キラキラ公演情報キラキラ


キシャ初の江戸文学を、現代の服装と言葉で!

狭~い空間で、寒~い時期にお届けする『雨月物語』。


菊花の約、浅茅が宿、吉備津の釜、青頭巾。


……やっぱり怪異小説は、みんなで体感しないとね。


Kisha Another Works

『雨月物語の話がしたい!

脚本・演出 千野裕子



2017年1月22日(日) @新宿眼科画廊



満員御礼にて終演しました。

ありがとうございました!



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皆様こんにちは、久保田です。
 
雨月物語からおよそ3週間ほど空きまして、この日から「後三年記」の稽古が始まりました。
以前に舞台化した「陸奥話記」の続編という作品になります。
 
この稽古開始前日に初稿が届いたので誰がどの役になるのかなぁと想像しながら一通り読んでから参加。
難しそうな役があるので、なかなかキャスティング難しそうです。千野さん分裂してください
すでに決まっている私の役ですが、以前に千野さんに「こういう役やったことないんでやってみたんですよねー。」と言った内容をありがたいことにわざわざ組み込んでくれていました。ただただ感謝。。テンションseisei
 
 
あとこの日はどうやらバレンタイン?とかいうお菓子業界の陰謀のような日が近いようだったので、黒くて甘いものをみんなが持ち寄っていました。好きな人はみんな美味しそうに食べてました。マル。
 
なんか去年のバレンタインも僕が稽古日記担当してた気がします。何の因果でしょうか。いじめでしょうか。ちなみに書く人決めてるの僕です。わふー。
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恒例のトリを失礼します。
作・演出に、役者としては主に「吉備津の釜」のイケメンクズこと井沢正太郎を演じた千野です。

今回はなんだか、一度やってみたかったことをたくさん詰め込んでしまいました。
舞台をぐるりと囲む客席とか、短編オムニバスとか、メタ的な視点を入れるとか……。
あ、そうそう、そもそも企画自体が役者ありきだったんですよ。
「ヤンデレな久実子に恐怖したい」「植竹に東とカラんでほしい」「久保田は可愛い役が似合うってそろそろ認めろ」「やっぱ小百合は薄幸だよな」「みんなが那美のあざとい子役を待ってる」「吉田は徳高いってことになってるから何かやらかせ」
みたいなものが、ぜーんぶ詰め込める奇跡みたいな作品が『雨月物語』だったというわけなんです。

……ついでに自分も、「クズみたいな男なら任せろ!」なんて思ったりして。(ええそうです、私が作家ですからね、「イケメンクズのひとり息子か」「千野さん、出番ですよ!」「なんでだよ!」のくだりも私が自分で書いたわけですからね笑)


……とはいえ。
こんなこと言うのはとてもとてもカッコ悪いのですが……でも、あえて言うなら、本当はどの役者も、すごーくがんばって役作りしてくれてたんですよね。
だって、「この役が似合うだろうという他者の評価」と「本人の自意識」は意外とかけ離れているんですから。
でも、そこをどうにか乗り越えるのが役者の仕事だったりして、そしてそれができちゃったりすると、「ハマり役!」なんて言われ、「素でしょ?」「本当はそういう人だったんだね?!」みたいなところにたどりつけるわけで……今回の役者たちには、そういうこと求めてたんでした。

うん、そう、「当たり役」って、結局、自分で当たりに行くしかないんだろうな。
お客様の目に、その成果はどのように映ったでしょうか……。

さて。
役者としての自分ですが……「浅茅が宿」の雀部の曾次くん(目指せ胡散臭さ全開!)とか、「菊花の約」(午前・夜の部)とか「青頭巾」(午後の部)の語り(オーソドックスを装って存在感を誇示しまくったぜ!)とかは……まぁ、いいですかね(笑)。
それなりに思い入れもあるんですが……やっぱり今回の私の仕事は、あのイケメンクズですよね(笑)。「本気のイケメンクズ。あるいは、プロのクズの仕事」なんて言ってましたが、どうでしたでしょう。
今まで、「イケメンを演じてるはずなのになんか残念になる」「ヒーローのはずなのにどこかしらクズっぽくなる」なんて言われてきたので、「そこまで言うなら見せてやろう、本気のクズをな!!」というのが今回の自分のノリでした。すごく楽しかったです。だってハマるって分かってたもん。
とはいえ。私は作・演出もやっているせいか、お客様には作品そのものの感想をいただくことが多く、役者としての感想はなかなかもらえないのですが、今回はどういうわけか「見事なクズだったね!」等々、役の感想をたくさんいただきました。こんなの初めてです(笑)。それが本当に嬉しかったです。
……まあ、あまりにハマりって言われるんでさすがに「いやいや、いろんな技術を駆使してクズに見える演技をしてるんですよ!!」と言いたくなるんですが、それはカッコ悪いので言いません(書いちゃったけど)。

……あ、そうそう、終演後、初参加のスタッフさんに真顔で、
「千野さんはいつからイケメンなんですか?!」
って恥ずかしい質問をされたんですが(苦笑)、これには付き合いの長い玲子さんが、
「残念なイケメン(笑)になったのは『かすがの』からだよね」
という的確な答えを返してくれました。
『かすがの』(2010年初演)といえば、自分がキシャでがっつり男を演じる羽目になったきっかけの作品。演じたのは、『伊勢物語』二条后章段の在原業平でした。
そう思うと感慨深いものがあります。
というのは、「吉備津の釜」は『伊勢物語』の影響が指摘されている作品でもあるからです。
駆け落ちや、閉じこもった場所で鬼に食われる……なんて要素は、『伊勢物語』二条后章段、というか、第六段(いわゆる「芥川」)です。しかも原文を読むと、正太郎の断末魔は「あなや」って、『伊勢物語』第六段と全く一緒なんです。
で、そんな『伊勢物語』第六段のエピソードは、もちろん『かすがの』でしっかりがっつり演じました。
……何が言いたいかというと。
『伊勢物語』の在原業平で始まった自分のキシャでの歩みが、その影響下にある井沢正太郎で、いったんある種の集大成的なところに来ちゃったのかもしれない、という、そういうことです。
いや、たどりついた先が「イケメンクズ」ってそれどうなんだおかしいだろって思うんですが(笑)。
奇しくも30歳になったばかり。とても、運命的なものを感じたのでした。

ともあれ、今回もたくさんの皆さまからご声援をいただき、本当にありがとうございました。
感謝の気持ちは、次なる作品を作り続けることで返していこうと思います。

 


2017.2.11

次回作の稽古初日、の前日に。

千野裕子
 

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ごきげんよう!

この度『浅茅が宿』の語りと『吉備津の釜』の磯良役を務めました筒井です。


雨月物語公演にお越しくださった皆様、また応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!!
たくさんのお客様にお越しいただき、四方を囲まれながら皆様と近いところで雨月物語の話ができて、とっても楽しかったです。


終わった後、たくさんの方に磯良役について「熱演だったね!」「怖かった」「ハマリ役だったね〜」などと声をかけていただきました。嬉しい限りです。
ただ、個人的には「熱演だった」と言われる度にちょっぴり違和感を覚えるというか、なんだか申し訳ない気持ちになるんですよね…。
なぜかと言うと、今回は役作りや演技を作っていく上で正直全く苦労しなかったからです。

「ここで磯良はどんな気持ちなんだろう?」「何を思ってこう言ってるんだろう?」という疑問を一切持つことなく、履き慣れた靴を履くような感覚でスッと役に入り込んで演技することができました。まぁ「全員ハマリ役」ってこういうことなんでしょうかね。

こんなことを言うと「筒井は普段から人を呪い殺してるんじゃ…」と思われそうなので断っておきますが、一応今まで人を呪い殺したことはありません。今後も予定はありません。

ただ、磯良が正太郎を想う気持ちも、袖に嫉妬する気持ちも、正太郎への愛情が憎しみに転じるのも、考えてみれば決して突拍子もない感情ではなく、誰もがある程度は理解できる普遍的なものだと思うんです。
あくまで人の営み、ですからね。


ちょっと理屈っぽくなりましたが、とにかく今回は本当に楽をさせていただきました。笑
そして何より、楽しかったです!みんなも言ってますが、素晴らしい照明や音響の中で演技ができて、お客様の反応が近くで感じられて、本当にただただ楽しかったです。


『浅茅が宿』の語りは、磯良にに比べると5倍くらい稽古して家でも練習したんですが、本番になるともうひたすら楽しくて。久保田の愛されバカっぷりや、さゆりの薄幸っぷりを一番の特等席で堪能しながらドヤ顔で歩き回ってました。笑


皆様はいかがでしたでしょうか?
寒い季節のちょっとゾクッとするお話、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
最後になりましたが、頼りになるスタッフさんをはじめ、本公演に関わってくださったすべての方と、劇場に足を運んでくださった皆様に心から感謝を申し上げます。本っっ当に、ありがとうございました!!


それでは、皆様と次回も劇場でお会いできることを祈りつつ、本日はこの辺で。

ごきげんよう!
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皆様こんにちは、久保田です。
「雨月物語の話がしたい!」にご来場下さりまして誠にありがとうございました。
みんなが真面目に書いてくれてるので、僕はゆるーく書いていきます。

えー、例のごとく僕は「雨月物語って何?」からスタートでした。
源氏物語とか伊勢物語は名前は聞いたことあるし、主人公くらいは知ってました。
しかし雨月物語に関しては「えっ?聞いたことすらないんだけど?学校で習いました?」状態。
そんな私語りやってます。
久保田です。


今回は
「浅茅が宿」の勝四郎
「吉備津の釜」の彦六
「青頭巾」の語り
おまけで昼の部のみ「菊花の約」の語り

勝四郎はハマリ役とのことでのキャスティングでした。どっかで書かれてましたが、決して僕の性格が近しいわけではなく(むしろ対極に近いです)演じたら魅力的に見える役ということでした。こいつは僕の持ってないものをたくさん持ってるんですよ。明るさとか無鉄砲な行動力とかコミュ力とか・・・。何故かこいつを演じていると「僕にはこんな性格になれる可能性はあったんだろうか、何処かに分岐点はあったんだろうか」などと思うことがあったとかなかったとか。
友達としては多分面白いやつです。
ただ夫にしてはいけないやつです。

彦六は楽しく演じればいいかな、ぐらいの気持ちでしたね。その場面ごとに強烈なインパクトのある人がいるのでリアクション丁寧にぐらいで特に考えずにやってました。正太郎から事あるごとに「彦六が出て来いって言ったから出て行ったら死んだ」とか言ってますが完全に自業自得ですやん。

語りは「宇治十帖の話がしたい!」以来です。やはり楽しい。青頭巾に関しては家の主のほうが語ってます。むしろこちらが第二の語りです。


僕の中で物語と言えば怪異(西●維新ファンです)なのでオープニングでボケようかとも頭を過ったのですが、事前に「久保田は笑いを取ろうと余計なことするから気を付けるように」と釘を刺されていたので未遂に終わりました。やっても多分滑ってます。

さていつものように次回公演のお知らせ。
次回公演は「後三年記」
以前に舞台化した陸奥話記の続きみたいな作品です。
主演です。やばいです。初です。
7月23日、せんがわ劇場にて、皆様のご来場お待ちしています。

久保田 祐司
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こんにちは、ひがしです。

寒い中ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

今回は「菊花の約」の丈部左門、「吉備津の釜」の語りを担当させていただきました。

 

左門については大学在学時に基礎演習で取り扱われた時からもうそーいうキャラにしか見えなくて(多分配られたレジュメに載ってた漫画のせい)、自分は一体何を読んでるんだろう…怪異、とは?とか思った記憶があります。

それから10年近く経ってよもや自分が演じることになるとは夢にも思わなかったんですが、これもある種の怪異なんでしょうかね。違うか。

ともあれ、相手がうえたけ君な時点でもうそーいう関係性にしか見えない菊花になるのは確定的に明らかでしたので、あまり深いことは考えずに流れに身を任せてやらせていただきました。

 

「吉備津の釜」の語りについては、初めての語りでこんな面白い演目をやらせてもらっちゃっていいのかなと思いつつ、全力で語らせていただきました。正直ものすごく楽しかったです。

前半は演者との掛け合いや観客席いじりもあり割とコミカルに進んでいきますが、後半は文字通り背筋の凍るほど恐ろしい展開。

観客席と演技スペースが混然一体となった今回の舞台の持ち味が、「恐怖感の共有」という形で十二分に発揮出来ていたのではないかと思います。

 

語りについても前半はテンポ良く、後半はヒタヒタと迫る磯良に合わせて重々しく、というのを意識していました。

ただ、正太郎が最後までかたく慎んだ(と思っている)ところの「空が次第に白み始め~」については少し明るめに、直後の絶叫を際立つように。

語り終わって照明が明るくなった時、観客の皆様が息を吐くのが聞こえてきたのが何とも心地よい瞬間でした(笑)

 

まぁ私にとって一番怖かったのは御釜祓のうえたけ君に笑わされないようにすることだったんですが。全部アドリブで毎回動きが違うとか本当に勘弁してほしい。

 

 

次回はガラッと雰囲気が変わって大きい劇場で軍記ものをやるわけですが、機会があればまたこういう大きい劇場では出来ないお芝居、何らかの物語の「話がしたい」、と思います。

その日を心待ちにしつつ、本日はこの辺で。

また劇場でお会いできることを楽しみにしております。

 

ひがしあきお

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