10/14・15と有明で行われた「子育て支援センター全国セミナー2015」で、「時代の潮流、ITが変える新時代の子育て支援環境を考える」というタイトルで講演をしてきました。
弊社が保育園向けのシステムを扱っている関係で、この業界の方にはお世話になることが増え、ITでの想いを伝えているうちに、保育関係者700名以上が全国から集まるこの場でのありがたい機会を頂く事ができまた。
人口減少による経済縮小が避けられない日本、その中でも子育て支援事業にITは欠かせないものとして、どうあるべきなのかといったことを実例を含めて1時間ほどでしたがお話ししました。
インターネットによるインフォーマルな情報及び相談窓口などは、親に対して不安解消の一部をになっており、気軽な情報源、窓口としての役割をしっかり果たしている。
また、
母親を取り巻く環境の変化
大正から昭和初期:主婦と家事使用人によってまかなわれる
戦後:家事使用人の減少、兄弟による親族間の育児ネットワークの維持
高度経済成長期:同じ年頃を持つ子育て仲間によって構成されるようになる。
の中で、核家族化が進み、親族からの援助も期待できないとなると、ますますこうした社会的及び地域的なサポート体制が必要となり、ITについては、それらを支えるツールとしての役割を担っていくであろう。
総務省「スマート・ジャパンICT戦略」の一端としても着目される分野である。