あるシステム屋のひとりごと -39ページ目

起業する(2-1:会社の枠組みを決める)

今回は、起業準備の流れです。
 !!
あくまでも小さな株式会社を作ることが目的なので、それ以外の会社を作ることは全く考慮していません。

はじめに設立するのは誰なのか、会社名や事業目的は何なのかといった会社の枠
組みを決めます。

小さな会社の場合、設立者は自分自信になると思いますし、独立を考えるぐらいです
から、事業目的はある程度明確になっていると思いますが、これらはあとで作成する
定款」にも関わってくるので、熟考する必要があります。

定款作成までに決めておく必要がある会社の枠組み

 ①発起人の決定
 ②会社名(商号)の決定
 ③事業目的の決定
 ④資本金の額
 ⑤発行可能株式総数
 ⑥株式発行価格
 ⑦設立時の発行株数
 ⑧設立時の株主
 ⑨決算期
 ⑩決算公告の方法
 ⑪本店所在地
 ⑫会社の意思決定の方法

それぞれについての説明は、次回以降順次行います。

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起業する(1:会社の種類)

起業するにあたり、「個人事業」にするのか「法人」にするのかという大きな選択肢が
あります。

私の場合、「個人事業」でも良かったのですが、中堅クラス以上の企業や自治体から
の仕事を受けるかもしれないという皮算用(;^_^Aと、法人化したほうが金融機関から
の融資が引き出しやすいという、根拠の無いうわさを信じて法人化することにしまし
た。

ちなみに、中堅クラス以上の企業に対して「個人事業主」が新規に口座開設するの
は余程のコネでもない限り、かなり難しいようです。
 ひらめき電球一般的な企業のリスクヘッジの考え方として、個人事業よりも法人の方が信用があるという考えが
    根底にあります。

で、どんな形態の法人にするかなのですが、会社には、大きく「株式会社」「合名会
」「合資会社」「合同会社」の4種類があります(多分)。

  
会社の種類
社員構成 出資者の責任
株式会社 1名以上の有限責任社員 有限責任
合名会社 1名以上の有限責任社員 無限責任
合資会社 1名以上の無限責任社員と
1名以上の有限責任社員
無限責任と有限責任
合同会社 1名以上の無限責任社員 無限責任
 ひらめき電球その他にLLPという組合形式の事業形態もありますが、これは会社ではなく、組合になります。
    細かい違いについては調べていないのでなんとも・・・。

ちなみに「株式会社」以外は、出資者が無限責任を負う義務が発生します。
 ひらめき電球厳密には、「合資会社」は有限責任部分もあります。

さて、浅はかな私は、有限責任であるという点と1円からでも起業できるという点だけ
を判断材料に「株式会社」にすることにしたのですが、ちょっと早まったなという思い
が今ではあります。

早まったと思った理由については、そのうちこのブログに記述する予定ですが、話の
流れの都合上、当分先になると思います。

で、次回は、いよいよ起業準備の流れのお話をします。

  参考サイト
    wikipedia:会社法

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起業する(前書き)

昨年(2009年)の11月に、ステップアップのつもりでそれまで勤めていた会社を退職し
ました。
ところが世の中は、リーマン以降の大就職難時代に直面しており、ステップアップどこ
ろか、ダウンしないと再就職が出来そうもない状態。
なら、いっそのこと独立してやろうと考えたことがきっかけで3月に起業しました。

起業にあたり、あれこれと調べながら書類集めや手続きを行ったのですが、これが結
構手間だったので、今後、独立開業を考えられる方の参考になればと思い、自分で
実際にやったことを書いていこうと思いました。

ちなみに私は、司法書士等に支払うほど、お金お金に余裕が無かったので全て自分で
行いましたが、今後書き連ねていくことは、司法書士等にお願いすると、短期間で開
業出来ると思いますし、余計な時間をとられることがないので、営業活動に専念出来
ると思いますよ。

ところで私は、司法書士資格や税理士資格を持っているわけではないので、もしかし
たら間違った手続きをしてるかもしれません。(;^_^A
 合格でも間違ってたら法務局や税務署が何か言ってくるはずだけどね。

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