最近鎧を着たり見ることが多いのですが、知識は全然少し分かるようになったら面白いかなと思って、迷惑にならない範囲で質問とかしています。そこからまた、興味の幅が広がって行ったら素敵ね
先日の撮影で私が着せて頂いたこの鎧は、平安時代初期のデザインです。
肩の防具が大きくなって、大袖となり、私の肩についていた防具は不要となり、胸前の飾りとして残っています。
こんな感じね同じ物だと分かりますか
ってな事をFBに書いたら、詳しい方が、これは杏葉(ギョウヨウ)と言って、馬の尻懸の飾りになっていることもありますよ、と教えてくださいました。
お馬に睨まれていますが
コレねお尻のとこ
これは最早、ただの飾りですよね〜
可愛いからいっか
これはまた、むっちゃ杏葉を付けまくったお馬ちゃんですね古墳からの出土品のようです
こう言うのを見ると、大陸からの伝来品なんだろうなあって感じますね。日本の鎧は独自の発達を遂げた物ですが、大陸からの影響に加えて蝦夷の影響を受けていたり、色んな文化のミックスで出来上がってきたんだなあとも思います。
調べていくと、この杏葉を元に家紋となったのもあるようで、デザイン性が高くて可愛いですよね語源としては、杏の葉に似ているから、という、読んで字の如く、そのままのようです。
大河ドラマでも、小栗旬さん扮する主人公の北条義時が着ている鎧も、
肩に杏葉がついていますね。
これは良く映っていますね。
感動的なシーンでしたが、肩が気になって仕方ありませんでしたお兄ちゃん(宗時)は大鎧を着ていますね、嫡男ですから位が高い鎧を身につけています。
不要となった杏葉を残しているのって、何と無く日本的な発想かなあと思います。古い物を不要なものとして捨てきれず、何と無く可愛いし、昔の名残だし、で残していく。この感覚、好きです。
でもでも、この時代の鎧の事はまだ全部は解明されていなくて、本やネットで書かれている事、定説と言われている事も実は鵜呑みにすると間違えることもあるそうで、だからこそ歴史って面白いんでしょうね。この無用な物のはずの杏葉も、実は隠れた大切な役割があったりして想像は広がります
少しづつ興味の幅を広げて、知識を増やして行きたいなあと思います。生涯勉強ですね
馬友さんやお馬の先生たちへのバレンタインギフトを探しています。お馬がついていると可愛いのよねGODIVAも馬がついているのでアンパイですが、悩む〜
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