0から100までのあいだ | すぎのこ

すぎのこ

劇団チャリT企画の役者、小杉美香のブログ。
ピグはつくりません。断じて。


長い銀スプーンでコーヒーフロートをつつくのが最高にしあわせ。
刻一刻と味のバランスが変わる、まさにフロートなコーヒー芸術(´□`。)
フラペチーノとかシェイクなど、あらかじめ混ざったモノには無い
香りの揺らぎがあるのだ。
そう、ひとがカレーライス食べるとき
ご飯とルウの配分で愉しく悩むように。。
だって最初に全混ぜしてからカレーライス食べる人って少ないでショ
揺ら揺らしてごめんなさい。劇団チャリT企画コスギです。

きょう、ついに念願の
映画『立候補』見てきました@ポレポレ東中野!
{829CB11F-A6C9-4570-B044-A0D1D32C8188:01}

http://ritsukouho.com/

泣きに泣いた
顔が真っ赤になるのが自分でわかるくらい、感情(まあ要は脳)が沸く瞬間があった。
少数、って。。
分かるまでは、「もしかして」と片鱗でも共感できる気がするまでは、永遠に完全に分からないまま、分かることなどあるとも思えないまま
そして人と人とがそういうふうになれることは奇跡に近い
特に、政治なんて敏感な話題ではなおさら。
分かろうとしなければ、分からない。
分からないでいるということも、分からないでいるしかないんだ。
べつにこの映画で取り上げられているマック赤坂さんに思い入れがあるわけではないし、
勝手だなとか乱暴だなと思う部分も多々。
しかし
色々なひとが居ていいじゃない。
それが当然なんじゃない。
改めてそんな素朴なことを、思ったよ(ノ_-。)

『あなたはまだ、負けてすらいない』
のキャッチコピーは、けして「まだ始まってもいないよ!やってみようよ!」と能天気にポジテブなものではなくて
「自分は始めてもいないのに笑うのか?泣くのか?消費するのか?」
と冷水をぶっかけられるようなものに感じた。
ああ!
こんなに後あとまで気になるのだったら、
劇場でサウンドトラック買ってしまえばよかった(iДi)
エンタメ性が高いと聞いてはいたけれど、音楽のグッと来ぐあいもハンパなかった。
前見た『約束~名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の一生~』
も凄まじく心に迫ったけれど!
同じようにドキュメンタリーながら、この『立候補』はなんというか
さらに、スタイリッシュでさえある!
コレみんな見た方がいいんじゃないすかね…?


劇団定例ミーティングでは
{82008C90-624E-46AB-8E71-CFAF8A6BDFD0:01}

劇団員・下中裕子お誕生日\(^o^)/
ひろこさーん!
おめでとうございまーーす!

皆でケーキをパクつきながら、ついさっき見て来た『立候補』について熱く語ってみた。
ねー
みんな『風立ちぬ』なら見てるし愉しく語らい合えるんだけどねー…

少数、って。
くぅ( ノω-、)