思い浮かべますか?

(私は『紫』です。)


文化の違いって、おもしろいですね。