後輩指導 | 一日一歩

一日一歩

2011年9月に口蓋裂の長女さんを出産。
親子の成長の記録と日々のよしなしごとを綴ります。

少し前の話。会社が主催する自己啓発プログラムで、


コーチングスキル研修というものに参加してきました。


職場では若手ながらも在籍期間が上から2番目という立場で、


今後は後輩指導も必要スキルとして求められる年ごろです。


上司から部下に対する指導法が主となる研修だったけど、


上下関係に関わらず、基本的な人とのコミュニケーションで


大切にすべきことを教わりました。



相手の自尊心を大切にする


自尊心・・・人が行動を起こすための、エネルギーの源


業務上で相手を褒める(叱る)ときは決して人格に踏み込んだ


言い方をしてはいけない。すぐその場で具体的な表現で


褒める(叱る)べし。


 良い例:この資料、グラフの使い方も効果的でとても分かりやすく


 まとまっているね。


 良くない例:資料ありがとうね。君は何でも要領よくできて助かるよ。


→一見褒めているようでも、実は相当な時間と労力をかけて作った


資料だった場合、相手は自分の事を分かってもらえず、努力が


きちんと認められていないのではないかという気持になってしまう。



 良い例:今月に入って3度目の遅刻だけど、どうしたの?


 良くない例:最近遅刻ばかりして、少したるんでるんじゃないの?


→何か心配事やトラブルがあって遅刻に結びついていたと


しても、後者のような聞き方をしてしまうと心の扉を閉ざされて


しまい問題解決にいたらない可能性が高い。



ほかにもたくさんの事を学びましたが、褒めるときにも


表現に配慮をする必要がある、という点は再認識した部分でした。


自分は褒めているつもりでも相手にとって捉え方は様々なので


一つ一つの発言に気をつけようと思いました。



そう言われると、私は仕事上で取引先様から「お若いですね」と


言われるといつも少し不快な気分になります。


相手の方は純粋に他意なく言われているのですが、仕事の場面では


「年齢は関係ないのではないですか」という気持ちになります。



自己啓発なので、土曜日(お休みの日)に無給で参加する研修です。


休みの日まで会社には行きたくないな~、という気持ちもあるけれど、


外部講師をお招きした研修を無料で受けられるのはやっぱり魅力。


とても有意義な土曜日でした。