二月の出張でLAに行った際、週末に友人/先輩ご夫妻のお宅に遊びに行かせていただきました。

おふたりとも、大学時代から私の先輩としてお付き合いいただいた方たち。

特に奥様の方は、私が大学一年生の終わりごろ、帰りのバスの中で知り合って以来、彼女の卒業後も、色々と面倒を見ていただいたのです。彼女は後に、お姉さまのいるLAの大学院に留学し、そこでだんなさまとなられるもうひとりの先輩と再会します。だんな様のほうは、日本で就職した外資系会社の派遣社員として、LAに来ておられました。恋の矢

結婚後、彼らはNYに転勤となります。
ちょうどその頃結婚してNYに来た私。ここでまたまた色々とお世話になりました。子供が生まれる時のクリブ(ベビーベッド)の心配やらなんやら。。。
私にとって、お姉さんのような存在。

ある日、ご主人に帰国命令が。
悩んだ末、彼らはアメリカに残ろうと決め、駐在員から、ローカル社員となり、LAに引っ越していったのでした。

あれから20年近い歳月が流れ、先輩ご夫婦の三人のお子さんは大学院生と大学生となり、我家の子供たちもそれぞれ大学院生と大学生となりました。

古い友人のいいところ、それは流れた歳月を超えて、昔のまんまの自分たちをお互い、相手の中に見出すことです。たった一泊でしたが、昔のまんまの会話をして、お互いに『・・・ちゃん』と呼び合える人がいるのは、本当にいいものだなぁと思いました。

Iちゃん先輩がレストランで、『彼女はね、私が本音で話をすることのできる、ほんとに数少ない友人なの』と紹介してくださった時は、涙が出そうになりました。

外国で暮らすというのは、なんと説明しても、経験したものにしかわからない苦労もあるのもです。そういったすべてをひっくるめて共感できる友人がいるのは、なんてしあわせなことか。

『子供たちも大きくなったんだから、こっちに越していらっしゃいよ。おうち、見つけといてあげるから。NYは、リビングコスト高すぎだし。』と言われ、私もちょっぴり心が揺らぎます。

今日、LAから小包が届きました。
LAの海岸で拾ったすてきな貝殻とコーヒーカップ。


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Iちゃん、ありがとうね。
また、元気をもらったから、がんばるぞ~!