米国では取り敢えず目先のデフォルトが回避され、政府機関一部閉鎖も一時的に解除される方向となり、本日の東京時間にも上下両院で可決する可能性が高まった。米財務省短期証券(TBill)も10月中のみならず、来年3月償還分も全般的に利回りが低下している。最終的にデフォルト回避が今日明日中に確認されれば、ドル/円は続伸の可能性があるが、その場合のドル/円相場の動きを、9月後半以降連動してきた米ソブリンCDSとの関係でみてみると、CDSが拡大し始める前の水準である22ベーシス程度へ縮小する場合にはドル/円も100円程度への上昇が示唆され、短期的な反応として100円手前への続伸はあり得る。

アロケーション: 日本株オーバーウエート継続

10月のファンドマネジャー調査によると、グローバル機関投資家の日本株の配分状況は+30%(前月比+8%ポイント)と、オーバーウエートが増えて年初来のオーバーウエートを継続している。今後1年間にオーバーウエートしたい市場については、先月と変わらずユーロ株が1位、日本株は2位だった。グローバル投資家の平均キャッシュ比率は+4.4%(前月比-0.2%ポイント)で、キャッシュ配分が+17%(前月比+2%ポイント)とオーバーウエートの見方は継続している。

セクター:自動車が1位キープ、銀行はアンダーウエート増えて6位に

日本株のセクター別配分状況は、自動車が1位をキープ、9月2位の銀行はアンダーウエートが増えて6位となった。10月は、資本財がオーバーウエートを増やし2位、アンダーウエートが減少した小売が3位となった。最も不人気なセクターもこれまでと変わらず公益事業で53%のアンダーウエートだった。

マクロ環境: 日銀政策への見方は促進的が継続

日本株専門家の日本株のバリュエーションに対しては割安との見方が継続している。またインフレに対しての見方は、変わらないとする見方が増えたことで+84%(前月比-10%)となったが、企業収益見通しについては+79%(前月比+3%ポイント)と、改善するとの見方が微増した。日銀政策に対する見方のネットバランスは、締め付けすぎとの見方が減少した結果、「促進的」から「締め付けすぎ」の差し引きは+11%(前月比+5%ポイント)となり、黒田総裁就任以降、促進的との見方を継続している。

投資家動向: 模様眺めが続く

米国の債務上限問題の行方次第でドル円が動き日本株に影響を与える。このため、投資家は国内問題より米国の政治情勢について模様眺め気分が強い。債務上限問題が一巡し、政府機関閉鎖も終われば世界景気見通しも改善しよう。年末にかけて投資家はゆるやかに株式に資金をシフトさせると見る。
●JPモルガンですが中国株の投資判断をunderweightへ引き下げです。成長セクターと経済の成長スピードがフェードアウトしており、バリュエーションが高いことを理由に挙げています。

本日の相場材料は下記の通り:


①本邦8月コア機械受注(850、前月0.0%、市場予想+2.5%、前月比)、

②豪9月雇用統計(930、雇用者数変化:前月-1.08万人、市場予想+1.5万人)

BoE金融政策決定(2000、市場予想は全会一致で政策変更なし)、

④黒田日銀総裁講演(2045および100

Lew米財務長官が債務上限に関して議会証言(2130、上院財政委)

⑥米新規失業保険申請件数(2130、前週30.8万件、市場予想31.0万件)

Bullardセントルイス連銀総裁発言(2245、ハト派、投票権あり)

DraghiECB総裁発言(120)、

TarulloFRB理事発言(245、演題は金融規制。中立、投票権あり)、

Williamsサンフランシスコ連銀総裁発言(330、中立、投票権なし)

AsmussenECB理事発言(400、タカ派)、

注目はLew財務長官の議会証言で、これまでの米債務上限引上げの実質的期限となっていた、政府資金繰りがもつのは1017日までという従前の発言が変更されるかどうかに注意。もしかして、

●実際は10月末まで資金繰りがもちそうだという場合、実際にデフォルトに陥る時点が先送利されると一時的に市場の反応は買戻し。しかし。もたつく場合は長引くこととなるため、ドル買い・株高は限定的で、下値を試す展開で株価も大幅に下落するなど、議会協議妥結への催促相場となるリスクの方が大きいだろう。

本日は、CNNのインタヴユーで下院のベイナード議長が短期での債務上限を考慮してもとの薄明かりに反応して。。。買戻しが為替、日経に示された。


昨日、オバマ大統領はベイナー下院議長へ電話し、改めて事前交渉を拒否。米株は直近安値圏へ続落。米短期国債(TB)利回り(1ヵ月)は0.3%台へ暴騰。2011年の米格下げショック、2012年の財政の崖問題の時を大きく上回って上昇した。


。しかも昨日は米国債の利回り上昇は中短期ゾーン全般に及び、2年債利回りも0.3%台後半へ急上昇した。デフォルトリスクへの警戒感は明らかに数段階高まった。
こうした中で昨日、米ドル指数が下げ渋ったのは、米金利上昇が米ドルを下支えたというより、2011年米国債格下げの時にも見られたリスク回避的な米ドル高と見るか。
ドル円も小陽線で引けたが、欧米人もテクニカル的に注目する200日線(96、75)で押し目買いが入り、本邦の実需((輸入も)出ていたようだ。

押し目買いの急所と捉えるには時期尚早。

ドル円の下値のサポートは93.75-95.81-97.50-で一度下値の下げが

フェイクなのかどうか、大きなトライアングルを形成してきたが、ここを完全にした抜けするとディッセンディングを形成する可能性を秘めている。

短期的な目先の目標は95.81((8/28)に付けた安値。。。。

、昨日も上値は5日線(97.0前後)で重く、下値リスクは払拭できていない。短期的には8月安値(95.8前後)が下値ターゲット。中期的には6月安値(93.8前後)への続落リスクも排除せずとの見方は不変。


一時リスク選好が大幅に後退するかに見えたが、何とか持ち堪えている状況が続いている。
米民主党・共和党との間に合意が見られないことが嫌気されつつある中、
米財務省からデフォルトに陥った場合のリスクを危惧する声が聞こえてくる。

*米財務省:デフォルトになれば壊滅的な事態になる恐れも

米経済指標はマチマチ。
米週次新規失業保険申請件数は308千(vs314千件)と強い数字も、
米ISM非製造業景況指数は54.4(vs57.0)と事前予想を下回る結果に。
また、内訳では雇用の伸びが限定的だったことがやや気になる(52.7、前月57.0)。

米株が前日比1.2%近く下げているのを横目に、
米10年債利回りは直近高値を上抜け、2.58%前後まで低下。
ドル円は97円台を下抜け、96.93安値まで下落。
ユーロドルは1.3646高値まで上昇した。
また、新興国通貨ではUSDMXNが急騰。
USDMXNは13.19台から13.34台まで急上昇した。

午後になるとリスク選好の後退には一服感。
ドル円は97円台を回復。
97.20-30前後の水準では、海外短期勢からのドル円買いフローが囁かれるも、
97.30前後の水準で引けた。
ユーロドルは小幅に下げ、1.3620前後で引けている。
USDMXNはほぼ前日比変わらずの、13.16前後で引けた。
米S&P500指数は下げ幅を取り戻すも、50日線(1,680前後)を回復するには至らず。

依然リスク選好に明確な改善の兆しが見られぬ中、
市場参加者の予想通り、米政府一部機関の閉鎖が今週中に解決するか否かが
焦点となろう。
なお、米労働省は本日発表予定であった米雇用統計の発表を取り止めることを伝えている。
米政府期間の一部閉鎖が続く中で、米民主党と共和党との綱引きが続いている。

*米大統領:閉鎖解除まで共和党と交渉せず-行き詰まり状態に憤慨

ただ、市場のリスクセンチメントは依然持ち堪えている格好。

ECB理事会では事前予想通り政策金利0.50%の据え置きが決められた。
ECBドラギ総裁の記者会見では事前予想で警戒されていたほど具体的なLTROの内容は出ず。加えて、イタリアではレッタ政権が信任された。
ユーロドルは1.3520台から1.3608高値まで上昇した。
ただ、ユーロドルは1.36台では上値の重さが目立ち、1.3580前後で引けた。

米ADP雇用統計は166千人と、事前予想の180千人には及ばない結果に。
為替市場ではドル売り地合いとなり、ドル円は97.15安値まで下落した。
ただ、97円台前半のレベルでは纏まった買いニーズがあるとの見方からか、
ドル円は下げ渋り。反発するも、97.50前後の水準では上値が重くなりつつある。

米債は直近レンジ内にあるも、買い優勢地合いに。
米10年債利回りは直近低水準の2.59%前後まで低下したが、結局同水準では上値が重く、
2.61%台後半で取引を終了している(-3bp)。

米株は午前中は上値重く推移したが、午後になるにつれ下げ幅を戻し、
米S&P500指数はほぼ前日比変わらない水準で引けた。

米政府機関の一部が閉鎖し、足元いつ再開するかが依然不透明ながらも
リスク選好は思いのほか持ち堪えている印象。

こうした中で、米ISM製造業軽挙指数は56.2と事前予想の55.0を上回ったことは支援材料。
実に2011年4月以来の高水準。

米債は売り優勢地合いも、日中安値から下げ幅を戻している。
米10年債利回りは一時2.66%台を上抜けるも、2.64%前半の水準で引けた(+3bp)。

欧米株とも底堅く推移。
イタリアでは、政局不安が懸念されるも、
イタリア株は3%近く上昇し、下げ幅を取り戻しつつある。
米ダウ平均は0.4%近く上昇し、100日線(15,232前後)のレジスタンスレベル上抜けを試す格好。

為替市場では、米政府機関の一部閉鎖を受け、
ドル売り優勢地合いとなるも、ロンドン・ニューヨーク時間にかけては、
下げ幅を戻す動きが見られた。
ドルインデックスは長い下髭残して引けた。

ユーロドルは日中こそ1.3589高値まで上昇し、直近高値となっていた1.3570前後の水準を上抜けるも
持続性には乏しい結果に。
結局、ほぼ前日比と変わらずの1.3530前後で取引を終了している。
なお、足型は買い勢力弱体暗示の「下十字」であることが気になるところ。

また、ドル円は上値重く推移し、地合いは軟化基調。
一時98.20-30台まで戻すも、明確に上抜けることは出来ず。
昨日を振り返ると、上値は一目均衡表の基準線(98.70前後)で押さえられ、下値は一目の雲の下限(97.80前後)で支えられた。

なお、政府機関が閉鎖された状況では、
今週金曜に予定されている米雇用統計などの政府統計が発表されない可能性が高まっている。

結局 明日から政府系機関一部閉鎖ですね。もうおばまの求心力もないし、上院両院は茶番劇の繰り返しで、市場は嫌気を指している。IMMH亜92000枚ものドル円買い持ちは依然HOLDしている、彼らのポジションが減らない限り。。。上値は重い。。。米系HF}勢は目先の下値の警戒感が強くドル円は96・97円台のドルを売る権利 ドルPUTを買いこんでいるので。当然下げればガンマ買い戻し。

安倍首相のBMAももはや剥落市tマスね。。。今年前半の勢いはないですねうちでのこずち・・・も限界効用曲線。。。か

兎に角、米国が早く暫定予算案を合意しないことには、ただただ 右往左往するだけです。。。


ドル円もテクニカル的に大きな三角持合であり、この下値を一度試さないと大きな買い持ち調整もでないし・・・ ここは無理にポジション基本的mんあ下押し買いでは・・・


市場はやや材料に乏しい格好。
引き続き米債務上限問題への具体的な進展は見られず。
ベイナー下院議長は債務上限引き上げの条件として、下院では引き続き
医療保険改革法案の1年先送りを求めている。

ただ、米新規失業保険申請件数が305千件と事前予想325千件を下回ったことなどを好感してか、
米株は下げ渋った。米ダウ平均は50日線(15,294前後)を上抜けて引けた。

米債は直近高値圏ではやや上値の重さが目立ちつつある。
米7年債入札結果が不調な消化となったこともあり、
米10年債利回りは2.65%台前後の水準まで上昇(+2bp)。

ドルインデックスは小幅なレンジ内に推移。
ドル円は下げ渋りつつあるも、上値が重い商状は続く。
99.14高値まで上昇するも、フォロースルーは見られず、
100日線前後(99.04)の水準でクローズ。

ユーロドルも上値が重く、ジワリ下落。
ただ、1.3470前後の水準では下げ渋り、
1.3490前後の水準で引けている。

一方で、新興国通貨の地合いはやや悪化しつつあるのが気になるところ。
USDMXNは一時13.12台を上抜け。
USDTRYは2.02台まで上昇している。

Good ,morning to you!目新しいテーマが見つからない中で、
米債務上限問題が再び意識されつつある。
リスクセンチメントはやや後退基調。
議論は週末にかけて繰り広げられ、
様々な"ノイズ"が予想されよう。

以下は、想定されるタイムスケジュール(米時間):
Leader Reid is then expected to file another procedural measure on Thursday, continuing the formal debate into Saturday (possibly Sunday).
The House is then expected to vote on the updated version on Monday

また、ミクロ的な要因では、ウォルマートが在庫取り崩しねらい発注削減を仕入れ先に通達した
との報道が嫌気された模様。

米ダウ平均は5日連続で陰線引け。
50日線(15,297前後)を下抜け、100日線(15,225前後)のサポートを試そうかという展開。

米5年債入札はテールが開くも、応札倍率や海外応札比率は上昇。
米債は引き続き買い優勢地合い。
米10年債利回りは2.63%台後半まで低下している(-3bp)。

ドルインデックスは5日ぶりに陰線引け。
ユーロドルは1.35台前後では売り買い両方向のフローが出ていたが、
結局1.35前後の水準では底堅さを示した。
ユーロドルは1.3538高値まで上昇し、1.3520前後の水準で引けた。

ドル円は4日続落。
一目の基準線(98.71前後)・50日線(98.62前後)のサポートを下抜けて引けた。
上値が徐々に切り下がる中で、下値も切り下がりつつある。
ドル円は98.38安値まで下落しており、足元、依然98.40前後で推移している。
下値目処として、FOMC直後の安値(97.76)や一目均衡表の雲(97.66-82前後)が意識されよう。