『本気の真剣の公演!本当に心に響く公演を創りたかった!』

ダンスパート後の「みなのえ」公演振り返りMCで かとみなが力説していた。

『リハーサルでダンスパート最後だから泣くかもねと話していたけど必死過ぎて涙なんか全然出て来ない』

 のえぴーが話していた。来場者は新潟県在住者に限定されたが過去最高の激しさであった。座席番号13番というのは2列目の1番左。ソーシャルディスタンスで間隔が空いてるため、前には誰もいない。かとみなの繊細で鋭く、速く、力強い腕の振り、回転、真正面から突き刺さる視線、指先。情熱の塊にただただ翻弄された。


喉は完調ではなかったが、歌のパートは最後まで歌い切った。当日朝のSHOWROOM配信で のえぴーが、かとみなとのアイコンタクトは特別な物があると話していたが、ソロパートではそれを体現。2人で歌っていた。私は観ている側なのでアイコンタクトには参加出来ないが、席が良かったからか、のえぴーからもレスはたくさん貰い、歌唱力とエネルギッシュなダンスには圧倒された。DMM視聴者にもレスは送られていた。


歌のパートがあってダンスパートがあって最後に歌があるのだが、緊張感があるから一体感が生まれる。開始時に のえぴーが声を詰まらせ、かとみなも涙ぐむことはあったが、汗、拍手、DMM、最後の最後で公演回数が増えたことも含め、涙ではない涙でいっぱいの"らしい"千秋楽であった。


31日にはみなのえ特別公演とかとみな卒業公演が行われる。 



小見山沙空さん
對馬優菜子さん






※メンバー写真はメンバーツイートより転載








残り3回として迎えた土曜日の昼夜公演。昼の部は最初からかすれ気味だった かとみなの声がソロパート「わるきー」で表面化。MCで のえぴーが指摘した。新潟県内在住者限定だったが抽選でハズレてDMMで鑑賞。レスの直撃にドキドキであった。





夜の部はキャンセル待ち1番で繰り上げ当選。約11カ月ぶりに劇場へ入った。3列目真ん中という当たり席。2列目まではフェイスシールド着用が義務付けられた。


2曲のソロパートは昼とは入れ替わり、1曲目「コイントス」が かとみな。声は限界。喉のパサつきか?痛みか?悔しさか?涙目で振り絞るが、ますますかすれは酷くなる。最早ここまでと見たのか のえぴーが登場。一緒に歌ってピンチを乗り切った。昼の部、自己紹介時の『回数を重ねるごとに意気投合している』という かとみなの言葉を体現。瞬時に動いた のえぴーには拍手が寄せられた。


歌のないダンスパートは歌えなかった悔しさが上乗せされたかのごとく、腕の振りも力強く、今まで観たことのない鬼神の様な形相によるステージとなった。今回の緊張感、殺気は随一で、ただただ圧倒された。







ラスト公演は26日火曜日。久しぶりに本当選したので劇場で鑑賞します。




※メンバー写真はメンバーツイートより転載

ドラ3の佐藤海里ちゃんと かとみな


翌15日はかとみな22歳の誕生日である。クリスマスに1月いっぱいでの卒業を表明。生誕祭と卒業公演は別々に行われると発表されたが、新型コロナウィルスの影響で現在の来場は新潟県内在住者に限定されているためか、15日当日の開催はなかった。


今回はプチ生誕祭となった。抽選で外れてDMMで鑑賞したが、開始直後から かとみなの過去最大、最愛なレスが直撃。乱入が定番だったソロコーナーは野絵ぴーが「コイントス」、かとみなが「わるひー」と今回は直球で来た。仕掛けなしという仕掛けであるが、「コイントス」はビシッと決めて実力を見せ、「わるひー」は王道。ザ・アイドルなステージだった。


ダンスパートでの「絶望の後で」は卒業直前には相応しくない、いや、卒業直前だからこそなのか、情念を叩きつけるかの様な熱演でギラついた視線は忘れられない。


MCではネクストがあることを前提で話していたのは災い転じての朗報である。




※写真はメンバー、DMM運営ツイートより転載