5月9日にITTF(国際卓球連盟)からプラスチックボールの公認が下りた。

自分がプラボールを打った感じは、バウンドが少し止まるような感じで、セルボールに比べて若干だが伸びない感じがした。しかし、セルボールと比べてもあまり違和感がない。

ヤマト卓球は、今夏前には販売をしたいと考えています。





昨日で世界卓球選手権が終了。


男子はドイツに準決勝で1対3で敗れ、4大会連続で銅メダルに終わった。

3番で松平が勝っていれば、もしかしたら日本が勝つ可能性もあったが、現実にはボルに2点取られて1対3で敗れた。ドイツの壁、ボルの壁は思った以上に厚い。


銅メダルという成績はすばらしいが、今の日本のメンバーで銅メダルというのは少し物足りなさを感じる。

たぶん、それは選手も関係者も卓球ファンもそうだろう。

松平、丹羽は世界ジュニアで優勝。水谷は2位。ジュニアの成績がそのまま行けば、ドイツに勝って、中国に対等をしてもおかしくない。現実に同世代の張継科、馬龍、オフチャロフは世界の超トップになっている。丹羽、松平は確かに強く世界のトップと言えるが、超トップではまだない。水谷は超トップに近づきつつある。中国、ドイツに勝つための施策が必要で、中国、ドイツ以上のことをやれなければ勝てないと単純に思う。選手だけの責任ではなく、卓球関係者が、もう一度目標を明確にして、現状を受け入れる必要がある。才能がある選手達なので、必ず自分たちの目標を成し遂げてくれると信じている。




世界卓球選手権5日目。


19時半から日本男子の準々決勝、ポルトガル戦の試合が行われた。


グループリーグでは3対1で勝っているが、内容は接戦。

今回も接戦が予想をされたが、3対0で圧勝をした。


1番の丹羽は、相手エースのフレイタスに3対0で勝ち。

グループリーグの時よりも明らかにフレイタスの動きが悪かったが、動きが良かったにしても丹羽が勝っていたと思う。レシーブが特に良く、前半はストップレシーブを多めに入れて、相手も前に寄せ、大事な場面では、徹底してチキータを使っていた。チキータのコース、速さも良く、フレイタスも強打ができず、逆に4球目を丹羽に攻められていた。


1番で日本勝ち、チームの流れは完全に日本ペースに。


2番の水谷はサービス、レシーブからの攻めが良く、安心して見ることができる。

3対0でアポローニアを下した。


3番は松平健太。グループリーグでは、モンテイロに負けていたが、今回はしゃがみ込みサービスを使わずに、単純なサービスから3球目の的を絞って攻めていた。前回はいろいろとやろうとして、的を絞ることができなかったと思う。

松平が勝ったことはチームにとってはとても大きい。松平が落としても、水谷が勝つと思うが、次の準決勝を考えると松平が勝つことで、松平が自信を持って次の試合に臨むことができる。これはチームにとって本当に大きい。


次はドイツだが、キーとなるのはやはり水谷だと思う。水谷が2点取れば、決勝進出間違いない。

とにかく、どんな形であれ勝ってほしい。