鉄路廻廊

横浜界隈　2

今回乗車する北斗星に乗る前に東京近郊の鉄道を乗り周りたいと思う。

東海道線で横浜を目指す。さげまつるが横浜のヨドバシカメラでメモリーカードとカメラケースを補給するためだ。ついでに言うと鶴見線に乗るために京浜東北線に乗り換え鶴見へ向かう。
東海道線の根府川駅は、海が見える綺麗な駅だ。いつ通っても見晴らしの良い景色である。
E231系の遮光ガラスのせいで美しい景色をお見せできないのが残念だ。

横浜で東京行普通列車を降車。これより、ヨドバシカメラに買い出しに向かう。当初の予定では、鶴見線本線の扇町駅も訪問する予定であったが、浜松駅で始発に乗りそびれた影響もあって海芝浦だけ行くことにした。また次の楽しみとして取っておくのもまたいいだろう。
横浜駅で降りて、地下街を通っていると、崎陽軒のシュウマイ屋があった。なかなかうまそうだが、この後乗り換えも頻発するのでシュウマイは今回自重した。

横浜での補給も終わった。平日の金曜日だがお盆ということもあり、駅は行楽客や若い女で混雑している。

京浜東北線は5分おきぐらいに頻繁に発着するのはありがたいがいつも混んでいて、早朝深夜以外は大抵立席だ。

さげまつるのカメラケースをセッティングして、雑談していると数分で鶴見に到着した。京浜東北線E233系

同行者のさげまつると浜松駅の改札前で5時20分に待ち合わせをしていたのだが、彼奴が家に忘れ物をしたので、駅にくるのが遅れた。その間に私は、窓口で寝台特急北斗星のＢ寝台を二人用Ｂ寝台個室デュエットに乗車変更する手続きを取っていた。当日の朝は、払い戻しが出て乗車変更のねらい目なのだ。
私は、Ｂ寝台1個でデュエット1個に振り替えるものだと思っていて、手元にあるＢ寝台2個の片方は払い戻し、もう1個は乗車変更と思っていたが、窓口氏曰く、2枚で1枚に乗車変更をすることができるそうだ。

改札口で待っていたのだが、5時34分の列車の発車時刻になってもさげまつるが現れない。
奴に電話をすると私が先に列車に乗ってしまったものだと思って、さげまつるは既に車中の人なってしまったようであった。さげには、天竜川で降りてもらい、この後の掛川止まりの列車で落ち合うこととなった。
天竜川からさげが列車に乗り込んできた。デュエットの乗車変更に行っていて、すれ違いになった趣旨を話すとさげも納得したのかうなずいていた。
そして、まさか個室が取れるとはと彼奴も喜んでいた。
さげが家から、お中元のヱビスビールを持ってきてくれた、彼奴はよくものを落とす癖があるのでヱビスビールも落としたらしく、缶がへこんでいたのだが、持ってきてくれただけでもありがたいので私は、へこんだ方を有難く戴いた。
朝から、飲む麦酒はうまい。列車に乗り込んで何をする訳でもなく、ボッーと外を眺めてるだけで列車は目的地へ着いてしまういままで、幾度も列車に乗ってきたがこんなに嬉しいことはない。