きなこ日和 ~キャッスルマン病あれこれ~
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ギプス4週め、骨折後6週め・ギプスカット!!

ギプス生活も4週間を終え、ほんのちょっぴりユルくなっていた頃、主治医から
「CT撮ってからギプス外すからね~」
とお待ちかねの一言。
いい加減痒みも募っていたところなので、うれしさでわくわくです。

午前中にCTを撮り、外来患者が引けるのを待ってからギプス室へ。
部屋に入るなり、先生が
「骨はまぁまぁくっついてるから、ギプス取っちゃうね~」
そして、いよいよギプス卒業タイム!!
事前にネット情報でギプス用のカッターは音の割には全く痛くない、と聞いていたので、特に恐怖心はありませんでした。
それよりもギプスの下に着ていたサポーターのようなもの切る為に、ハサミを当てられた時がヒヤッとしました。
金属特有の冷感が太ももに当たるのを感じて、
『頼む~。皮膚は切らないで~』
と一人ホラー状態でした!

その後、約1ヶ月ぶりの素足とご対面!
脛周りは恐れていた程角質ポロポロではありませんでしたが、踵が・・・(>_<)。
サラミのような色で岩石みたいな角質がー!
正直、見たことを後悔するレベル。
1ヶ月空気にも水にも触れないとこうなるのねー、と妙に納得でした。

取り外されたギプスは最中のように上下に分かれていて、その下半分をシーネとして再利用して包帯でグルグル巻きされて、ひとまず終了。
今までの半分の重さになり、通気性もアップしたので、だいぶん快適になりました。

快適!

これから装具を作り、新たなリハビリが始まります!
第2ステージに突入だーーー!

 

ギプス4週め・松葉杖で階段!

ギプス生活も4週間めに入り、日々の筋トレが効を奏し、ギプスの巻かれた重ーい足を仰向けに寝転がって上げ下げできるようになりました。
最初は恐々扱っていた右足も慣れてくると多少ぶつけても、
『ギプス巻いてるからいっか~』
となんか粗雑に扱うように。
でも免荷は絶対に守りましたよ!!
そこでリハビリの先生が、
「階段の練習やってみましょうか?」
と提案。
『えーっ!?平地を松葉杖で歩くのにもふーふー言ってるのにぃ?』
と思いましたが教わる身で拒否権なぞあろうはずもありません。
ドキドキしながら段差15センチの練習用階段の前へ。
まず昇り方のレクチャー。
健足(私の場合は左足)を段の上に乗せ、左足一本で段を昇った後、杖と右足を乗せます。
昇りは必ず足が先、杖が後です。
降りる時は逆で、杖と右足を先に降ろしてから、杖で身体を支えつつ左足を降ろします。杖が先、足が後です。

一通り説明を受け、お手本を見せてもらった後、実践!!

・・・なのですが、とにかく腕の力が無いのか、昇りの一段めに足が乗りません!
何とかかんとか乗っても、今度はギプスの足がなかなか乗せられない!
太ももから足首までのギプスなので、短い私の左足では乗せるのも一苦労。
途中かなりふらつきながらもてっぺんへ。
ひやひやものでした。
それからUターンして今度は下り。
昇りとは段違いの恐怖心で全身汗だくでした!
何とか地面に着いたときには、もうグッタリ。
この時の恐怖心は、後々階段練習のトラウマとしてかなり残りました。
リハビリの先生とも話し合って、階段の練習はギプスをはずしてから本格的にやることになりました。

あ~!!怖かった!!

ギプス6日め・初・松葉杖

立ってるだけで必死だった、初めてのリハビリに続き2日め。
(透析があるのでリハビリは1日おきです。さらに土日祝日はリハビリ休み)
平行棒で健足でケンケン歩きの練習をしました。
日頃の運動不足が祟って、棒を握る力も弱い私。
ほとんど足上がってませんでしたが、なんとかクリア!
それを数回繰り返した後、いよいよ松葉杖!
リハビリの先生に適切な長さに調整してもらって、まず握り方から。
それまで松葉杖って脇で挟んで身体を支えるものだと思ってましたが、実際は脇で支えるのはNGで手の力で支えるみたいです。 
この手で支える感覚が似てるから平行棒での練習を先にやるんだなぁ、と思いました。
そして松葉杖歩行。
たった2~3Mの距離なのに、もう必死!
予想以上に体力使うし、ちょっと油断すると後ろに倒れそうになるし・・・。
それに右足は絶対床に付けちゃいけない!ってのもあって、全身に力入っちゃうし。
まだまだ練習しなくちゃ!!というのを強く感じました。
しかし!そんな私の様子を見た主治医の一言は残酷だった。
(たまにリハビリ室に様子見に来る)
「生まれたての仔鹿みたいだね~。せめて生まれて3日めくらいの仔鹿になってね~。」
・・・なに?その仔鹿縛り。
いやいや私は仔鹿どころか大人鹿目指すんです!!
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