こんにちは。
片付けコンサルタント
八木幸子です。
先日お伺いしたお客様Ｆさま宅
ビフォー
ちょっと変わった押入れです。
中板がＬ字に加工されてます。
右側上部に枕棚。
中板が削られていることによって
収納力は落ちます。
でも、この押入れ
押入れ収納の弱点を実に上手く
考慮されているものだと思います
奥行きも深く、大容量なので
なんでも詰め込みたくなる押入れ。
奥に入れたものは
何が入っているのか分からず
取り出すのも一苦労になります。
でも、見て下さいこれ
奥のものも手前のものも
一目で見渡せるんです
収納量が半分におちても、
死蔵品を作らないすべてのものが
生かせる状態になります。
アフター
こんな感じにしてみました。
スーツケースと扇風機は縦収納。
食器棚でよく使う手ですが
同じ種類のものは縦に並べる。
カラ―ボックスを入れて
「めったに必要ないけど取っておきたい本類」を収納
手前には紙袋や帽子など動きのあるモノ
下段の奥には子供の学校時代の思い出の品を。
こちらは量がたくさんありましたから
お子さんと相談されて厳選されるといいですね。
押入れに足を一歩踏み入れれば
どこに何があるのか分かる。
たぶんこのサイズの押入れ
でしかできないでしょうけど
中板をＬ字にするという
画期的かつ潔い作り方・・・
誰が設計したんでしょう？
押入れ収納に悩んだ人かしら？
収納力じゃなくて
「探すこと」
「取り出すこと」
を最優先した素晴らしい設計に脱帽です