KyotoLOCO Blog
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

KyotoLOCO 2010 Result


KyotoLOCO Blog
KyotoLOCO Blog
KyotoLOCO Blog
KyotoLOCO Blog
KyotoLOCO Blog






KyotoLOCOのスタンス

KyotoLOCOのスタンス

2002年に始まったローカルイベントKyotoLOCO。今後は原点であるメッセンジャーイベントにスタイルを戻します。

当時はレース以外のストリートスタイルの自転車イベントは非常にマレでしたが、現在はイベントの数も増え開催地も広がっています。KyotoLOCOがその一助になったとすれば光栄なことです。確かにKyotoLOCOがそういったニーズの受け皿になった部分もありましたが、本来KyotoLOCOはメッセンジャーのためのイベントなのです。規模が拡大するにつれメッセンジャーの交流の場という意味が薄くなるのを懸念します。

特にスタッフやスポンサーとしてメッセンジャーの友人の方々にお世話になった事は心から感謝しておりますが、本来中心にいるべきメッセンジャー達がただの「お客さん」になってしまった事実もあります。メッセンジャーが主体的に何かを始める。これから何かを動かす。そのためにはメッセンジャーが「お客さん」のままではダメなのです。

メッセンジャー業務というものは配送業で何かを生産する仕事ではありません。それにも関わらず、情報やスタイルを発信してきたのがこの仕事に関わる人々のユニークさであったと思います。スタイルが確立され成熟期を迎えたこと、そして世界的な不況のため業務が収縮期に入ったためでしょうか、メッセンジャーの冒険心やパイオニアスピリット、パンクスピリットが失われているように感じます。お金のために仕事をこなし、消費者=「お客さん」としてのみ生きるなら、メッセンジャーはただの「使いっ走り」になってしまいます。

これからの10年をメッセンジャーという業種が有意義であるには、働く人にとって面白いものでありつづけるようにするには、自分達で何かを生み出しつづける必要があるのです。

業種や人種、いろんな垣根を越えた人の繋がりを否定する物ではありません。それは今後ももっと大きくしていくべきですし、そういうイベントはとても素晴らしいと信じます。しかしKyotoLOCOは本来それを目標としていないのです。またあらゆる人を楽しませることが出来るほどの時間も実力もないというのが現実です。 KyotoLOCOとは別にそういったイベントが開催されるのを望みます。付け加えれば、今の状況なら誰でもKyotoLOCO以上の規模で自転車イベントは開催できます。

KyotoLOCOが一度原点に戻ることで、メッセンジャーの意識の向上やイベントのノウハウが蓄積するのは、私たちメッセンジャーがユニークな存在としてし走りつづけるために必要なのです。私たちメッセンジャーが「使いっ走り」ではなくサイクリストでありつづけることで、これからも色々な人と自転車の楽しみを共有していきたいと思います。

KyotoLOCOメインスタッフ一同





KyotoLOCO 2010

KyotoLOCO 2010
日程:2010年10月9日(土)~10日(日)
場所:京都大学西部講堂

KyotoLOCO 2010
9th-10th October





1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>