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 天皇、皇后両陛下は22日午後、茨城県北茨城市で、東日本大震災による津波で大きな被害を受けた大津漁港を視察、避難所の被災者を見舞われた。

 関係者によると、両陛下は原発事故による魚介類への風評被害も心配されており、この日の昼食には、同漁港で水揚げされたアナゴの空揚げやマコガレイの煮付けなどが並んだ。

 両陛下は、津波で漁船が打ち上げられた同漁港の岸壁で、漁協幹部から「防波堤が崩れ組合員1人が行方不明になった」と説明を受け、海に向かって黙礼された。次いで、津波の被害を受けた家が並ぶ近くの集落を訪問。「52歳の女性が亡くなった」との説明に、ここでも黙礼された。約40人が避難する市民体育館では、一人一人に声をかけられた。「余震が怖くてここにいます」と天皇陛下に説明した男性(74)は、「陛下の顔を見たら気持ちが和み、涙が出た」と話した。

(2011年4月23日01時38分 読売新聞)







ご高齢にもかかわらず、精力的に被災地を訪問、被災者を慰撫されておられます。


風評被害にも御心を痛められ、一助になればと現地の物を食されておられます。


どこかの内閣のパフォーマンスなどより、数百倍も皆に与える影響力は大きいことでしょう。



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