2006-01-30 21:31:04
テーマ:映画

ノロイ

ジェネオン エンタテインメント
ノロイ プレミアム・エディション

いかがわしさが売りになるものってのは、高級品ではない。

盗品であること、イカサマ商品であることが売りになるようのモノは、

少なくとも高級品ではない。

名画や宝石なんか例外であろうが、そもそも売るために出てくることはマレだろう。

有名メーカーと一文字違うスニーカー、CDがカセットとデジタルの省略でCDプレイヤーに見えるカセット、

ブランドが表示されず、タダ「高級品」とだけ表示される腕時計、ブランド名がプリントされた柄のバッグやサイフ。

これらは間違いなく安物だ。

お金を払って購入する自分らの世界にやってくるまでにきっと数々の修羅場をくぐっているに違いない、

そんな想像を容易に掻き立てる。

しかし、そんなストーリーに価値を見出されるはずもなく、ただ一山いくらで売られる安物。

そのいかがわしさは、人の闇というものを想起させるにはじゅうぶんすぎる。

かつてイタリアのヤコペッティという人物がいた、彼の一連のドキュメンタリーは安物っぽいと

同時いかがわしさに溢れてこれだけ年月を経た今でも引き付ける魔力を放っている。

あのいかがわしさを作品に封じ込めたいと思う作家は多いようで、「食人族」という映画もかつてあった。

そんなものを日本でも作られることになった、なぜか世紀末を越えた2005年に。


「ノロイ」

実在するという小林雅文という怪奇作家のビデオレポートということで語られるこの映画は、

いくつかのエピソードの積み重ねである。

そこはテレビでオンエアーされたという怪談番組だったり、実録取材だったり、ライブ録画だったり、そしてそれぞれが有機的につながり、最後に小林雅文氏の結論と事件の真相に繋がっていく。

ストーリーというものはない。

呪怨と同じで怖いシチュエーションが続くのが一番の特徴だ。

しかし、「呪怨」とは比べ物ならないくらい、ハードルは高い。

見る人に、フェイクドキュメントをそのまま受け取らないことがスキルに必要だ。

そうでなければ、この映画のあまりの狂気に取り付かれてしまうことがありえる。

この映画は、商業映画としてはかなり狂った映画だ。

ハーショル・ゴードン・ルイスなんかを見ていない人には、毒だ。

中でも霊能者の堀氏の狂いっぷりは見ているこちらは本物ではないかと思ってしまうくらい。

映画のほうを破壊しかねない勢いを持った存在だ。

霊体ミミズという単語を連発していれば、近所の人でなくても「気狂い」と呼ぶに違いない。


この作品の全体に漂ういかがわしさは、なかなか素晴らしい。

しかし、それだけに免疫が無ければ見るべきではないかもしれない。

ホラー映画が怖いから見ないと言いつつ、テレビの怪談番組を見て本気にする人間は多い。

この映画はテレビの怪談番組と同等の描写だが毒はかなり強い。

とりあえず、「スナッフ」を本物の殺人映画だと思っているピュアな人たちには向かないだろう。

嘘を嘘として楽しめる人間だけが入れる世界なのだ。


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2006-01-30 21:15:29
テーマ:日記

イメージが悪くなったというよりは箔がついたという感じだな

深刻ライブドア汚染…六本木ヒルズ追放も (夕刊フジ)

証券取引法違反という禁断の果実に手を出し、楽園・六本木ヒルズを追放となった堀江貴文前社長(33)。24日には新体制が“脱堀江”を打ち出したが、“六本人”たちのライブドア・アレルギーは収まらず、会社自体の“楽園追放”までささやかれている。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/roppongi_hills.html?d=30fuji66912&cat=7&typ=t


別にいまさらと言う気がする話のライブアドア話ではあるけど、住民が追い出すというのは、嫌な感じだ。

逮捕されたが、未だ取調べ中の容疑者であって、犯人というわけではない。

大体、仮に犯人だとして問題があるのだろうか?

賃料を払えるか払えないかだけの問題ではないのか?

そもそも入居するときに、犯罪者として疑われたら出て行かなければならない誓約書でもあるのか?

隣の人間が好き嫌いを言うのはともかくとして、住民に出て行けといえるのか?


いまさら、イメージが悪くなるものなんてあるのかい?

システムに子供を殺させてしまったビルに。

忘れたとは言わさんぞ、自動回転ドアを、そして安全を度外視した運用をしていたことを。


ホリエモンは、最高に嫌いな人種だから擁護するつもりはないが、イメージなんかで人を排除しようとする人間には嫌悪感をあらわになってしまう。

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2006-01-15 16:18:59
テーマ:映画

ハリー・ポッター と炎のゴブレット

何気ないものから深い意味を考えてしまいそうになる自分にとって

この映画は、非常に不快な映画だった。

原作における部分か映画のオリジナルかは分からないが、あからさまな偏見を見てしまう。

ダンス・パーティに誘う女の子を選ぶことをすっかり忘れていた主人公の二人が

仕方なく余っていた女の子を誘うんだけど、それがインド系の女の子の二人。

イギリスの原作だから余計に気になるんだよなぁ。

インド系のイギリス人はあまりモノなのか?

好意的に解釈すれば無邪気なんだろうけど、原作者はイギリス人だからなぁ。

これが、ヒスパニックだったりしたら、アメリカでは暴動起きるぞ、きっと。

私ではなくても嫌悪感をあらわにするぞ、きっと。

しかし、インド系だからなぁ。

ブラック・ムービーみたいに、インド系の人もじゃんじゃん白人を悪者にした映画を作って対抗だ。

「マッハ!!!」はチンピラみたいな連中が白人のゲス野郎だったので、充分対抗していたなぁ。


この映画において一番、どうしようもないと言い切れるのは2番目の試練の内容、

ネタバレはイカンだろうから言えないんだけど、ホグワーツって最低の学校だよ。

いくら褒められても納得できんだろう普通は。


映画の内容そのものも従来以上にツッコミどころが多すぎるし、今回は商売ッ気出しすぎ。

(デビルマンよりは少ないけど)

大体、最後の試練に勝てば問答無用に優勝って、どういうこと?

今まで、1点とチビチビやっていて最後だけ10000点とか言う「たけしのウルトラクイズ」みたいな

競技のどこが「永遠の栄光」なのでしょうか?

親友のあまりにも安っぽい友情とあまりにも競技に対する思いいれのない主人公の必死さというのもねぇ。


観客だってバカじゃないと思うんだけど、満足しているらしいからなぁ。


今回の戸田奈津子女史も、いつもながら汚い言葉は使わないねェ。

「piss off」 は、結構汚い言葉なんですけどね。

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2006-01-15 15:58:12
テーマ:映画

ランド・オブ・デッド

風刺という言葉が風化しているような気がする。

お笑い芸人があんまりにも情けない連中ばかりだからなのか?

いや、一番大きいのは、責任をとるのを避けるような連中がテレビを作っているからだろう。

クレームだってうるさいと思われるアメリカやイギリスにだって、過激なお笑い芸人がいて、

かなりラジカルなネタをやっている。

単にテレビ屋が情けないだけだ。

小人プロレスを可哀想な人たちを苛めることと言っていた人間が、今の後輩芸人を小突くばかりの

番組をなんと言うのか?

やっていることは全く変わらないはずなのに。

そうして、芽は摘み取られた、去勢されたのは音楽業界も変わらない、相次ぐ放送禁止歌や発禁で、

今や、どうでもいいラブソングだけが残った。


風刺が映画の中にあるのはよくあるのは確か。

そんな風刺をホラー映画に見る。


ロメロ翁の最新作は、デッドシリーズの最新作だった。

少し前に、リメイクの「ドーン・オブ・ザ・デッド」があり、さらには「ショーン・オブ・ザ・デッド」のような

リスペクトに溢れたコメディもあり、タイミング的には絶妙だった。

「ランド・オブ・ザ・デッド」

日々、ゾンビにおびえて暮らさなければならない下層階級と末法の世の中でもお金持ちで安全なタワーに住む上流階級の対比。

逆らえば、容易にゾンビの餌にされるような自由な街


世界が終わっても、この世は金だけなのか?

ゾンビが蔓延っていても、金は効力があるというのも不思議な話ではあるんだが、

妙に象徴的な映画だった。


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