入院したときは、抗がん剤の副作用で、よくなればもとの生活がまた始まると思っていました。

しかし、その認識は少し違うようで、その乖離にまだ納得が行っていません。

①退院後はまず在宅ケアのクリニックと契約(契約と言う言葉はありませんでしたが)し、その後は月に2回の往診を受けなければいけない。
何か体調不良があれば、ちょっとした風邪でも往診します。自分から病院に行かなくてもよいです。
抗生剤の点滴なども朝晩二回必要ということになれば、看護師がきます。
という内容。

②自宅から近い総合病院の緩和ケア外来を受診してください。医療連携で連絡をとりあってますから。どこか希望はありますか。

③今週中に在宅酸素療法の酸素器具の設置に自宅に業者さんがいきます。

回りからどんどん話が私を重病人扱いになり、自分の社会人としてのアイデンティティーが一挙に寝た切り老人(認知症の方々)のようなカテゴリーに無理矢理移されていくような違和感。

退院したら辞表かいて家にじっとしてろってことなの?
自分の引き際は自分に任せられてないの?
私は、一年後にはもういないっていう予定が組まれているわけ?

とちょっと混乱してます。

今年度いっぱい責任果たして、休職ってことになったりするのかなと漠然と思ってはいましたけど。

何だか自己決定が後回しにされているような気分です。