久々のブログです。
いろいろ書きたいことはありますが、マラソンネタだけはちゃんと残そうかと思います。
さて、10月末の大阪マラソンに続いて、那覇マラソン2016に出場してきました。
那覇マラソンは自分がマラソンを始めようと思ったきっかけとなった想い出深い大会。
3年前に仕事で那覇マラソンに参加者のマネージャー的な形で関わりましたが、完走したメンバーの姿を見て、「自分もフルマラソンにチャレンジしてみたい!」「那覇マラソンに出てみたい」と思い、マラソンを始めました。
フルマラソンの出場自体はその翌年横浜マラソンでサブ4という形で達成できましたが、その後間が空いてしまい、今回ようやく3年越しで那覇マラソン出場が実現しました。
さて、結果から先にお伝えすると。。。。
中間地点の関門で
足切りになりました!(涙)
やってしまいました。。。
全ての原因は、情報収集を行わず作戦を立てなかったことと、一番は関門の時間を間違えていたことです(笑)
ここからは今回の経緯と、来年もし那覇マラソンに初めて出場しようとしている人がいたらぜひ参考にしてほしい情報をまとめてみます。
■経緯報告
①そもそも沖縄暑い!最高気温26度予報。でも午後から雨。湿度高い。
②嫁と一緒に最後方ブロックからスタート。案の定スタートラインを超えたのは開始して30分後。
③3キロくらいで早速二人でトイレ。レースに戻ったら完全に最後尾。
④そこからやや順位上げたものの5キロ地点で嫁が体調不良訴えて、そこから一緒に徒歩。
⑤7キロ地点で回収車につかまり、嫁はリタイヤ。
⑥そこから自分はハイペースで抜いていく。
⑦が、道が狭いのと人が詰まりすぎてジグザグ&ペース上げたり止まったりの繰り返し。
⑧ていうか雨っていう話はどこいったばりのカンカン照りで、あちこちに倒れてる人と救急車が行ったり来たり。
⑨しかもずっと坂ですやん。
⑩そして大会オフィシャルの給水所がコップがないとのことで水が飲めない(笑)沿道の人や応援の人が私設で水を配ってるところにみな殺到。カオス。
⑪とはいえこの暑さとこの汗。こまめに水分補給しないと絶対にやばい!と思い、時間がかかってもいいから並んで手をお椀にして水を入れてもらい飲む。
⑫でも大丈夫、最初の関門は中間地点で14:15だから余裕だよね!
⑬あ、中間地点まであと280mの看板だ!
→「関門閉鎖まであと30秒でーす。」
⑭ファ!?全速力ダッシュ、でも人多すぎて抜けない。
⑮終了。え、どうゆうこと??
⑯中間地点の関門、12:15だった!!
(14:15なのは次の関門だった)
以上です。
正直、関門時間を正しく把握していれば、全くもって通過できるレベルでした。
その時は、悔しさよりも呆然としていて、まぁこの暑さでまだ半分なのにこんなに足を使っちゃったから通過できてても後半は地獄だっただろうなとか、嫁も待ってることだし体調も気になるから早めに合流出来て良かったのかもとか思いました。
でも初めて乗った回収車からまだ選手が走ってるのを見て、そして会場に戻ってきて完走メダルを首からかけている完走者を見たら悔しくていたたまれない気持ちになりました。
なんてもったいないことをしたんだろうと。
そして帰ってきた今も足がピンピンしていて余裕なのが、また「やり残した感」をえぐります。
■来年初めて那覇マラソンを走ろうとしている方へ
これは今日走り終わってから調べてわかったことなのですが、
那覇マラソンは「日本一完走率が低い大会」だそうです。
通常は90%なのが、那覇マラソンは60%台。
過去最低の1999年の時は52.3%という約半分が完走できないというレベル。
詳細はこちらを見ていただけるとわかります。
http://www.tomo.run/entry/2016090800.html
http://shigematsutakashi.com/running/race/5645/
要は「気温」と「足切りタイム設定」です。
他のマラソン大会よりも圧倒的に湿度と気温が高いため、走り慣れていない人は体力を予想以上に奪われるのと、足切りタイムがシビアなようです。
ちなみに今回の大会の完走率は、53.2%。過去ワースト2位でした。
http://www.naha-marathon.jp/news/#263
結果として回収車の手配が追いつかず、関門地点ではカオス状態でしたねー。
先ほど紹介した下記の記事にかなり細かく書いていますが、
http://shigematsutakashi.com/running/race/5645/
ポイントをまとめると、下記6つ。
①気温と湿度が高いからそれなりに走ってる人じゃないと厳しいよ!
②関門タイムが厳しいから、エントリー時に正直に「目標6時間」とか書いちゃうと最後方ブロックからのスタートになってなおさらスタートが遅れて不利になるよ!
③給水所が足りないよ!その分沿道の応援の人の私設給水を当てにするしかないけど、どこにあるか読めないよ!
④しかもコップ足りなくなって飲めないところもあるよ!
⑤ランナーの数が多いのに、道幅が狭いからダンゴになるよ!最初の関門の中間地点までは自分のペースで走れないよ!
⑥しかもそこまでずっと坂だよ!
これが積み重なって、日本一完走率が低い大会になっているんだと思います。
■総括
なので、普段あまり走り慣れてない嫁は7キロでリタイヤしましたが、正解でした。。。。
そして自分の場合は上記関係なく、時間の勘違いで水分補給に時間かけすぎて足切りというお粗末な事態。
不完全燃焼。。。
でも、それもマラソン。それも人生。
気分を切り替えたいと思います。
それにしてもこのコースで3年前完走した、野本さん、純菜さん、すげぇな。。。