変形性股関節症の人工関節記録

変形性股関節症の人工関節記録

腰痛と変形性股関節症に罹っていますが、それ以外にも私が気になっていることを記事に書いています。

最近雪が多いですね
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皆様こんばんは。

※ちなみにこちらの記事は再掲載です

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ブログを始めてから色々な方の記事を拝見させて頂いておりますが、その中で分かったことの一つは「乳癌と一口に言っても種類が沢山ある」ということです。
これはピンクリボン運動を始めた当初は分からなかったことです。

そこで、今日は乳癌の種類について改めて調べましたのでどうぞご覧下さい。


1.乳頭腺管がん
乳頭腺管がんとは、きのこ状に発育するがんで、乳がん全体の約20%がこのタイプです。文化度は高文化型、すなわち正常細胞に近い顔つき  (顕微鏡でがん細胞を見た時の様相のこと)  をしていて、リンパ節転移の確率も低く、予後も良好です。

2.充実線管がん
充実線管がんとは腺啌  (管の通り道)  が不明瞭な小さな腺管の中身を押し広げるように増殖するがんで、乳がん全体の約20%を占めています。顔つきや、予後の悪性度は中程度とされています。

3.硬がん
硬がんとは、乳管の外側に砂をバラバラと撒き散らしたように発育するがんで乳がん全体の40%がこのタイプです。特殊型を除けば最も悪性です。

4.特殊型
乳がんの「特殊型」といい、今までに書いてきた標準型とは異なるものです。これら標準型とは異なる特殊型は10種類ほどあります。例えば、粘液を多量に含む粘液がん、乳腺炎と間違われることが多い炎症性乳がんなどですが、滅多にありません。

5.炎症性乳がん
炎症性乳がんとは、乳房が真っ赤に腫れてしまい、昔は「手術出来ない」と言われていました。抗がん剤と放射線で治療していましたが、5年以内に再発する確率がたか、難しいがんだったのです。しかし、最近では抗がん剤の進歩で、手術できる例も増えています。

6.非浸潤がん
非浸潤がんは、がん細胞が乳管や腺葉の中に留まっている状態のがんです。

7.浸潤がん
浸潤がんは、非浸潤がんから病状がやや進んだ状態の乳がんです。
がんの場所によって種類が異なり、一般型と特殊型に分類されています。

8.乳房パジェット病
乳頭に湿疹のような  "びらん"  ができる乳がんです。
非常に稀  (まれ)  な乳がんで、統計では乳がん全体の1%未満と言われています。
乳頭や乳輪にできた湿疹がいつまで経っても治らない場合には、乳房パジェット病の可能性もあるので、皮膚科の医師に相談しましょう。

9.粘液がん
粘液がんは、粘液を生産するという特徴のある乳がんです。
がん全体からみると、粘液がんは  "おとなしいがん"  に分類されます。
特殊型とは言っても特別な治療方法を行うわけではなく、一般型浸潤がん同様に手術・放射線治療・薬物療法などの治療方法が一般的です。

10.浸潤性小葉がん
浸潤性小葉は、特別型浸潤がんの中でも発生率の高いがんです。
転移方式が他の乳がんと異なり、通常の乳がんとは異なった場所に転移するという特徴があります。

11.乳腺葉状腫瘍
※大変お手数ですが、昨年の1月13日に僕が掲載した記事をご覧下さい。




これからも皆様が健康に過ごされることを願っております。