■4日目■


相変わらずおっぱいを要求しないし、見ようともしない

海獣でしたが、ここに来て興味本位からか

ちょっとずつ、おっぱいを意識し始めました。


念のため、毎日くまさんは補強されてたので

あいかわらずおっぱいにはくっきりくまさんが。


最初は嫌な顔してたけど、そのうち海獣も慣れてきたのか

くまさんを直視できるようになり、あげくのはてに

くまさんの目やくちをさして

「めめ」(目)、「くっち」(口)とかいい始めました。


乳首にふれるのはタブーかと思いましたが

また性格の悪い私が、ここは?と聞くと

「鼻」と答えてました。


それからは、何度もくまさんに会いに来るようになった海獣。


でもくまさんはくまさんで、おっぱいではないみたいです。


あんなにおっぱい星人だった海獣から

おっぱいがなくなるなんて、誰も予想だにしていなかったので

本当にびっくり。

明け方の授乳があるものの、日に1回しか飲まないなんて

奇跡以外の何者でもなかったです。


それだけでもかなりの進歩なので

しばらくは明け方飲んでも仕方ないから

徐々にやめていこうと母と相談してました。


そしていつものように、寝る前は私のオンステージ。

この日も歌いまくりましたよ。。。

この日もおっぱいを触りだしましたが、

昼間くまさんに慣れていたせいか、

完全におっぱいポロリで触ってました。

そのうち思い出して 吸われるのではないかと

気が気じゃありませんでした。


だって完全に目が覚めた状態で吸われたら

きっとおっぱい思い出して、それこそ

私の想像してた修羅場が待っていると思ったから・・・

でも そんな心配ご無用でねんねしちゃいました。


で、いつものように明け方4時ごろ。

なぜか目が覚めた私。

海獣の動きを見てたところ、やはり無意識のうちに

口がおっぱいを探してます。


試しに、体をずらしてそれを阻止したら。。。


やっぱりぐずぐずしだしました。


背中をとんとんしても無理で

結局 夜中の抱っこ。

でも ぐずぐず。


もう完全に起こしちゃおうかと思ってたら

「ちゃちゃ」(お茶)とつぶやいたので

お茶を飲ませ、また抱っこ。


降りたいと要求したので

布団に転がしたら、またおっぱいを触りながら

ゴロゴロし始め 結局寝付きました。


結局、ここにきて初めて丸一日?おっぱいを飲まないで

いることができました。


■5日目~■


昼間は前日とまったく同じ。

ただ、こんどはくまさんではなくおっぱいとも言うようになりました。


でも別に欲しがるそぶりも見せません。

飲むふりまで始める始末・・・


あげくのはて


今までは怒られたり、悲しかったりすると

「おっぱい おっぱい」って一目散におっぱいめがけてきたのに


怒られたら


「くましゃ~ん」っておっぱいに顔をうずめだしました。


はっきりいって これ


超 かわいかったです


夜も前日同様 歌と背中トントン


同じく明け方ぐずぐずしだしましたが

お茶を飲ませ、しばらく布団に転がし背中トントンでのりきりました。


結局4日目~一滴もおっぱいを飲むことはなくなりました。


代わりに


今までおっぱい星人だった反動からか

おっぱいをさわりまくったり

おっぱいに顔をうずめてみたり


やはりおっぱい大好きみたいです


時々 おっぱいに顔をうずめていて

口元に乳首がくると

くわえそうになることがあって


そんなとき 私が


「あれ?」って言うと


われに返って 口を離したり

照れ笑いしたり・・・



夜、寝付くまでに時間はかかり

私もひたすら歌わねばならないので

はっきり言って寝乳のほうが楽チンなのですが


お昼寝は

いろいろ体を動かしてエネルギーがきれるのか

テレビを見ながらいつの間にか寝ていたり

私にもたれかかって寝ていたり  と

割とすんなり寝てくれるので助かりました。


といいつつも、ここまでは実家での出来事だったので

遊び相手も多く、いろいろ興味をひくこともあったので

うまくいっていただけかもしれない


まさかこんなにうまくいくはずがないと


まだまだ半信半疑だった私でした。


まぁ、一応今回の帰省の目標であった

断乳には着手できたわけです。



■そして現在■


楽しかった 実家生活も終わり

数日前から 我が家で海獣と二人きりなわけですが


あれからおっぱいは飲んでません。


くまさんも次第にうすくなって 補強もしてないのですが

彼は「くまさん」と未だに呼んだりします。


我が家に帰ってきて 明け方 ぐずぐずすることは

ありましたが、おっぱいを触りながら&お茶を飲んだりして

2度寝に入ることができています。


昨日に至っては 朝までぐっすりねることができました。


このまま これが続いてくれればうれしいです。


相変わらず、「おっぱいは?」とか「おっぱいいらないの?」

とか 聞いたりする ひどい母親ですが


海獣は 特に興味を示すわけでもなく

何事も無かったかのようにふるまっています。


しつこいようですが 修羅場を覚悟していた私にとって

こんかいのバイバイ劇場は 予想外のできごとで

調子をくずしたというかなんというか。


海獣のおっぱい星人振りをしっている友人や家族は

本当にびっくりしています。


何より私がいちばんびっくりしています。


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こうして おっぱいばいばい劇場は幕を閉じるのですが

正直、あんなにおっぱい星人だった海獣が

こんなにも すんなりとあっけなく やめれるはずが無いと

こころのどこかで 思ってたりして

また いつか元に戻るのでは?なんて考え

未だに断乳が成功しているとは思えてない私です。


前々回の記事で 海獣がおっぱいとばいばいしたと

宣言しちゃいましたが


果たして


本当に海獣の中でおっぱいとばいばいできているのか

実は信じ切れていない私なのでした・・・



でも、今回のバイバイ劇場のおかげで


ほんとーに小食だった海獣がもりもり食べるようになりました。

今までは、保育園の給食だけが栄養源かと思われるほどだったのですが

家でも食べれるようになりました。

と同時に、水分もものすごい勢いで摂取しております。



逆に


やはり精神安定剤だったおっぱいとばいばいして

断乳直後のしばらくは

かなり ママべったりになってしまいました。

私が見えなくなっただけで 

「ママ~」と号泣。

これにはちょっと参りましたが、我が家に帰ってきてからは

それもだいぶ落ち着きました。


実家にはママ以外の人がたくさんいるので

ママがいない=誰かに預けられる と思っちゃったのかもしれません。


次に、寝るときの私の歌謡ショー

大げさじゃないけど、何十回も歌わされます。

昨日は「どんぐりころころ」20回は歌いました・・・

その後は「お魚天国・・・」

こんなにテンション高い歌で眠れる海獣って?

そして 一番こまっているのが



相変わらず


おっぱいを触りまくること・・・


違った意味で


断乳した意味があるのか?ってくらいさわりまくってます。


まぁ それで落ち着くのであればいたしかたない・・・



心配された私のおっぱいの張りですが

年季が入っていたせいか

最初の数日ちょっと張ったくらいで

そこまで苦しむことはありませんでした。


ただ。。。


やはり触られると刺激されるせいか

じわーっとお乳がでてきて、張ってしまいます。

(ちょっとやらしいですが・・・)

完全に出なくなるまではまだまだかかるっぽいですが

どれくらいで出なくなるものなのでしょうか??


2年間がんばってきたおっぱいに

ありがとうといいたいのですが

やはりまだまだ実感がないせいか

いまいち ピンときていません。


でも このおっぱいのおかげで

経済的にも肉体的にも精神的にもいろいろ助けられたのは事実。


本当に


私たち親子にとって


おっぱい様様でした


これからは


「オレにはおっぱいがないから」なーんて

育児からうまく逃げてきた旦那に


しっかーーり 協力してもらいたいと思います。


おっぱいなくても大丈夫だもんね~



思いっきり長大作?になってしまいましたが

こうしてこの夏、私たちは

一皮むけることができたのでした。



こんなにどうでもいい長いネタを最後まで読んでくださって

本当にありがとうございます(*^o^*)