京一花日記帳 -3ページ目

京一花日記帳

*京都や幕末、日々のことを綴っています。ご訪問ありがとうございます*

昨日は、2015年登り初め、生駒山に登ってきました!
風邪気味でしたが、行ってしまいました。皆さまも、どうか、体調お気をつけて…!

生駒山(いこまやま)は、奈良県生駒市と大阪府東大阪市との県境にある山で、標高は642mだそうです!
京都から電車で一時間半ほどの、大阪は枚岡(ひらおか)駅から、出発です。

枚岡駅は、枚岡神社の真ん前でした。
なで牛ならぬ、なで鹿さんがいらっしゃいました。御祭神さまが、鹿に乗って旅立たれた故事からつくられたそうです。かわいいですね♡



枚岡神社の横に続くハイキング道を少し登ったところに、展望台がありました。
ちょっと登っただけで、もうこんな景色が!
左手奥にうっすら見える一番高いビルが、あの「あべのハルカス」だそうです。



また登って登って…
これは、途中にあった、国道308号線。日本一狭そうな「国道」!



雪が、まだ残っている場所もありつつ、



山頂到着~!ゆっくり登って、2時間半くらいでした。山頂は、奈良県になるそうです。
アメダスと、各テレビ局の放送送信所と、



生駒山上遊園地がありました♪こんなに眺めがいい遊園地は初めて!!
なんと、昭和4年(1929年)開園だそうです。12月~3月は、冬季休園中(ノ_-。)



大阪平野一望ですね!夜景もきれいでしょうね…ありがちなキラキラ



こちらは、京都の方角!私の家は… 見えませんでした(笑)





右奥の「飛行塔」は、日本で一番古いらしい!大型遊具。
戦争中、国内のほとんどの金属は兵器等製造のために回収されましたが、この鉄塔は、戦時中も軍の監視所として使用されたことから、壊されずに残っているもので、とても貴重なのだそうです!

そんなことは一切関係なく、ねこさまもお住まいの遊園地なのでした。






山頂でお弁当を食べて、逗子谷(ずしだに)を下山します。
途中、いくつかお寺に立ち寄りました。こちらは、「興法寺」



平安時代には建立されていたとされ、行基さまや弘法大師(空海)さまもこちらで修行されたそうです。
今では珍しい、神仏が一緒になった状態がきれいに残っているお寺でした。

弘法大師さまが建立されたという「聖天堂」の入り口には、大根…?の紋



中で、温かいお茶とお菓子をいただきました。ありがとうございました…!

帰り道、興法寺への参道には、石仏さまがたっくさんいらっしゃいました。
明治中頃に、「四国八十八カ所霊場巡り」を模して寄進されたそうです。どれも二体一組。
左に大師像、右に四国八十八カ所札所寺院のいろいろなご本尊さまがいらっしゃり、とっても仲良しです。
同じ大師さまでも少しずつお顔が違ったりして、ご挨拶しながら歩くのが楽しかったです。




白瀧白龍王さま。強そうです! お隣には、滝行ができるような霊場がありました。




これは、何の花かな…?




生駒では和漢の薬の加工がさかんで、そのために水車が多く使われてきたそうです。
水車の使用はなくなりましたが、現在も漢方の工場はあり、漢方の香りが漂っていました。




最後に、石切神社上之宮でお参りです。



「御礼池」の、「御礼亀」さまたち






からっぽの巣?の落とし物があったり、



思いがけないご挨拶があったり、





いろんな出会いに、最後までハラハラドキドキの一日でしたありがちなキラキラ