楽しむ能力を育てる魔法の言葉 -2ページ目

洗濯物を干すときには 祈りを込めて干しましょう。



こどもたちは どうしても 一人で歩いて帰らなくては
ならないこともあります。




学校の帰り道  塾の帰り道




まだ 明るいうちに

一人で 歩いて 帰る時には


洗濯物を目印に帰りましょう。





そう、 洗濯物が干してある家を見つけながら 帰るのです。





洗濯物が干してあるということは


その家の在宅の確立は かなり高くなってきます。



お布団なんか 干していると いいですね!






もちろん 100%では ありませんが

安全な目印であることは 確かです。




『幸せの黄色いハンカチ』では ありませんが



万が一 逃げなくてはならない時の


目標になります。






洗濯物を干す時には


祈りを込めて干しましょう。




もしかすると  こどもたちにとって


あなたの洗濯物は とても大切な目印なのかもしれません。






こども110番のプレートが貼ってなくても


こうやって 目に見えない 


こども110番のプレートだってあるのです。

                    (げんき)


重たいものさえ知っていれば いいのです

重たいものさえ知っていれば いいのです。



こどものこころのすべてを 知ることは できません。



もちろん どんな人の こころであっても 





できる限り 相手の多くのことを知りたい


そう想うのは 親と子であれば 当然のこと


それは 友達同士でも  恋人同士でも 






重たいもの


それだけ知っていれば 本当は すべてうまくいくのです。



一番 つらかったこと

一番 悲しかったこと


こころの中にしまいこんでしまった  悲しい想い





その子にとって いちばん 重たいものを知っていること


それが 大切です。



人の関係は すべて そうです。


相手が一番 重たいと想っているものを知ってあげる



それだけで こころというのは 通じ合えるものです。



あなたのこどもたちの いちばん 重たいものって なんですか?


あなたの大切な人が かかえている いちばん 重たいものってなんですか?




それさえ わかっていれば あとは 何も心配することなど ないのです。





自分のいちばん重たいものを わかっていてくれる人がいる




それが 誰でも 一番嬉しいはずだから






あとのことは そんなに 大したことではないのです。




(げんき)

ぜんぶ まとめて かみさま です。



おやゆび と こゆび が けんかすることは ありません



「きみ ずいぶん ちいさいやつだなあ」

「きみだって なんだか ふとくてへんだよね」って





まつげ と めだま は けんかすることは ありません



「きみ ぼくのまえで ばたばたするなよな」

「おまえだって ぎょろ ぎょろと じゃまくさいんだよ」って





あたま と あし だって けんか することは ありません

「いつも つかれるのは ぼくたちなんだよね  きみ  おもたいよ」

「うるさいんだよ  ぼくが考えているから きみらが うごけるんだよ」って






違いは あります


目とまつげも  足と頭にも


でも  あくまでも  それは  僕の一部です


どっちがいいとか  悪いとか


そんなものは  関係ありません



すべて まとめて  僕自身だからです




こどもたちも けんかをします


こどもたちも 違いを指して いじめあいます



大人たちも けんかをします


他人の違いや差を うらんだり ねたんだり




神様は きっと こういいます


きみらは  ぜんぶ  わしの いちぶなのに







違いは あって 当然


あって いいのです



ぜんぶ  どこかで つながっています



ぜんぶ まとめて  ぼくらは  かみさま  なのだから


                         (げんき)


「こどもたちの成長」を気づかせない 『優しさ』



こどもたちは 日に日に成長しています。




毎日は 慌しく あっという間に過ぎていきます。



その中では なかなか 成長は 感じられないのですが





ふと ある時に 「こんなに大きくなったんだ・・」って
思うときが きっと あるはずです。




成長は なかなか 気づかないものです。





実は これも 神様の愛情のひとつなのです。





日に日に成長する姿 そのスピードは 見るからにわかる。


これが 本当の成長の実態です。





でも そこを わざとわかりにくく 気づかせないようにしているのです。






それは 成長のスピードを知ってしまうと


親は 淋しくなってしまうからです。


あっという間に 大きくなると


嬉しい反面 それは 淋しい気持ちを 抱かせてしまうものです。






「こどもたちの成長」を気づかせない 『優しさ』。



これが 神様の愛情なのです。





人は 時間を永遠に感じてしまうもの。






「一緒にいれる時間」。



これが この世界で一番 貴重な贈り物なのです。





あなたのお父さん、お母さん。

そして 兄弟 姉妹。


旦那さんや 奥さん。


彼女や彼氏に そして友達。


そして こどもたち。


大切な人と過ごす時間。





『一緒に過ごせる時間』



いつかは なくなってしまうものです。





大切にしたいですね。






                (げんき)

 「3つの下地」が出来ているだけで 「ことば」は 「こころ」に届くのです。


昨日の続きになりますが

こどもたちとのセラピーを実施するときに 原則としてやっていることがあります。



それは

「面談室のような場所で 対面でやらない」   という原則です。



これは すべてのスタッフ が 実施しています。





僕は もし その子が 列車好きでしたら  特急列車の車内で 実施することもありますし

動物が好きな子だったら 動物園で実施 することもあります。





基本的には 「その子が もっとも 大好きな場所」で 行っています。



もちろん 対面ではありません。 常に 横なので その子と同じものをみています。




そうやって 『一緒に楽しむこと』




これが「言葉がけ」のセラピーのもっとも最初の段階です。





誰もが 一度は 聞いたことがあると思いますが


もっと こどものこころの声に耳を傾けましょう  のような 『傾聴』


もっと 褒めてあげましょう という 『評価』


もっと こどものこころを抱きしめましょう  という 『愛情』






『傾聴』 『評価』 『愛情』の この3つ


それぞれ 1つひとつ とても 大切なものです。



この3つ  



たくさんの方が この3つを提案されていますが、

ひとつ お伝えし忘れていることがあるのです。




それは



この3つは 『一緒にセット』で 届けてあげなければ 『脳』には 届かないのです。




『傾聴』して『評価』して『愛情』をかけてあげるのです。



「ねえねえ、それ もっと聞かせて! すごいね。 そういうところがみんな大好きなんだよ」

という表現です。



そして もうひとつ 重要なこと





それは 「その子が 一番大好きなことをしているとき」に行うことです。





今のところ 経験的に把握しているのは この場面でのみ 効果があるということです。


そのため、セラピーを列車でしたり 動物園でやったりしているのです。





「大好きなことをしているとき」に 

「傾聴」し 「評価」し 「愛情」をかけてあげると




あなたの「ことば」は その子の「こころ」にとても届きやすくなるのです。




是非 やってみてくださいね。    (げんき)