キジトラ三毛の思うツボ -45ページ目
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運命の出会い

かしわと出会ったのは、2007年10月6日。
保健所の猫や犬を救出して里親を探している非営利団体・ライフボート に、その子はいました。


かしわ in ライフボート



誰かにもらってもらおうなんて気がまったくなかったのか、
ケージの奥の方で丸まっていた小さな猫に
私はまったく気づかず汗


一緒にライフボートに行ってくれた彼・ひろが気づかなければ、
いま、かしわと一緒にはいないんだなぁ・・・と思うと、ちょっと不思議。


その日、ライフボートには200匹近い子猫がいて、
次から次にケージを覗いてまわったので、
もう、よくわからなくなっていた…というのが正直なところ。

ライフボート


「なんか、まだ奥にいるよ」


最後のケージにいたかしわを出してもらい、
抱っこしたその小さな猫に、
ここに来てもなお、ビビッと感じるものがあった…ワケもなく(笑)。


そのときは、なんとなく「この子でいいかな・・・」と思った程度。
子猫たちを見せてもらう前にスタッフの方に

「この子でいいではなく、この子がいいと思う子を連れて帰ってください」

と言われたにも関わらず、

「この子でいいです」

と思わず言ってしまった不届き者です得意げ


でも、

「この子は最近、体重が落ちているし、育たないかもしれませんよ?」

と言われてもなお、

「この子にします」

と言った、あの日の私に、いまは感謝。



昔、ある作家さんに言われた一言は、真実かも。

「運命っていうのは、あとから気づくものなんだよ」

振りかえると、やっぱりかしわとの出会いは、運命だったな。






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