ラコタの唄の会 ブログ

ラコタの唄の会 ブログ

ラコタの唄に乗せてグレートスピリッツに感謝の祈りを捧げる会

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 10年前、儀式を取り仕切るインディアンのリーダーが

 今、世界で起きていることを予言していました。

「私たちの黄色い兄弟たちから大きな病気がやって来る。
   そして、世界中の人々が、この世界・母なる大地についての
   考え方が変わるまで、人類は激しく困難な時を過ごすだろう」

 
 今、世界は大きな転換期を迎えています。
 
 今この世界の何が間違っているのでしょう。

 私たちは何をすれば良いのでしょうか。

 ひとりひとりが考えなくてはなりません。

 幸いなことに、私たち日本人には、自然や神に対して

 「畏敬の念を抱(いだ)く」という文化があります。

 畏敬とは慎(つつし)み敬(うやま)うことです。

 この″新型コロナウイルス(※ガイアワクチン)″には

 最大限の注意と防御が必要で、それには

 全世界が一つになり全力で取り組まなければなりません。

 しかし、今、人類が経験しているこの自然現象は

 恐れるものではなく、畏れるものなのです。

 『 恐れずに畏れよ!』

″恐れ″が″畏れ″に変わるとき、自ずと恐怖は消え

 私たちは何をすれば良いのか解って来ます。

 これが、世界が変わるキーワードになることを祈ります。

   Mitakuye Oyasin

 ※私たちは、この新型コロナウイルス(COVID19)は

 地球にとっては、地球を独り占めしようとしている″人類″という名の

 ウイルスに対して、地球が回復・自然治癒するために作り出した

 ワクチンではないかと思い、「ガイアワクチン」と呼んでいます。


       Anpo Wicahpi  & Hopecha Wastecaka Win

 

 

 「祈り」
 
 それは宇宙が生まれたその時からそこにあった

 その時から今日まで、そしてこれからもあり続ける

 私たちはその「祈り」そのものである

 祈るものは、その祈りそのもの

 その中に「私」は存在しない

 私たちが祈る前から「祈り」はそこにある

 そのことに目を向けず「私が祈ろう」とすることは

 自分の思いや願いを叶えたいという欲望でしかない

 特別な場所、儀式、言葉、人、様式により

 祈りに到達することはない

 また、祈りに深みを増すこともない

 この瞬間から瞬間に移るその隙間に祈りはある

 それを知ろうとすることは意味のないこと

 肉体は「祈り」を引き寄せ、表現する楽器のようなもの

 ただここにある「祈り」の中に身を置いて

 委ねる

 「祈り」がそれを奏でる

 そこには  ″平和″   ″自由″   ″美″   ″創造″   がある


     Anpo  Wicahpi
 

 
 


亡くなる数ヶ月・・・ご縁を頂き、今日迄の時を共に過ごした方のスピリットを、ささやかながら
ラコタの唄と祈りを捧げ、お見送りしたいという思いを、その方の娘さんにお話しした所、娘さん
も同じ思いでいらしたので、彼女の企画で、この会が開かれることとなりました。


下北沢の小さなお店には、その方の描かれた絵が飾られ、遺影の横には淡路島から届いたハーブの
ブーケ、自然素材で手作りされた白いキャンドルが優しく彼女に寄り添う様に祭壇に供えられました。
別れの日から七週目の(49日)日曜日、母のスピリット(御霊)の旅立ちを皆さんと共に見送りたい、
という娘さんの呼び掛けに、生前親しかった方々が駆けつけてくれました。

皆さんが揃った所で、遺影の前とお店の中に置かれたキャンドル一つ一つに火が灯され、
厳かに会は始まりました。
ビュッフェスタイルの食事で場が和んだ頃、トーキングサークルが始まり、遺影の前にあった
キャンドルが参加している人々の中を回って行きます。
キャンドルが自分の前に置かれた人が、故人への想いを語り、その他の方々は静かにその話しに
耳を傾け、想いを分かち合います。
一人一人が話している時、その方のスピリットが宿り、最後の会話を楽しまれているかの様に、
キャンドルの灯が揺れていました。
全員の想いが込められたキャンドルが、再び遺影の前に供えられ、スピリットの旅立ちを見送る
時間が訪れました。
ラコタの人たちは“祈り“を唄に乗せて送ります。

☆Calling of the spirit Song (精霊に呼び掛ける唄)
☆Children Song (鎮魂の祈りの唄)
☆あわのうた (森羅万象・全ては一つ、という意味の唄)
☆PilamayA (感謝の唄)
☆見上げてごらん夜の星を
☆Sending of the spirit Song (精霊を見送る唄)

私たちはラコタの地で伝えられた唄と皆さんとの合唱で、
愛と共に感謝を込めて唄わせて頂きました。
そして最後に、Female Trill の Lilili・・・に乗り、
スピリットは旅立って行きました。

彼女が生前、一人一人に残したこと、思い出、それらが一つになり、
皆の心に深く刻まれました。
そして、ここで初めて出会った人達が、彼女を通して新たに繋がり
明日を築いて行く・・・。
そんな光景を遺影の美しい笑顔が嬉しそうに見つめていました。
会場に在った全てが“祈り”でした。
その全てに感謝。

Mitakuye Oyasin
全ては一つに繋がっている

Anpo Wicahpi
Hopecha wastecaka Win

2019.2.17