地元公立中学校の文化祭に行って来ましたニコニコ

みんな同じ黒い制服に包まれて
同じような髪型で

同じ靴下で
同じ上靴デス!

(当たり前ですねグラサン)






オーストラリアから日本にきた子を
サポートしていたことがあったけど
その時に制服のこと
ピアスはだめ、腕時計もだめ、
髪型はこうでと通訳したら

すんごい怒ってた(笑)


なんで???
って。


その頃のわたしは、
何でとか言わないで。
こういうもんなんだから、
これが日本のルールです。


郷に入っては、郷に従う!って言葉があるのだぃ、ぐらいに想っていた
おバカさんでした照れ



でも、今は学校のあの集団の中にはいると
うっ!と違和感を感じるようになりました。


会社の制服などはそうでもないけど

中学生は違和感タラー



きっと、見た目がうんぬんではなくて、

なかに持っている
はじけんばかりの
エネルギー

熱くて
とまどっていて
葛藤があって
自分とは?って模索していて
愛されたい
絆や信頼を得たい
と想っていて

そういうものを抱える
躍動的なエネルギーに

あの制服と学校独特の制圧感が
合わないのでしょうね。


だから違和感名のかも。

           ✳✳✳

午前は合唱発表の部。


その場にいて観ていると、
やっぱり今までの価値観が
むくむくと沸き上がってくる。


みんなの前で堂々と
指揮者ができる子
みんなをまとめれる子


人前で緊張するなか
美しいピアノを
奏でられる子


大きな口を開けて
表現豊かに
歌を歌える子


素晴らしいなぁハート


逆にわが子が
できてないと

ちょっと、がっかりしたり。


そして、

あの子はビアノも上手だけど
頭もいいらしいよぉー

○×学園(有名進学塾)でトップクラスらしいよ~(そして顔もかわいい)


とかとか
噂ばなしを聞くと


すごいなぁ。
立派だなぁ。
できるんだなぁ。


って、
他のお子さんたちのすごさを
感じて

ちょっと羨ましく

どうやって育てると
そんな風に育つのかな。

私の育て方が
なにか足りないのかな?


と想ってみたり
無意識にしてました。


やっぱり、わたしは
いわゆる優等生タイプだから

(タイプなだけで、それを目指してるだけで、決して優等生な訳じゃない)

そういう価値観が染み込んでるんだろうね。


違うよね。
そればっかりじゃないよね。


それは、それで
素晴らしいことだと想う。


ビアノが好きで
それが自分の中からわき出てくる
美しさの表現

歌もみんなで心を合わせて
声をだして
ひとつの曲を表現していく


一生懸命練習して
努力して
やり遂げるエネルギーは
見てるものの心を打つよ


でも、歌や演奏が上手
人前で堂々とできる
頑張れる
努力できる


それだけが
すごい子
素晴らしい子
成功してる子
人格が素晴らしい子


な訳ではないんじゃない??


今ではそんな風に考えるようになってきたけど、やっぱりまだまだ
染み込んでる、前述した価値観が
完全には拭い去れない。


それに当てはまるように
一生懸命頑張ってきたんだもん。


それができないと
あ~私ってダメなんだって
劣等感だったもん。

下手なら努力して
上手くならなきゃ!

そうやって、頑張ってきたんだもん。



でも、その結果うまくできたり
誉められたり
親も嬉しそうにしてくれたり
すごいねって
友達に言われたら

嬉しくて
自信になって



そんな基準をもって
生きてきたから

まだ染み付いてる。


でも、本来はそういうものじゃなくて

音楽は楽しむもの

合唱は一人ではできない
響きあいやハーモニーを
感じることから得る
喜びとか
感動とか


でも学校にいると
それが評価の対象であり
その子がすごいのか
できる子なのか

その判断にもなっちゃうんだよね。
もちろん、すべてではないけどね。


音痴だっていいじゃない
音楽じゃなくても
他の方法で
何かを表現できればいいじゃない


上手じゃなくても
みんなで楽しめればいいじゃない


みんなでいるのが苦手で
ひとりが居心地いいならば
合唱より
ひとりカラオケや
部屋で鼻唄のが楽しいし


それはそれでそうなんだね、
って言うだけで。



伴奏はたまたまピアノなだけで
ギターがものすごく上手な子もいるし。

何で、ピアノなんだろね?って
そもそも誰も疑問には想わない。


音楽が好きなこたちはイキイキし、
苦手なこたちは苦痛と我慢しかない。

でも全員参加は当たり前だよね。


私のなかで
『あの子はすごいなぁ。』って
感じてるのがどんなことなのか

今、変化の最中ではあるけど

ちょっとリトマス試的な
文化祭でもありました。


ちなみに午後は
我こそは~というエントリーによるパフォーマンス部門!

こちらは、個性たっぷり
すべて自分達で考え
創りあげたもので
素晴らしくて
楽しませてくれる時間です。

自分達の時にはなかった
こういう部門ができたってことは
少しずつでも
個人の個性や
才能や創造性を
伸ばそうという考えが出てきているのかな。

もっともっと
そうなっていったらいいなと
わたしは考えてます。


みんな存在そのものが
大切に輝いていられるようにチュー