五郎丸歩選手がスーパーラグビーのレッズ(オーストラリア)に移籍してから約1か月。
今のところ期待されていた活躍が出来ず、ゴールキックでも不調が続いています。
チームも開幕から3連敗で、ヘッドコーチも開幕わずか2試合で解任という事態。
昨夜、雑誌や新聞をリサイクルしようと整理をしていたら、AERAの今年の第一号が目に入りました。
そこには、五郎丸選手の希望に満ちたインタビュー記事が掲載されており、私も当時読んで勇気をもらったことを思い出しました。
是非、このくらいの事でへこたれず、初心を忘れずに頑張って頂きたいです。
ところで、この号のAERAは合併増大号として「民主主義」を大テーマにしています。
その中の巻頭特集記事「株式会社化する日本の民主主義」では「日本を元気にする会」も取り上げられています。
その一部を紹介しますと:
『・・・効率、スピード重視?「株式会社化」する日本の政治
言うまでもなく多数決は民主主義の基本原理だ。他方、多数派が少数意見を丁寧にくみとり、より多くの人が納得できる結論にまとめていくことも大切だ、という考え方も広く認められてきたのではなかったか。
「特に会社がまだ小さな時期は、経営者の決断のスピードはとても重要です。私も自らの責任において何度も重要な決断を下してきました。モーターボートの運転と 同じで、経営者が右へ左へさっと舵を切らなければ、会社は波にのまれて沈んでしまう。でも、政治は違います。大きなタンカーは船長一人で動かせるわけでは ありません」
タリーズコーヒージャパンの創業者で、今はミニ政党「日本を元気にする会」代表の松田公太参院議員はそう語る・・・』
『・・・賛成3人、反対2人。労働者派遣法改正案が参院で可決された今年9月9日、「日本を元気にする会」(元気会)の所属議員5人の投票は割れた。党がネットで募った18歳以上の「会員」と所属議員が専用ウェブサイトで法案について意見を交わしたうえで、会員に賛否を投票してもらい、その割合に応じて議員の票を割り振ったのだ。
元気会が今年始めた「Vote Japan」という仕組みで熟議を経た民意を国会での採決に直接反映させようという試みだ。主な政党では、党内議論を経て決まった法案への賛否に全議員が従うよう求める「党議拘束」をかけるのが一般的だが元気会は今後も重要法案に絞ってこの手法を用いるという。元気会の松田公太代表は狙いをこう説明する。
「ネットが発達し、誰もがいつでも情報を発信でき、受け取れるツールがある。大事なテーマについては情報を開示し、よく議論したうえで、投票によって決めるべきだと思います」・・・』
雑誌全体が民主主義について考える非常に良い内容になっていますので、まだお読みでない方は、是非バックナンバー等で御一読頂くことをお勧めいたします。
