【行った国々の話 スペイン⑥】

まだまだあるぞセゴビアの魅力

~素敵ポイント④ テンプル騎士団の基地~

その名をラ・ベラ・クルス教会といいます。
テンプル騎士団というのは中世で活躍した騎士修道会で、
歴史を全然知らなくてもその厨二的な響きにテンションは上がります。
荒野にポツンとたたずむ姿にそこはかとなく物語性を感じるぜ!(にわかコメント)

~素敵ポイント⑤ 伝説の宿「ホテル ドン・フェリペ」~

スペインで一番おいしいクロワッサンが出てきたホテル、
ドン・フェリペ(http://www.hoteldonfelipe.es/)
ヨーロッパ特有の硬いパンにより口内がザクザクに攻撃されていたそらるさん曰く
「スペインイチうまい」とのこと。
マジで美味しかったので、その後違う国に行ってクロワッサンを食べても、
「ドンフェリで食ったヤツより美味いか否か」の「ドンフェリ基準」までもが生まれた場所でした。

訪れたのがそもそも2月という事で観光客があまりいなかったセゴビア。
ツアーじゃ日帰りが主流らしく、日が落ちてからはますます人がいなくなる、
暖を求めてはかぶりつく豚の丸焼きに冒険を感じる街でした。


【続く】
首絞め強盗の魔の手を避けてマドリッドから新幹線で1時間程の距離にあるセゴビアにたどり着きました。

セゴビアというのは日本でいうと奈良みたいなポジションの街で、京都ほど華やかではない物の、歴史と渋さを感じるステキな場所であります。

~素敵ポイント① 水道橋~
セゴビアには世界遺産の水道橋があります。なんだ水道橋かよと思う方も多いかもしれませんがこの水道橋、なんと紀元前1世紀にローマよって建てられたものです。
信じられますかね、紀元前1世って2100年前ですよ?日本は弥生時代ですよ?『稲作ウェーイw高床式倉庫ウェーイw』の時代ですよ、古代ローマの技術ヤバすぎです本当。

~素敵ポイント② お城~
ヨーロッパといえばお城です。
セゴビアの城はなんと白雪姫の城のモデルになったまさに日本人のイメージするお城です。
とはいえこのお城はどちらかというと要塞的な立ち位置が強くて、メルヘンとは無関係の鎧兜がたくさん場内にある感じでした。

~素敵ポイント③ 名物は子豚の丸焼き~
こういう分かりやすい名物料理っていいよね。
来たぞ~って気持ちに拍車をかけるもの。


【続く】
メザマ氏は軍隊出身の老人であり、規律に対しての厳格な姿勢や有無を言わさぬ実行力により他の政治家とは異なる雰囲気を纏う男です。
そんな彼が何故、誰からも好かれる大らかな性格のモーニング氏を政治の世界に引き入れたのでしょうか?答えは明白、その要素こそメザマ氏に足りない物だったからです。
氏の実行力は確かに評価されてはいましたが、彼が自身の夢、すなわちオハヨウ州知事としての地位を得る為には人々の心に訴えかける能力を明らかに欠いていました。
メザマ氏はモーニング氏を自陣に引き入れる事で、その野望への基礎を盤石なものとしたのです。

一方、オヤスミ州の政治家であったニドネ氏はメザマ氏と同世代の人物でしたが、彼とは対照的にその人懐っこい笑顔と慈善事業への多額の寄付により、民衆から好ましいリーダーとしての支持を集めていました。
ですがその表向きの姿とは裏腹に、彼は人の怠惰な心につけこむ能力を有し、裏では複数の闇市を束ねる存在だったのです。ニドネ氏はイブニング氏に自らと似た闇の力を感じ、彼を育てる事で、裏社会での影響力をより強くしようと考えたのです。

【続く】