■ 酒巻明子『キャバクラ嬢の作法』を読む




■ 酒巻明子『キャバクラ嬢の作法』要旨


・お客様のニーズを知る

・お客さまはキャバ嬢の「心」にお金を払う。

・「癒されたい」は、「モテたい」「特別扱いされたい」ということ。


・褒める、喜ぶ、味方になる。

・「俺に気があるんじゃないか？」と思わせるのがプロ。

・口説き文句は本気にしない。

・自分のシナリオをつくる。

・誘いを断るときは「行きたいけど行けない」

・会話もメールも相手を巻き込む。

・お客さまはメールが届くだけで喜んでいる。

・チームプレイを心がける。

・喜ばれるまで仕事をする。

・「ありがとう」と感謝されるキャバ嬢になる。



※コメント
営業は、なんといっても数が勝負。
お客様の連絡先をできるだけ集めることが重要だ。
断れても、多くメールを送ったほうがよい。


■キャバ嬢の顧客管理術





キャストが売上を伸ばすには３つの方法がある。

１．指名を増やす
２．同伴出勤を増やす
３．ボトルバックやドリンクバックを増やす

という３つの方法だ。
いうなれば、これらを徹底的にやるに限る。

そのためには、極め細かな顧客管理台帳をつくり、お客さんを覚えよう。

難しいことはない。
お客さんと話したことなどをメモして、情報を蓄えて置けばよい。


■キャバ嬢の顧客管理台帳に書くべきこと


★最低限チェックすること

・どのくらいの間隔で来店するか（来店サイクル）

・何曜日に来店するのか

・来店した際、どのくらい遊ぶか（時間・予算）

・だいたい何時くらいに来店するか

・支払いは自腹か経費か

★顧客基本台帳に書くこと

１．名前

２．愛称

３．外見

４．初来店日

５．初指名日

６．生年月日

７．連絡先電話番号

８．連絡先メールアドレス

９．仕事内容


★個別情報も加えよう

１．血液型

２．既婚・独身

３．出身地

４．連絡可能な時間

５．飲み物

６．来店不可能な日

７．ほかのキャバクラに行っているか？

８．趣味（好きな音楽や映画のジャンルなども詳細に）

９．好きなブランド

１０．支払い方法

１１．一緒に来るメンバー



以上。

これくらいメモしていれば怖いものはない。
最初は、大変かもしれないが徐々になれてくる。
結果がでてくれば、メモが楽しくなる。


[参考文献『キャバクラの教科書Gold』]




■『キャバクラの教科書：上級編』に学ぶ上級キャストの条件




『キャバクラの教科書：：上級編』は、上級キャストがいかに行動しているかを教えてくれる。
とても参考になるので紹介したい。


■『キャバクラの教科書：上級編』に学ぶ上級キャスト１０の条件



・自分自身と自分の生き方すべてが商品力であることを自覚している。

・自分のお客さんはすべて「特別な人」であると考えている。

・人生と仕事に明確な目標を持っている。

・規則正しい生活を確立している。


・健康に注意している。

・読書の習慣を持っている。
新聞にも目を通し、映画や音楽にもよく通じている。
言葉と心を磨いている。


・同僚のキャストやスタッフ、店長とよい信頼関係を作っている。

・接客はいつも明るく、笑顔でしている。

・会話では、お客さんの喜ぶポイントをつかむことができている。

・自分に自信と誇りを持ち、決してあきらめない生き方をしている。



※コメント
やはり話題の豊富なキャストはモテる。
面白い話をキャッチボールするには、いろいろ遊び、体験し、珍しいところへ出かけよう。

■アンソニー・ロビンス『一瞬で自分を変える法』を学ぶ






世界のトップリーダーたちが教えを請うコミュニケーションのプロが存在する。
彼の名前をアンソニー・ロビンスと呼ぶ。


国際的なビジネスリーダーや大統領、スポーツ選手はなぜ、彼のアドバイスを尊重するのか。
その謎に迫ってみたい。

ロビンス氏の著書『一瞬で自分を変える法』からキャバ嬢が一瞬でお客さんと仲良くなる秘密を探りたい。




■アンソニー・ロビンス『一瞬で自分を変える法』の注目すべきポイント




・現代の最大の力は、専門知識だ


・成功を手にするためには行動が不可欠だ


・人生の質は、コミュニケーションの質だ

・大物たちは、コミュニケーションで世界を変えた


・情熱は元気の源であり、あらゆるものに意味を与えてくれる


・「信念」こそ魔法の力だ


・人の成功例を真似るのは、「学習の基本」


・「たった一人の信念を持った人間は、利害関係しかない９９人の人間に匹敵する」
→ジョン・ミル（イギリスの哲学者）


・「できると思うからできるのだ」
→ウェルギリウス（ローマの詩人）


・どんな結果にも潔く責任をとること

・細かいことより、本質をつかめ


・人材こそが最大の資源である

・成功の裏には「努力の歴史」がある

・自分に都合のいいことだけ「臨場感たっぷり」に想像せよ

・強くなりたければ「強いふり」をせよ

・疲れた時こそ、胸を張る


・「行動」とは、精神状態の結果に他ならない


・一貫性を持つことは、人間力を引き出す重要な鍵になる


・ラポールを築くための秘訣は「柔軟性」である


※コメント
相手に合わせた話題を豊富に持つと臨機応変に、お客さんと仲良くなれる。
多くのお客さんと仲良くなり、この熱い夏を乗り切ってほしい。