数ヶ月が経ち
表向きには前向きに振る舞うも
身内の前では
相も変わらず落ち込んでいました。←甘えていたんですね
ある日、姉の家に行った私。
姉が『ディズニーでも行こっか?』と誘うも
『思い出がありすぎてちょっと、
しばらくは行けないかも、、』と私。
『そっか!じゃ気分一新して
新しい服でも買いに行こ!』
しかし私は
『新しい服なんか買ったって、
かわいくしたってもう意味ないし、、
どうでもいい』
というような事を言ったのです。
すると姉は、声を荒立ててこう言ったのです。
『たかが男に振られたくらいで何!?
前のあんたは男がいようがいまいが
おしゃれしたり、旅行行ったりライブ行ったり!
人生めっちゃ楽しんでたよ!
そんなつまんない女じゃなかった!!』
普段の私なら言い返すところですが
ケンカする気力もなかったため
トボトボと泣きながら姉の家を後にしました。
←この頃の私は「101回目のプロポーズ」の浅野温子バリにスタンダ
帰り道、姉の言葉が頭の中にこだまする。
そんなつまんない女じゃなかった。。
たかがオトコに振られたくらいで。。
ほんと、
つまんない女になっちゃったな、と自己嫌悪。
しかしそれは突然。
猛烈に怒りが湧いてきたのです。
どこまで私は彼に振り回されるの?
私の人生なのに、彼がいなかったらホントに終わりなの??
彼以上の男はホントにいないの!?
いーーーーや!!そんなことねえ!!
絶対彼なんかより素敵な人がいる!
てか!!
私が彼なんかよりずっとすんげー良い女になってやる!!!←女じゃないけどな
二度と男に振り回されるもんか!
男に幸せにしてもらおうとかやめだ!!
私がわたしを幸せにする!!!
込み上げてきたのは
私自身への怒りでした。
私をずっと蔑ろにしてダメ出ししてきた
私の中のもう一人のわたしが声を上げたのです。
メラメラ燃えた私は
号泣しながら小走りで家路を急ぎました!
←もちろん浅野温子は健在!
でもさっきまでの涙とは違うんだ!!
頭の中では
大好きなB'zの一曲が流れていました!
さよなら傷だらけの日々よ
目指すは次の世界
明日はもうここにはいない
別れとはつらく新しいものだろ
まだ見ぬ風にのってグライド
〜『さよなら傷だらけの日々よ』B'z 歌詞一部抜粋〜
もう決めた!!
わたしは私を取り戻す!!!
絶対に私を幸せにする!!!
続きます
えみ