今になって少しずつ自覚が強くなってくる
私の智への恋心にはいつからか悲壮が漂っていた。
ブログ記事に気持ちを綴っていた自分の事を思い出してみると
興奮を抑えようとしている自分と悲壮感を和らげようとしている自分がいて
馬鹿みたいにはしゃいだみっともない記事にならないよう(笑)にしていたのもあったけれど
後々は記事が暗くならない様に頑張っていた事の方が多かった様に感じる。
時々失敗してたかも。
智に対する恋心と失恋という言葉の意味するもの、それは
勿論夢物語というカテゴリーの世界に存在する彼と私
私だけの脳内で繰り広げられる智のイメージと自分のイメージの交差
私の脳だけがプロセスしていく二つのイメージの絡み合いだ。
私の脳内での私達のイメージは
それぞれの内面だけではなく、身体的な要素からも造られていた。
男らしくて物腰が柔らかく、才能と性能に長けていて奢らず。
日本という私からは近そうで遠くもある国で
様々な試練と闘いながらではあろうけれど広く愛され
颯爽としっかりと、静と動をきっちり分けながら
着実に向上しながら生きている、横からみると極薄テレビ(笑)な
164センチの寡黙軽快やさ男
その男のイメージに惚れている自分のイメージは
ずっしりとした172センチ、日本から飛び出した、
日本が言う処の普通とは違う大女。
アメリカでは、考え方が中途半端に日本人である所為で試練はあるものの
自分のサイズなど全く気にならずむしろ長身である事は爽快なのに
日本のものさしが絡むと私のイメージは途端にバケモノになる。
それだけじゃない。考え方も概念も異様に見えるだろう女。
遠いだけではなく、認識が違う世界にいる女。
その怪物女(バケモノ)はこの優男を長年とても深く慕った。
彼のイメージには寛容という要素があったから。
そしてある日とても淡い夢を見た。
背景をぼやけさせたポートレート写真の様な場面
柔らかい色と光の中にいる智と、少し離れて周りにうごめく人々の明るい影
わたしは彼に向かって佇んでいたけれど、何も言えなかった
彼は私の気持ちを理解したかの様に少し見上げて微笑み
でも何もいわず、優しく離れ、
向こうにいる人々の輪に入っていった。
それだけの夢。
失恋の夢だった。
今でもこんな風に思い出すと
胸が痛くなって鼻がツンとするのね(苦笑
私は自分の脳内の世界で自分を「失格」とした。
ファンクラブも私を失格としたからね(苦笑←よほど根にもっているw
(ちょっと脱線するけど日本の誰かに頼んで口座を作ってもらってる人大勢いるよね。
会員雑誌だって日本のアドレスに送ってもらってるんだよね。
コンサートに行けないのは仕方ないからいいんだけど
基本ファンクラブに入会するのにそんな人に頼らないとクリアできないハードルが作られてたら
私的印象では蚊帳の外と同じなの。)
えー、コホン、
話を元に戻します。
何の話だっけ??(笑
そう、失格の話。
二つの意味で失格。
一つは自分のイメージ的に。
そしてもう一つは物理的なハードルがあるという意味で。
つまり失恋したまま私は彼を慕い続けていたのだ。
それって結構辛いじゃん?
嵐を追うのを止めると決めたのは、もう楽しさを感じない程辛く困難になってきていたからだと思う。
アルバムにソロ曲が収録されなくなってファンダムが殺伐としはじめていたのもある。
嵐と智を追う楽しみよりも、
ほころびを繕うような感覚の辛さの方が勝ってきていたのかも知れない。
去るものを追わず、そういうスタンスで生きてきているから
なんとなく去っていき始めている何かを手放すという感覚もあった。
嵐と智を追わなくなって後少しの間苦しかったという認識がある。
自分は人の眼に嵐や智を見捨てた裏切り者と映っている可能性があったから。
それもまた自分で自分を苦しめていたともいえる。
でももう痛みや辛さを選ぶのは止める。
今は失恋の傷が少しずつ癒されてきているから
その悦びを選びたい。
その新しい悦びを強く感じるようになってから、
少しずつ意識の表に浮かびあがってきた事がある。
私の智への思いは、脳内でさえ完全にプラトニックで
肉体的な性意識が含まれていなかったこと。
彼の男性をすごく意識していたし、
描いた絵たちにもそれは顕著に表れていたと思うのに
性的欲望のようなものは彼に対してまったく持たないままだった。
同じファン仲間がいう処の抱きつきたいとか
智が猫を抱いていればその猫ちゃんになりたいとか
そういう気持ちは湧かなくて、自分は取り残されていた感覚を覚えている。
右にある絵をみるとそんな事信じられないよね(笑
嬉しい事に今、新しく、何か違うタイプの脳内の恋が始まって
側には存在しない人に対して「触れたい」と思う気持ちがわかり始めた様な気がしている。
その新しい恋は私の脳内で私をバケモノにはせずに済んでいる。
それが嬉しい。
今の私はとても自由だ。
自分の脳はどうかしちゃったのかと心配になるほどの歓喜が湧いてくる。
胸が苦しいのは恋しているからで(笑)
以前の様にバケモノの自分が自分を制御するせいで身動きできなくて苦しいのとは違う。
その彼にはカザフスタンに何年か住んでいた経歴があって
ブロークンだけれど英語を話してくれるので
誰かの翻訳ではない彼自身の言葉を聞く事ができ
とても近く感じられるのも特別に嬉しい。
色んな事を知っていくうちにどんどん惚れていく。
脳内の恋に年齢など関係ないと思い知らされている。
人格、性格、生き方、才能、男としての魅力
物を言うのはそれだけ。
でね、智、
私はまだあなたを愛しているよ。
幸せな気持ちも辛い気持ちも、ずっと心の宝物です。
また言わせてね。
生まれてきてくれて、ありがとう、と。
追記
①アホな事に真剣に取り組めるって贅沢よの💓
②FREESTYLE2020の発送通知がきたよ
もうすぐ智の事をもっと知る事ができる♪
でももう辛くない!