長い間、ブログを更新できおりませんで心配してくださった方
ありがとうございました。
こむすび こと私の姉は3月10日13時50分、敗血症性ショックのため
永眠いたしました。
ブログを書いているのは妹の和美と申します。
最後の朝、姉はブログを更新し 私のケータイに
「おはよう。
メールくれたおかげで昨夜は2包（経管栄養）入りました。
今朝はすごい高熱が出て 出来そうにありません。
なかなか 上手くいかんね。
熱が下がったらまた１包やってみるつもり」
と送ってきたのを最後に
正午ごろ私のケータイに看護師さんより連絡が入り
「現在、病室で意識レベルが低下しているのを発見し
呼吸状態も改善されず、心臓も動きが悪いので
器官挿管し、心臓マッサージを続けています。」
「妹さん、すぐ来ていただけますか？」
そんな訳がない。
姉はまだまだ大丈夫だ。
信じられない現実で気が狂いそうだった。
嘘に違いない。
私は田舎に住んでいるから
姉の病院まで車で高速を飛ばしても
2時間はかかる。
とにかく 両親に伝えみんなで無事を祈りながら
どうか 復活して対面できるものだと信じていた。
しかし 向かう道中、今度は主治医より連絡が入り、
「お姉さんの心臓は あらゆる処置を施しましたが まったく動く様子もなく
心臓マッサージを続けて1時間が経過しております。
状態としては これ以上する手立てもなく
非常に厳しいですが マッサージをやめさせて頂いてもよろしいでしょうか・・・」
そんな訳がない。
姉は そんな簡単に死んだりしない。
私と会ってきっといつもみたいに
「おぅ。和美。」と言ってニコッと笑ってくれるはず。
病室に着いたとき、たった一人で誰の迎えも待たず
私の大好きだった姉は 逝ってしまいました。
長い長い２０年というクローン病との闘いのなか
何度も自暴自棄になり うつ病と闘い
必死に生きた41年間だったと思います。
亡くなる3日前、姉とたくさん電話で話しをして
病気は大変だけど また調子良くなったら
こっちに帰ってきてなぁ、と話し
やはり 自分の思いとはうらはらに
免疫力がかなり低下していたのが
敗血症となってしまったのだと思います。
姉の顔にキレイに化粧をし大好きな帽子をかぶせ
大好きなＫｉｎｋｉ Ｋｉｄｓの楽譜と
姉がずっと 見てきた家族写真を棺に入れました。
葬儀には Ｋｉｎｋｉ Ｋｉｄｓの「Ｆａｍｉｌｙ～ひとつになること～」
を流し、家族でつらい別れをしました。
姉のために妹であっても しっかり支えていかなければいけない。
と思っていたのは全然違っていて
大好きな姉が
本当にこの世からいなくなって
私が どれだけ支えられ生きてこられたか
そして
この辛さを支えてくれる1番の姉が
もういないことが
どれだけ苦しいか
亡くなった数日後、姉はブログ友達のかすみ草さんとと東京の帝国劇場で
堂本光一さんの「Ｅｎｄｌｅｓｓ ＳＨＯＣＫ」を観劇する予定でしたので
私が姉の遺骨を抱いて一緒に観てきました。
とても素晴らしいエンターテイメントで涙がまた出ました。
一緒にお付き合いいただき、
姉をいつも気にかけていただいた かすみ草さん
この場を借りて、お礼申し上げます。
本当にありがとうございます。
先日、四十九日の法要がすみ
姉がいなくなった事以外は 私の中で変わりはなく
時折、姉とのメールのやりとりを見て泣いて
姉の写真を見て 話して泣き・・・。
相変わらず 私は姉いわく泣き虫な妹ですが
寂しくて仕方ありません。
もっとまだまだいっぱい いろんな事を話して
お互い年をとっていきたかった・・・。
姉はいなくなってしまいましたが
私の心に まだ生きています。
この悲しみはきっと 私が死ぬまで持っているでしょう。
姉がもっと生きたかった分も これからの人生、
二人分生きていきます。
だから いっしょにいようね。
お姉ちゃん ありがとう。
そして 姉を支えてくださった皆様、
本当にありがとうございます。
お体を大切に・・・。
こむすびの妹 和美より