「問いに対する答えを資料(教科書の)を参考に自分なりにまとめる。」
(今は、教科書を中心にしているところなので。)
こんなやり方で社会科の学習をしています。
私なりに、できる限り
「教えない授業」
を目指して。
問いをたてたり、写真を見て分かることを書かせたり。
もともと自分達で国語や算数の授業をしている人たちなので、説明するの、ものすごく上手。
昨日も、教科書のキーワードなんかも利用して説明する子までいました。
最初に教科書を読んで、先生の質問にひとつひとつ答えるより、ずいぶん学んでいる気がします。
この形態での授業は、先生に教えてもらったことをしっかり理解し、しっかり覚えてきた子がとまどってしまうようです。
自分の言葉で問いに答えるというのは、
「あってるのかな、まちがってるのかな。」
と不安になってしまうようです。
何を根拠にその意見になるのか、積み重ねがだいじ。
あってるのかまちがってるのか、というより、なぜ自分はそうしたのか、その根拠はなんなのかと考えてほしいと思います。
まちがっちゃいけないと思いすぎたら、きゅうっと縮こまっちゃう。
縮こまっちゃわないように、自分が発見したことをアウトプットできるような声かけを考えていかねばと思いました。
教えてもらったことをきちんとこなせる子が活躍できた時代が変わってきているのですからね。
自由にというのは、放任ではないので、守らせるルールはきちんとさせなきゃいけないし、本当に匙加減が難しい。
先生の仕事も子育ても、試行錯誤の連続です。
No. 477