前作に続き、 ミュージックガンガン!2の方にもこのたび参加させて頂いております。

2の方は前作からイメージも一転、かなりクールな感じの筐体になってらっしゃいます!

公式ページはコチラ
kuracci ブログ

前作で提供させて頂いた「MUSIC☆STAR」「SilentMUSE」他クラシック多数 などはもちろん、
今回新たに制作した曲として「景色、雪月花」という曲がありますので、
ゼヒゼヒ遊んでみてください☆

そしてこの曲はなななんと、kuracciの名が曲選択画面でクレジットされているらしい?!

今までは「MGGオリジナル」としてクレジットされていたため誰が作っているのかというのは
あまり公ではなかったのですが、今回はちょっと違います。
曲選択画面を要チェック!

さらにこの曲、すでにitunes storeやミクモバ他、各所で配信されてます ので、購入も可能です。
和風でロックなカッコイイ感じ(自分でいうな)なので聴いてみて頂けると幸いです。

クリプトンさんから配信の、ゲームの初音ミク曲縛りなアルバムなので、
前作で担当した「MUSIC☆STAR」やmiko様とコラボした「SilentMUSE」なども入っています。

「MUSIC☆STAR」に関してはロックバージョンも新たに収録されています。
オリジナルアレンジはちょっとユーロテイストをイメージしていたんですが、
ロックアレンジの方も個人的には気に入っています(ギター弾いてて楽しかった)

クラシックではあのショパンの「革命」のアレンジバージョンを制作しました!
個人的にクラシック曲の中でも1,2を争うほど好きな曲なので、
かなり趣味の感覚で作らせて頂きました。

クラシック曲とはいえガンガンにkuracci超速弾きギターが炸裂しておりますので、
ギターの方もよければ聴いてみてください。

ギター炸裂といえば、ミューガン1の方から超カノンにて
同じくゴリゴリ弾きまくってますので、そちらもオススメです。

こちらもitunesの方でも配信されております のでよろしくお願いします。

実は「ジュピター」「おもちゃの兵隊のマーチ」「白鳥の湖」なんかもkuracciアレンジです。

ジュピターは和風、おもちゃ~はポップ、白鳥~はトランス、といった具合にそれぞれ全く違うアレンジで制作してますので違った面白さがあると思います。


これだけ言っときながら実は2の方はまだプレイできていない(おい)ので、
早くプレイしに行きたいこの頃です。。。(忙しくてなかなかいけないのですよ;)

実際にやってみた際にはレポを綴りたいと思いますのでお楽しみに!

ipodの存在が

音楽業界を壊してしまったように思います。

こんなに便利なツールがなぜ?と思われるかもしれません。


ぼくは一応20台後半なのですが、
幼いころからレコード→カセットテープ→CD→MD→ipod・・・

というように様々なメディアで音楽を楽しむ変遷を辿ってきた世代です。

カセットテープが音楽業界およびCDが売れる仕組みを崩壊させなかった理由として、やはり

・音質の劣化
・録音のめんどくささ
・早送り、巻き戻し など、曲の移動にすごく時間がかかる

いろんな面において、アナログであるカセットテープは大本であるCDに劣っていました。

だからこそやはり好きな作品はCDでほしい、という購買意欲を損なわせるにはいたりませんでした。

そしてかなりCDの存在意義を危うくさせたMDの登場。
カセットテープと違い、音質の劣化も少ない、曲の移動の不自由さも改善
など、ほんとにMDは重宝しました。
デジタルな媒体だけに、CDの売り上げに影響を与えるには十分なメディアだったと思います。
(実際自分も、音質が変わらないならレンタルで安く借りてMDに落としてしまえばいいという発想もありました)

しかし、MDにはCDの尊厳を最大に保持しうる制限がありました。それは・・・・・

・CD→MDへのデジタルコピーはできるが、MD→MDのコピーは不可能

厳密にはアナログ経由のコピーは可能ですが、
これはCDと比べ明らかに音質を劣化させてしまう手法でした。

つまり、音質を劣化させないコピーは一度きりという制限があったのです。

また、CD→MDへの録音の際にも音源と同じだけの時間がかかる

という時間的な不自由さはカセットテープから改善されてはいませんでした。

なので、MD普及時のCDの需要はそれほど減少してはいなかったのです。

ここで、とうとうipodが登場します。

ipod および mp3プレイヤーの出現はカセットやMDのクリアできなかった点、

・音質の劣化
・曲の移動の速さ
・録音時間の長さ

という問題を解決してしまうとともに、ついに最大のもろ刃の刃になりうる機能を実現してしまいました。
それは

・音質を劣化させずにいくらでも複製が可能

という点です。

まさにこれこそが今の音楽業界を震撼させてしまった最大の要因であると思います。

音質に影響を与えることなく無制限に複製が可能となってしまった音楽データは、
ファイルの無断アップロード、ダウンロード、ファイル共有ソフト、ニコニコ動画やyoutubeからのmp3の抜き取り

など、いくらでも音源がタダ同然で手に入る無法地帯を生み出してしまいました。

当然、わざわざCDで買ってまで音楽を手に入れるのはアホらしい、
音楽にお金を払うのは馬鹿馬鹿しい

といった、ユーザー間の暗黙の了解ともいえる文化を派生させました。

今年の年間CD売り上げランキングを見ると、まさにその風潮が顕著に現れています。

1位:AKB48
2位:AKB48
3位:嵐
4位:嵐
5位:AKB48
6位:嵐
7位:嵐
8位:AKB48
9位:嵐
10位:嵐

これは、完全にCDセールスの仕組みが崩壊している証明でもあると思います。

アイドルに限り、主目的は音源そのものではなくパッケージとなる傾向が強いため、
CD売り上げに与える影響は少ないものです。
アイドルのファンというのは保管用・観賞用、など一人で複数枚購入することも少なくないので、
この数字は至って納得のいくものというわけです。

逆に、純粋に音源だけほしい、聴きたいといった需要には、今のCDというパッケージの形では
全く答えられるものではなくなっているのではないでしょうか。

今年度、ミスターチルドレンはパッケージとしてのCDシングルを一度もリリースしませんでした。

・映画『私は貝になりたい』の主題歌『花の匂い』→着うた限定

・ワンピースの主題歌として大反響を呼んだ『fanfare』→着うた限定

・ドコモのCMソングとして話題だった『365日』→発売せず

・ドキュメンタリー映画でのテーマソングであった『forever』→発売せず

・ラジオ限定でオンエアし話題を呼んだ『ロックンロールは生きている→ラジオ限定で発売せず

一部着うたで配信はしてくれているものの、
私のように音楽を一切着うたでは使用せず、携帯プレイヤー(ipod)でのみ楽しむリスナーにとって
この状況は非常に歯がゆいものでした。

結果、待ってましたといわんばかりに上記全ての正規音源を含むアルバム『SENCE』の発売では
問答無用に購入を決めるリスナーが続出、発売前にもかかわらず予約で100万枚を突破、

今年最も売れたCDアルバムの座に君臨しました。

その意味ではミスターチルドレンの戦略は、今のミュージックシーンでもCDが売れる数少ない手法であり、
ある意味での現音楽業界への挑戦でもあったのではないかと思っています。

たしかにアルバムに全て収録してくれたのはありがたかったのですが、小出しにされてる上に
ちゃんとした音源がリアルタイムで聴くことができないというのはやはり
ファンにとって望めるところではない気がします。

CDで音楽を買うのか
itunesストアで買うのか
着うたとしてダウンロードするのか
その他ダウンロードサイトで購入するのか
違法ダウンロードでタダで手に入れるのか

音楽の販売ルートが確立していない現在、音楽業界を不況にさせるがゆえに
いいアーティストや楽曲も世に出てこれない状況を生み出しています。

このままこの無法地帯にピリオドを打つことができなければ
音楽恐慌ともいえる状況はまだまだ続くのではないでしょうか。

作業用BGM、というのをあまり活用できてません。

というか、音楽を聴きながら作業というものができないんです。


たぶん至極単純な、何も考えずにできる作業とかなら聞きながら作業ができるんでしょうけど、
少しでも考える作業をするときはもうだめです。

なぜかというと、基本的に音楽を垂れ流しにするのが苦手で、
どうしても聴き入ってしまうから。

作業する手が止まり、耳に全神経を集中してしまうんですね。

ひどいときには、各楽器をパートごとに分解し、分析までし始めてしまいます。

どういう楽器構成のアレンジなんだろうとか、転調した後はどうやって元の調に戻っているんだろうとか・・。


そんななので、とても何かをしながら音楽を聴くことができない。

かといって、何もしていない時間というのは一日の中ですごく少ないので、
純粋に音楽だけ聴く時間というのもなかなか持てない。

そんなわけで、音楽が好きであればあるほど音楽を聴けないというパラドックスに陥っています。

じゃああまり気にならないような、好きじゃない音楽を作業用BGMにすればいいではないか、
と思われるかも知れないですが、そもそも好きじゃない音楽を聴くぐらいなら
無音の方がよほど作業に集中できると思うのです。


作業用BGMをノリノリで聴きながらバリバリ仕事をこなしている人が俄かに理解できない今日この頃なのでした。