あまりにも 「ブログは書かないの??」と関係各所に言われるので
「じゃあ気まぐれーでよければ・・・」という気の無い返事をしてから早◯年。。
ふっと(この"ふっ"が人生において大事)思い立ってPC前です。
ちょうどこれ書いてるのは 星藍インプロショー「type L」というインプロ公演が終わった次の日。
あぁ二日酔い。
ご来場くださった皆様ありがとうございました。
このメンバーは今はなき某所で知り合った俳優陣なのですが(唯一、星藍くんだけはそれ以前からの長い付き合いですが)
某所の特色というか、そもそもいい意味で「変わり者」が集まる場所でもあったので今でも仲良くさせていただいております。
まぁ変わり者でない役者なんてそういないけどね。
初日昼回の安井。
台本や展開に真摯に常に向き合う。向き合いすぎて通り越して見失う。笑
怒られるんじゃないか、、というラストになった、まさかの初回。
ヒヤリとしました。笑
それに対してのステージ上での安井の
「いやーお客さんも好きですよねぇ、こういう展開!」
ヒヤリとしました。(さすがサイ◯パス)
初日夜回の惠太くん。
ぶっとんだ変人をやらせると何処までも変な人を演じ切ります。(人かどうか怪しいキャラもこなします)
実質、稽古中に俺や星藍をキャラクターで最も困惑させたのはこの人です。イケメンなのに。
というか彼はそもそもイケメンなので、そういうことしないでほしいです。
そんな振り幅見せられちゃたまったもんじゃあないわ。笑
2日目昼回のいっせいくん。
話してても共演しててもほんとに楽しいし、勉強になる。
インプロに関しても、あーなるほどなー、そんな切り返しアリなのか・・・っていつも感心しちゃうんだけどね。
公演で見せた「雪の妖精」といい「緊急脱出ボタン」といい・・・ふと終わってみるといつも、
あの人、演技してたか・・・???
と、いつも若干よぎります。。。(素がユニークすぎるんだよね・・・。笑)
最終回、あべし。
フットワークが軽くてボキャブラリーが豊富なので、
とりあえず何か出せば「面白いこと」を返してくれるだろうと勝手にアテにしています。
だからこそ、この最終回だけは「笑い」で終わらせるのはヤメようと
例のストーリーを進めるうちに自分の中で決めました。
そんなじぶんなりのチャレンジ。成功だったのかどうかは、見てくれたお客様次第。
主催。徳仁。
気持ち的にも身体的にもね。たーくさん大変な思いとしんどい思いをしたかと思います。
ステージで芝居をすることがひとつのストレス解消でもあるのでしょう。
そんなふうに思うほど清々しく主演をこなされておりました。芝居人。
演出として、まだまだ・・・こんなもんじゃないぞ、と。そんな思いも絶対抱いてる。それがわかるからこそ視線の先を見てみたくもなるのです。
まぁでもね、これからも辛い思いはしていただかないと。
えげつないくらいの曲者しかいない中で、
大変なことに、僕らのリーダーなのでね。あきらめてください。笑
余談ですが。
僕がインプロに触れていたのはもう10年くらい前の話です。
それも学校の授業や、養成所のレッスンや、ましてや公演でステージもやったわけじゃあなく。
路上でした。(ほんとはだめだよ)
駅前。公園。歩道橋。
よくミュージシャンのストリートライブや大道芸人がパフォーマンスをしている横でやってました。(まじでほんとはだめなんだよ)
今も昔も変わらず、お題もらってその場で。
当時の自分の中では「魅せる」というのではなく、芝居の武者修行みたいなつもりでした。笑
それが、今回ステージで、お客さんから代金をいただいたうえで
公演を行うということに対して、なんとなく感慨深く思う部分もありました。
無駄になることは、意外とないもんです。
10年を経て帰ってくることもあるんです。
10年数年をかけて出会ってくれた共演者やスタッフさんやファンの皆さんに感謝いたします。
次は6月14〜16日に朗読劇。
こちらはお芝居の中でも「声のお芝居」。
よく「声優」なのか「俳優」なのかどっち??とたまに聞かれることがあるんですが、
肩書は「どっちでもいい」のです。あくまで役者であることには変わりないので。
でも「声優」には声優の芝居があるのは事実。ドラマや舞台や、ましてや今回のようなインプロとはまた全然違う芝居の筋肉を使う。
皆で1日1日鍛えています。6月14〜16日、ご覧ください。
朗読団体:声珈琲HP(ご予約は役者フォームより)
またお会いしましょう。