こんばんは。
今日は雨ですね。
こんな日は『部屋干しトップ』のありがたさを痛感する次第なのであります(笑)。
…さて、本題。
今日のテーマは『HR 56号問題について』です。
9月10日現在、
今シーズン、東京ヤクルトスワローズ(以下ヤクルト)のウラディミール・バレンティン選手が打ったホームラン数が54本。
あと1本で日本タイ記録。
あと2本で日本新記録。
残り試合数は21試合。
残り試合数からすると、十分に達成可能な数字ですが…?
過去、日本記録に挑戦した外国人達は、悉く他球団からの“四球攻め”に遭い、タイ記録までで止まってしまいました。
1985年のランディ・バース、
2001年のタフィ・ローズ、
そして2002年のアレックス・カブレラ。
毎回繰り返される光景に、常に故意かどうかが注目されていますが、
過去にも「王さんの記録を(いつか国に帰ってしまう外国人に)破られるわけにはいかない」と、公然と発言した(四球攻めを指示した?)コーチもいました。
日本人OBや関係者の中に、上の発言をしたコーチのような考えを持っている人が少なからずいることは確かでしょう。
3年前、阪神のマット・マートン外野手が、オリックス(当時)のイチロー外野手(現ヤンキース=MLB)の年間最多安打記録を更新したときには、妨害四球があったとは記憶していませんし、
上記のような発言をした人もおらず、むしろ賞賛ムードに包まれていたように思います。
では、なぜHRのときだけ、このような“妨害狂想曲”が起こってしまうのか?
それは、「王さんの記録」が生まれた時代背景があるのではないか…と、ぼくは考えています。
「世界の王」こと王貞治選手が、55本のホームランを放ったのが、1964年。
翌1965年から、かの有名な巨人の「V9時代」が始まります。
1964年といえば、日本は戦後復興から続く『高度経済成長期』のさなかにありました。
そして、奇しくも「前回の東京オリンピック」が行われた年でもあります。
高度経済成長に、「オリンピック効果」も加わり、まさに「日本が1番元気のあった時期」に生まれた記録とも言えます。
そういった時代の中で生まれた「王貞治の55本」という記録。
記録だけではなく、その記録に「素晴らしかったあの時代」をオーバーラップさせて見ている、だからこそ不朽の記録としておきたい、と思っている人たちも多いのかもしれません。
だからこそ「王貞治の55本」は、記録以上に日本人の心に深く刻まれて離れない、離したくない記録なのかもしれません、というかきっとそうなんだろうと思います。
…実際ぼくも、破れる選手が出てこないのならば、それはそれでもいいという思いもあります。
でも、記録はいつか破られる。
そして、記録は破られても、破られて記録が色褪せることはない。
王さんのホームランが穢されるわけでもないし、
あの頃の元気な時代が否定されるわけでもない。
そして、また、56本、57本を越えるホームランを打てる日本人選手は、この先また絶対に現れる…
そう信じて、新しい大きな記録の誕生を心待ちにしながら、大記録が生まれたときには、
心の底から興奮し、祝福したいと思っています。
…さて、バレンティンの挑戦やいかに?!!
どうもはじめまして。
昨日から始めました。野球サッカーその他エンタメ時事問題など,興味を引かれたものについて書いていこうと思います(たまには日常も)。
さて,とりあえずヤフーニュースで気になったこの話題からスタートしますかね。
虎・マートン退団危機!来季年俸4億円以上要求
http://www.sanspo.com/baseball/news/20130910/tig13091010010011-n3.html
「時期的に2020の東京オリンピックだろ!」という突っ込みは受け付けません(笑)。
我が愛しのタイガースの「レジェンド級助っ人」(実際にシーズン最多安打日本記録保持者ですから,球界的に見てもレジェンドなんですが・・・)マット・マートンが退団危機!
いちファンからすれば,
「絶対残留させい!」
といいたいところ。
ですがそこは,外国人選手の扱いの下手さには伝統的に定評のある阪神フロント(笑)。
オマリー,バース,などなど“前科”も豊富ですから,ないとは言い切れません。
そして,代わりに連れてくる外人がそろってダメダメ・・・なんてのは,昔っから阪神の専売特許みたいなもんです。
個人的にはとっても好きな選手ですので,何とか来年もいてほしい…ってかいてもらわんと困る!!
ただでさえ明るい話題のない最近の阪神。
先週末の甲子園での対巨人天王山でも,ただただ力の差を見せ付けられただけでした。
来季の巻き返しに向けても,必要不可欠なマートンさん。
ぜひ残留していただきたい!!