☆五月祭 利き酒2008☆ -5ページ目

なかなかに 人とあらずは 酒壺に なりにてしかも 酒に染みなむ


どうもこんばんは、かんぽこと環境保全工学研究室です。


タイトル文は万葉集の一部、「太宰帥大伴卿、酒を讃むる歌十三首」のうちの一首です。
太宰帥大伴卿とは大伴旅人のことで、かの有名な大伴家持のお父さんです。お酒が好きだった人としても有名だそうです。
ちなみに、この歌の意味は「中途半端に人間でいないで、いっそ酒壺になってしまいたいものだ。そうしたら、酒にひたっていられるであろう。」だそうで。酒好きだというのがものすごくよく伝わってきますね。共感できるという人もいるのではないでしょうか?


日本酒の成分についてとか、飲み方とかは他の方が既にいっぱい書いてくれているので、ちょっとコラム的に今回はお酒について詠んだ和歌を紹介してみようかなーと思います。
ネタが昨日とかぶっているとか気にしたら負けなんです。
タイトルと同じく「太宰帥大伴卿、酒を讃むる歌十三首」からです。ぜひここから「わびさび」を感じ取ってみてください。


験なき 物を思はずは 一坏の 濁れる酒を 飲むべくあるらし
(してもかいのない物思いなどしないで、一杯の濁り酒を飲むのがよさそうだなあ。)

価なき 宝といふとも 一坏の 濁れる酒にあにまさめやも
(仏法で無価宝珠(=評価も超越した宝)といっているが、一杯の濁り酒を飲むことにどうしてまさるだろうか、いやまさりはしない。)


旅人にこう詠ませたお酒はいったいどんな味だったんでしょう?そんなことを思っているとなんかすごく懐かしい気持ちになってきました。これが懐古の念ってやつですかね?・・・ちがうかな。

なんにせよ、やはり日本にずっと残っていて、人々にずっと愛されていたのはビールでもワインでもなく日本酒です。もう1000年あとにも、ずっと愛され続けていたら素敵だなあと思います。

だから、みんなで日本酒を飲んで、その感動を伝えましょう☆



と、うまくまとめた(つもり)なところで失礼します。それではっ。

酒歌

こんばんは。醗酵学研究室です。

突然ですが、「酒の博士」と呼ばれた先生が農芸化学にいたことをご存知でしょうか。坂口謹一郎先生がその人です(坂口フラスコの考案者としても知られています)。東大のコミュニケーションセンターで買える泡盛「御酒(うさき)」に必要な黒麹をとってきたのも坂口先生だそうです。僕はこの研究室に入るまでよく知りませんでした。先輩からの受け売りです。(;^_^A

坂口先生は酒にまつわる歌を詠む歌人としても知られ、歌集も出されています。検索すればすぐに出てきますので是非お酒と一緒に楽しんでみてください。そんな中から一つ。

うまさけは うましともなく 飲むうちに 酔ひて後も 口のさやけき

・・・想像していたら美味しい日本酒が飲みたくなってきましたお酒

ちえみと微生物研

こんなタイトルでお送りして申し訳ありません。とりあえずタイトルの意味を説明しておくと、微生物研4年の権力構造を表しているわけであります。これは、ぼくが帰ろうとしたとき、「ねえ、〇っきー、ブログどうするー?」「えっ!?」そして有無を言わさず、「私、実験で忙しいんだけど、やってー(やれ!)」という感じでありまして、こんなぼくですから全く逆らえず、今に至るわけであります。いまち〇みは、じゃない、ち〇みさんは実験をしていらっしゃるので、ばれないうちに記事を仕上げてしまいたいと思いますので、ご付き合いあれ。

さて、いきなり話がそれてしまいました。あー、早いもので日本酒ブログももう一周なんですね。皆様お疲れ様です。で、さっき東大生ブログランキングを見ていたのですが、なんと早くもトップ10入りしていました、わーい。注目度が高いことを感じますね、もっともっと頑張らねば!(注目されて)意味もなく緊張してきまいました。ち〇みさんに見られてしまうのではないかというのもありますが(笑)それにしても、宣伝班班長さすがですね、早くもここまで順位を押し上げてしまいました。いやいやそれは頭が上がりませんよね。しかも、ビラの作成もしているので責任者としては感謝しきれないくらいで…。

これからこの調子で頑張って、ブログランキングも押し上げて、「利き酒2008」必ず成功させましょう。

さてさて、このまま終わると日本酒のことになにも触れずにということになってしまうので、これからは先日微生物研が主催して開いた日本酒カクテル報告会といきましょう!参加者は20人以上を数え、とても盛り上がりました。そして僕は日本酒カクテルが楽しみで写真を撮るのを忘れてしまいました、ごめんなさい。なので僕が頑張って活字で表現しようと思うのでお付き合いあれ(笑)

みんなのお気に入りはこれになりました。それは、日本酒+グレープフルーツの絞り汁(+オレンジジュース)でした。ちなみに日本酒はわりと辛口なお酒でした。それを僕の拙い日本語で表現すると…、

香り…ああ、なんてフルーティ、この香りは我らがA.oryzae(黄麹ちゃん)が作り出した香りだと思うともうなんとも、最高ですね。それにほのかなグレープフルーツの香りが混じって、ああ香りはやく飲みたいという感じです!

味…うんうん納得。日本酒のあの味わいにグレープフルーツのあの苦味、これが調和して最高の味に!なんといえばいいのでしょうか、日本酒が好きな人も好きになれる味だし、そうでない人もとっつきやすいと思いました。そして飲みやすさは日本酒単独よりぐんとアップ、お酒も食事も進んで最高の時間を過ごせますね、これは。

ちなみに、これにオレンジジュースを混ぜると、日本酒の特徴が薄れ、グレープルーツはそのまま、そしてやや甘くなります。日本酒はだめという人にも飲むことのできるおいしいお酒だと思います!ぜひそんな人はお試しあれ。

そしてこれを受けて別企画として、日本酒カクテルの提供をするかと考えています。企画趣旨の新しいライフスタイルを提案というところで、飲めない人にぜひという感じで提案できたらというところです。でもこれはまだ決定事項ではないので、決定次第報告しようと思います。ちなみに、やる場合には別企画として自分たちで購入する日本酒を使いますので、ご安心を。

ふう、長々と書いてきました。読んでくれた人ありがとうございました。一応、トップバッターの微生物研としての役割は果たせたでしょうか?あっ!?ち〇みさんが実験を終えたようで今、こっちに向かってきています(笑)早く投稿してしまいたいので失礼しまっすっっ

GWも終わりですね~

どうも、細胞遺伝学研究室です。

日本酒に関すること、ということですが、いままでそれほど飲んだことがないので知識などは全然ありません。さすがに細胞遺伝学研究室であるので四月からはよく飲むようにはなりましたが…。今も日本酒を飲みながらこれを書いてる次第ですし。

まあ、そんなわけでおいしい日本酒というのをあまり知らないのですが、先日カビ歓迎会で飲ませて頂いたお酒が非常においしかったので紹介させていただきたいと思います。ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、それは「発泡清酒」というもので、シャンパンの手法を用いて作られた日本酒だそうで、非常に飲みやすくおいしいです。アルコール度数も低いので弱い方も飲んでいただけると思います。もっと味の説明などもするべきなのでしょうが、その日の記憶が飛び飛びなのでおいしいということしか覚えていません。

さて、話は変わりますが、先日細胞遺伝学研究室の堀内先生が「醸造の100年」というDVDを貸してくださいました。文字通り日本酒の歴史についての話だったのですが、その中に「きき酒の仕方」というものがありました。それによると、味はもちろんなのですが、味よりもむしろ香りを重視しているようでした。そんな違いがわかるほど多種類の日本酒を飲んでみたいものですね。

ネタも尽きましたし、酔いも回っているのでこの辺で失礼したいと思います。
それでは~~~~~~。

女の子とお酒

こんにちは、植物/細胞機能工学合同グループのT島です。

いずれもセンター所属です。汚いトイレ、狭い廊下にも負けずにがんばってます。

みなさんゴールデンウイーク、楽しんでますか?




さて、私はお酒は好きですがこれといって知識はないので、リラックスして読んでくださいね。

今日は、女の子のお酒との関わり方について考えてみたいと思います。




日本酒が苦手な女の子って多いですよね。

もちろんお酒が飲めない姿も、いかにも女の子っぽくてかわいい。

でも、お酒が飲める女の人がいると、対等に飲めるという点で、「おっ」と思う男の人もいるそうです(うちの父親談)(あまりあてにならないかも)。

飲める子はおっさん臭い、から、飲める子はかっこいい、に変わりつつあるのではないでしょうか。

それにやっぱり日本酒も含めて、よりたくさんの種類のお酒が飲めるようになると、それだけで人生の幅が広がるんじゃないかと思います。

日本酒があまり好きじゃない人は、お酒の香りとか、味に抵抗があるんじゃないでしょうか?

そんな人は、お酒に果汁を搾ったりして(日本酒カクテルですかね)、飲みやすくしてみるといいです。

利き酒当日にはおいしい日本酒カクテルの作り方もご紹介しますので、参考にしてください。





ところで、日本酒は一般的に一升瓶に入っています。

他の国のお酒よりも瓶の容量が大きい気がしますよね。

これってどうしてなのか、みなさん考えたことありますか?

慣習とか伝統とか言ってしまえばそれまでなのですが、私なりに考えたのは、お酒を飲むときの人数です。

日本では昔から親戚や近所の人が集まってみんなでお酒を飲んでいたから、あんなに大きい瓶を使っているんじゃないか。

お酒はコミュニケーションに欠かせない道具だったからではないか、と思います。

もちろん今でも、人と一緒にお酒を飲むことで仲が深まったり、普段言い合えないようなことが言えたり、しますよね。

人間関係の潤滑油です。

だから、お酒に興味がない人はちょっともったいないな、と思います。





女の子はお酌をさせられるから嫌だ、ということも聞きます。

でもこれも考え方次第なのではないでしょうか。

お酌をするよう強要されるのは気分がよくないですが、女の子だからさせられるとかそういう否定的な考え方はせず、卑屈にならず、要領よくやれば楽しいものですよ。

お酒の席では要領が大事です。





ということで、飲める子も飲めない子も、これからもっとお酒を楽しんでほしいと思います。

もちろん男の人も、ですね。

私は、一緒に日本酒が飲める女の子が増えるといいなと思ってます。

和服を着て黙って微笑みながら、白い手で徳利を傾ける、これだけで美人が完成します。

美人の演出にも使えるなんて、こんなお得なお酒は他にはないですね。女子の皆さん、このイメージでいきましょう。

それでは。