日本を憂う
本日、アルバイトさんの面接がまた来ませんでした。スッポかしです。人材でお世話になっているタウンワークの担当者さんによると、最近では本当に当たり前のようによくある話だそうで。うちだけではないので気にしないでくださいとのこと、しかしながら、曲がったことが大嫌いな性格のせいか、心が狭いせいか、何度考えてもどうも納得できません。
若い人ほどスッポカシをする率が高いのは仕方ないとして、最近では分別のある齢の方までスッポかしが増えているのは特に納得できません。スッポカす理由は、「他にいいところが見つかった」「朝起きたらやる気がなくなった」「電話での説明が不十分だった。」などなど多分いろいろあると思います。それならそれでもいいんです。だけど、電話1本でもいいですから辞退の意志を伝えて頂きたかった。我が方にもなんらかの非があったかもしれません、しかし、そこを差し引いても電話口で「むかしからお好み焼でやってみたかったんです!」とかいうてたのは、なんやったんやといいたくなります。気に入らなければ最初から面接のアポイントをとらなければよいのです。こちらも真剣に話をさせて頂くために店を閉め、面接の準備をして待っているのですから・・・。超ダメージです。
そんな中「裏切るより、裏切られた方がエエんやで。」などとお言葉をかけてくれる優しいお客さんもいます。誠にありがたいっす。
本当に、どうやったらスッポカシがなくなるのだろうか、こんなことで、日本の将来は大丈夫なのだろうか、等と考え込んでいた矢先、日本中を一つのニュースが駆け巡りました。
「福田総理、突然の辞任」・・・・・・。絶句です。安倍首相に続きなんたるザマか。そら、日本の総理大臣が投げ出すくらいやから、アルバイトもすっぽかすわい!
ワナワナとわが国の無責任な国家元首に対し怒りに震えながら、日本の将来を憂い案ずる今日この頃、皆様は日本の未来について、そしてこのスッポカシ問題について、いかがお感じになられますでしょうか。
お好み焼聖地巡礼:神戸お好み焼編:美しい薔薇お好み焼き「呑喜帆亭」さん
生地にチョリソー・ベーコン・ポテト・チーズを挟み込み、
卵黄と大葉でバラを模った「アーリーアメリカン」は味はもちろん
目で楽しむという料理の基本を究極に表現した形。
オサレな店内、三宮の街並みを大きな窓ガラスごしに
見下ろしながらアーリアメリカンをたのみ、
彼女が「うわ~このバラ、食べるの勿体無いなぁ~」などといったら、チャーンス!
「大丈夫や、もう一りん、もっと綺麗な薔薇が目の前に咲いとるやないか、これは後で俺がいただくけどな」などとのたまえば
「アマーイ」とチョイ古なツッコミが入りそうなシチュエーションが演出できること請け合い。
彼女だけじゃなく、関西観光している方や外人さんなんかも連れて行ってあげたらきっと
喜ばれるんじゃないでしょうか。フレンチ一筋で活躍してきた総料理長が考案する、
フランス風創作お好み焼はもはや、お好み焼きの域を越えた未踏の世界。
世界進出もできそうなそれは、古いお好み業界という風車に挑戦する、
まさにドンキホ-テの勇姿かもしれません。
神戸一哲
の路線ではありませんが、本当に素晴らしい店だと思います。
その他、太鼓判だっせ!大正ロマンなどなど他にはないお好みメニューも魅力的です。
お好み焼聖地巡礼:長田グルメお好み焼列伝:その一、ひろちゃん
長田区は日本有数のお好み焼激戦区である。
そして、お好み焼店の密集率は日本一といわれる。
その日本一の激戦区にあって、ピカ一と光る名店を紹介していきたい。
まずはひろちゃん、そばめしで知られる青森さんのすぐ近く。かつて、街頭アンケートをとった結果で一位に輝いたことのある実力店。おばちゃん一人で焼いているが時々オッちゃんがチョロチョロ手伝っている。
長田らしい家庭内店舗だ。写真は長田でもめずらしい、シソ焼き。これがいかにも美味い。
ちなみにうちにもシソ焼きがあるが、三宮より西の人にはなじみがないらしく、敬遠されがち。今後はうちでもガチで扱っていくので是非お試ししていただきたい。(カリカリの出来立てが最高なので出前より是非お店で・・・)
しそ焼きはネギ焼きに差しで対抗できるのはこれだけではないかという大人の味。
ひろちゃんが生んだ隠れた傑作のひとつだと思う。是非醤油風味で食べていただきたい。
主役まではいかないが、脇役を食ってしまう存在感はお好み界の大滝秀治あるいは、小松方正といったところか。
実にシブい。
可能性を感じる一品である。
ひろちゃんはタコが大きく食べ応えがあって有名。その他、海鮮チーズなどもありますが、肝心のタコがはいってないので個人的にはチーズマニア以外はどやさです。ノーマルのお好み焼も基本に忠実で長田を代表する味わいです。先日行った時は、金髪の美人の外人さんが集団で入っているという、ケッタイな光景を眼にして驚きました。長田も国際化が進んでいるようです。
北京五輪、星野ジャパン、野球、夢のあと・・・
あ~北京五輪が終わってしもた・・・。
ソフトにリレーに色んな感動があったが、残念無念はなんといっても星野ジャパン。
1億円プレーヤーを勢ぞろいさせ、ホテルワンフロアー貸切 日本からシェフから食材までもってったという贅を尽くして、の4勝5敗。4位。
かたや、推定20~30万の給与で頑張ってるソフトの上野なんかは最後マメをつぶしながら、400球近く一人で投げてアメリカをおさえて金メダルであるわけやから、ジャパン軍団は上野の潰れたマメの皮を煎じて飲んでもらいたい。
選手達は一生懸命やていたというのはわからんでもないが、WBCの時とは明らかに何かが違っていた。
それはむき出しのハングリーさかもしれないし、精神論以外の科学的何かかもしれないが、どうしても納得がいかない。何かが違う。
申し訳ないという男、星野仙一だが、「金メダル」しかいらんと言ってしまった以上
今回だけは阪神ファンで星野ファンの自分でも何かモヤモヤしたものがのこる。
有限実行とはかくも残酷なものなり。
闘将自ら実力の差は感じなかったというも、4勝5敗では記者に突っ込まれても仕方あるまい。
素人目にも実力の差は厳然としてあったと思っているファンは少なくないだろう。
ストライクゾーンとかボールの大きさもあったかもしれないが、こないだまで、下に見ていた韓国との実力は
あきらかに逆転していた。結果は韓国戦2戦2敗の完敗。
このままでは日本の野球も
国技の柔道のようにJUDOに負け続けることになろう。
今回4人も丸坊主にして気合をいれたが、GGまでがああなってしまうとは・・・。
まじめなだけに気の毒の限りである。
何を隠そう、うちの社員でも自主的に気合を入れて丸坊主にしているのが二人いるが
本当にまじめ。日の丸を背負っているわけではないので、お客さんの前でポロリとお好み焼きを落とすことはないだろうが、常にうちの看板をしょって頑張ってくれている姿は、わが職人ながら胸に熱いものを感じる。
とにもかくにも、もうそれはともかく、
星野ジャパンは
はよ帰ってきて、新井と藤川と矢野返してくれ~。
阪神は大炎上である。
広島が一番得をしたという噂もあるが
ウイリアムスはきっと涙目で3人を出迎えてくれるに違いない。
アニキはきっとアニキらしいおでむかえをしてくれるのではないか。
ところで、火曜からの甲子園の中日戦
きっとかなり傷心の、川上と岩瀬はでるんだろうか。
日本のマウンドに上がる時は針の筵に立つ気持ちであろう。
ましてや、甲子園で・・・
恐ろしい。
ポロリしまくっていた西武のGG佐藤はどうなるんやろうか。
マスコミやネットはあまり彼を責め立てて欲しくない。
まじめな精神の結果、日の丸の重圧を背負いすぎた結果が
あの明るくキモティー、プロの彼をあそこまで追い込んだのだ。
(日本シリーズまでは復活戦でもエエという内心はさておき)
いつかきっと復活してくれるだろう。
矢野も機嫌よく帰ってくるイスンヨプには内角に対するトラウマを持たず
内角を意識したいつもの配球で攻めてってもらいたい。
7.5差はあるが、本気でやらないと北京の二の舞を阪神でしてもらっては
困る。
北京後の日本野球も、いろんな意味でおもしろくなりそうである。