写真のチカラ

みなさまこんにちは
Kpi PinkのスタッフＹです。

東京は今日はとてもいいお天気です。


震災から２週間あまりが過ぎました。

東京でもいまだに余震が続いてますが、
普段と変わらない朝を迎えられています。

本日はこの場をかりて
いま自分が考えていることを書きたいと思います。


地震から３日目のことでした。

どこにチャンネルを合わせても凄まじい映像ばかり。

私はまだ頭も心も整理がつかないままで
引っ切り無しに流れる衝撃的な映像を
ただただ浴びることしかできないでいました。

そんななか
ふと映し出されたのは
瓦礫をかき分けて懸命に何かをさがす
ご夫婦でした。

ふたりがさがしていたものは
食糧でもなく
生活用品でもなく
１冊のアルバムでした。

泥のなかから
ふやけたアルバムを見つけて
ふたりとも声をあげてよろこんでいました。

再会するにも涙の映像のなか
被災現場での笑顔の映像は
それが初めてで
私にはとても印象的な映像でした。


そしてちょうどこんな記事を見つけました。

毎日jp「アルバム、写真…思い出探しに学生ら奮闘」


写真がもつ意味を考えさせられます。

また
データって弱いなぁとも感じました。


「写真の品質」
と言うと
その再現性だったり
鮮明であることはもちろんなのですが
でも本来は
その写真を撮った人が被写体に寄せた想いとか
その場の空気とかがにじみ出てるような写真が
その一枚の「写真の品質」になるんじゃないかなと思いました。


デジタルカメラが当たり前になってから
どんな写真も
「データ」としてひとくくりに見られててるような気がして
なんだか寂しい気がしています。


実は先日
Kpi Pinkのあるお客様のブックに
印刷のミスが発覚した時で
いろんな思いが私の中で重なったのもあり

データのかたちではなく
手にとれるカタチの
「一枚の写真」がもつ力を改めて強く感じました。

みなさまがぬくもりを感じるようなフォトブックを
お届けするために日々邁進していこうと思いました。

それでは
今日もがんばりましょう！！！


　　　　　　　　　

『Kpi Pink 』

～写真でつくるキュートなデコレブック～

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