平成最後に撮影、令和元年に現像 | ダイス・クエイドのブログ

ダイス・クエイドのブログ

書きたいことを、書きたい時に書いていく予定です。

先月下旬、スタジオポートレート撮影をしてきました。
元号が変わってからすっかり言われなくなった「平成最後」ですが、平成最後のポートレート撮影でした。

ゴールデンウィークは10連休とは縁もない、いつも通りの仕事と休みの繰り返しの日々でしたが、合間にその撮影データを現像していました。

当日利用したのはスタジオはSTUDIO PHOTORATIO早稲田さん。そして撮影させていただいたのは、5年ぶりになるモデルさんでした。

5年経っても雰囲気はそのままの、撮りやすいモデルさんでした。

日中帯は自然光だけで充分撮影ができるスタジオということもあって、窓の外も真っ白に飛ばした白い空間にして撮影しました。
小物で薄手の布があったので、それを持ってもらったり、身にまとっていただきました。


少しホワイトバランスを変えて、純白よりもピンクがかった色になるように処理してみたりしました。


壁の背景の白いサイコロ。舞台などでは、椅子になったり机になったり色々な物の表現の代用として使われることが多いアイテムだと思いますが、この日は丁度3個ずつ両脇に置かれていたので、まずは背景のアクセントとして使ってみました。

 

こんな感じのCD(レコード)ジャケットがあったかなぁ…みたいな感じで撮ってみました(^^)


当日はモデルさんにも手伝ってもらってスタジオの備品を動かしたり、向きを変えたりして撮影していたのですが、その合間、たまたまぬいぐるみが置かれたソファーに座ったモデルさんの雰囲気が良かったので、そのままシャッターを切ってみました。

意図しない形で思わないセッティングで写真が撮れるというのも、楽しいものですね(^^)

 

 

スタジオ備品にリンゴがありまして、白い世界の中に赤いリンゴが引き立つ…みたいな写真が撮りたくなって
サイコロを並べて座っていただきました。



 

ちなみに頭の中で抱いたイメージに沿って加工するとこんな感じです。


・時間が止まってしまったかのような世界の中で、1ヵ所だけ時間が動いている感じの絵。

 

・全てが死に絶えたかのような世界で、1ヵ所だけ生命の躍動がある感じの絵。

 

朧げですが、美術の時間に見たような見なかったような、そんな感じの絵をイメージしていました(^^;;)


素足の姿が良い感じだったのでベッドの上で撮影させていただきました。


ここも先程の布を使ってみました。


スタジオには他の色の布もあったので、水色の布も使ってみました。

 

 

 

モデルさんが以前所属していて、先日幕を閉じた撮影会のスタジオがこんな感じの白いスタジオだったこともあって、背景を思い切り白で飛ばした写真を撮りたい! というのがこの日一番考えていたことでした。

 

「こういう写真を撮りたいから、こんな感じのポーズをとって頭の向きはこっち側にしてください」

みたいな細かい指示は出していないのですが、場所を指定するとそれに合わせてポーズや表情を変えてくれるのは、勘の良さとでもいうのでしょうか? 撮らせてもらっている間、それをすごく実感しました。

 

ポージングの上手さとか表情の作り方は、モデルさん自身の努力の賜物であるのは勿論ですが、多分定期的に撮っている馴染みのカメラマンさんによって感覚が鍛えられて感性が磨かれているのも大きいのではないかと思います。

それはまた同時にそういった良いカメラマンさんとの縁を持っているというわけでもあって、それはまたそのモデルさんの被写体活動を通して得た成果ではないかと、何かうまく言えないのですがそんなことを漠然と感じました。

 

とりあえずこの日も、良いスタジオと良いモデルさんに助けられての撮影でした。

 

仕事の方は勤務シフトがあれこれと捻じ曲げられておかしいことになっているので、しばらくポートレート撮影は遠のくかもしれません。ただこれでもか! とばかりに強引に平日勤務が増やされて土日の休みが多めになっている最近。逆に土日メインの撮影会には参加しやすい状態とも言えるのですが……。