乙種第1類危険物取扱者試験学習の要点 -3ページ目

臭素酸カリウムの性質

臭素酸塩類


臭素酸カリウム KBrO3

指定数量50kg  第1種酸化性固体


比重 3.27

分解温度 370℃


融点 370℃


水溶性 有


水に溶ける

アルコールには溶けにくい

アセトンには溶けない


370℃で分解を始め、酸素を発生する。


加熱・衝撃によって爆発する場合がある



貯蔵方法・注意事項

有機物や可燃性物質との混合に注意する(衝撃による爆発の危険性が高くなる)

加熱・摩擦・衝撃を与えないように注意する


消化方法

注水による冷却消火が有効。



臭素酸カリウム --wikipedia

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過塩素酸アンモニウムの性質

過塩素酸塩類

過塩素酸アンモニウム NH4ClO4

比重   1.95
分解温度 150 ℃

無色の結晶

熱すると 150 ℃以上で酸素を発生しながら分解する。
400℃に達すると急激に分解し発火する怖れがある。

還元性物質との混合に注意する。
加熱・衝撃には十分注意する。

無色の結晶水溶性だが、潮解性はない

密栓して貯蔵

分解時、多量のガスを発生するので危険

注水による冷却消火。

危険等級Ⅰ 指定数量50kg

参考資料:過塩素酸アンモニウム - wikipedia -




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過塩素酸ナトリウムの性質

過塩素酸塩類

過塩素酸ナトリウム NaClO4

比重   2.03
融点   482 ℃
分解温度 200 ℃

無色の結晶

熱すると 200 ℃以上で酸素を発生しながら分解する。

還元性物質との混合に注意する。

水によく溶け、潮解性を持つ。(吸湿には十分に注意)

注水による冷却消火。

(加熱、衝撃などによる)危険度は、

過塩素酸ナトリウム < 塩素酸カリウム

塩素酸カリウムの方が危険。

危険等級Ⅰ 指定数量50kg

参考資料:過塩素酸ナトリウム - wikipedia -




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