こんばんは。
クーヨガのクッペです。


今年もやってきました。

10月10日。
私にとって節目の日。

そして、これから新しい取り組みをはじめます。


この1年の私の最重要課題は、以下の3つです。
・働く人のメンタルヘルスケア
・いくつになっても自分の足で歩けること
・認知症予防

突き進みます!!!


以下、4年前のFacebook投稿記事です。



今から12年前のできごと。

この時があるから今があります。


改めてヨガに出会えて感謝です。



▼10月10日

10月10日、長年勤めた会社を辞めてから
丸8年が経ちました。

体調を崩して、自分自身をコントロール出来なくなって勢いで全てを手放しました。無職になり、手放したからといって何かが変わるわけでもなく、うつうつと無気力で、僅かな貯金を切り崩す日々。一人暮らしの女、30歳。安定した職を自ら手放し、体調は優れず数日寝て過ごすことも。どん底でした。

何かやらなきゃというプレッシャー、今までと違うことをやりたい、でもこんな私に何が出来るだろうか?本を読んだりネットサーフィンをして答えのないループの中で堂々巡り。

長く働く自信が無かったから短期のアルバイトをしては疲れて休み。少し動けるようになってきたので数ヶ月の派遣の仕事に。季節の変わり目には数日休むことも。心も身体も不安定で、出来ない自分に落胆し、自分自身を責めていました。

何カ所か仕事を変え、少し長く勤められるところに落ち着いた時、


ヨガの先生になろう

と思いつきました。


根拠はないけれど、今までの経験から出来そうな気がしたのです。

それからすぐに資料を集めて、ヨガの先生になるためのトレーニングを受けました。ヨガを習っていて、好きになったから先生を目指すのではなくて、ただ手に職をつけたかったから、一生できる仕事を見つけたかったから資格をとりました。ちょうど6年前。

資格をとってすぐにオーディションを受けるも、惨敗。そこのスタジオの生徒さんの方が上手ですよと言われる始末。ちゃんとヨガを習い始めてから数ヶ月、そりゃそうです。素人に毛が生えたようなもんです。

とりあえず、周りの人を集めて、公民館ヨガをはじめました。その後、経験が無くても雇ってくれるスタジオを見つけはじめてのレッスン。めちゃめちゃ緊張しました。

自分では精一杯やっているつもりでしたが、徐々に人は減り、クローズになることもしばしば。


何をどうすれば良いのか、もうさっぱり分からなくなっていました。


初対面の先生には、あなたは素直で良いのだけれど、暗いわよ!と言われる始末。
全くの無自覚でした。でも周りからはそう見えている。その頃にはあまり体調は崩さなくなっていましたが、まだ日によって気分に波がありました。


そうだ!嘘でも良いから、明るく元気に振る舞おう!!と思いました。


そう心に決めたら、不思議なものです。徐々にそのようになってきました。

ヨガに出会う前、限られたコミュニティーの中で生活していました。

しかし、ヨガに出会ってからは、本来なら出会うことのないような様々な人と出会い、色んな場所に出向き、様々な経験をすることが出来ました。

私を縛り付けていたもの、それは私自身でした。
こうあらねばいけない、普通は、常識はこうなんだ。これが出来なければダメ。人と比べて、過去の自分と比べて、心は忙しく、浮いたり沈んだり。

頭で分かっていても、なかなか習慣を変えることは難しいです。しかし、この5年、10年という時間の中で徐々に昔の習慣は薄れ、新しい習慣が身に付いてきたように思います。


頭で考えるのではなく、
自分の感覚に正直になる。

自分の内側は知っています。

8年前、無職になり無気力だった日々、でもそれも大事な時間だったのだと今では思えます。
そして、しっかりと方向性を定めて、少しずつ進んで行けばなりたいようになれるということにも気づくことが出来ました。

自分の内側に正直に、次の5年、10年後に向けてまた一歩踏み出そう。

”わたしは、新しい世界へ続くとびらの鍵を、ヨガを通して見つけたのだと思っている。”

『インド アフター インド』より