すてきな日本人の先輩

先日、『とっても魅力的な先輩の女性たちとめぐり合うことができた。』　と書いたのですが、今日、その中のおひとりから、お電話をいただきました

今回初めてお会いし、お話をした時から、変な言い方ですが、ビビビッとくるものがあったのです。たぶんお互いに。

彼女は、アメリカ人を何十人も使って、とっても重要なポジションにいらっしゃる方。LA在住40年になるそうです。

女性として、しかも日本人で、ここまで来るのに、どれだけ大変だったことでしょう。職種にもよるでしょうけれど、ネイティブのアメリカ人でない上に、女性であるということは、やはり、かなりのハンディになるのです。その中、どのようにやってきたかを話してくださいました。

『仕事は仕事。パーソナルなこと、自分の感情を仕事に持ち込まない。』

『人が自分に何か言ってきた時は、必ず現場に行って、自分の目で確かめる。うわさを信じないこと。世の中には、うわさを流し、それを利用して人を蹴落としていく人間が必ずいるから、自分の目で確かめたもので判断し、決断していくこと。』

『常に勉強していく』

『日本女性は、気が利きすぎて、自分ひとりで動いてしまいがちなので、気がついたら、上手に人を使う。部下には、つねに平等であるよう、気を配ること。』

等々、いろいろアドバイスをくださいました。

パーソナルライフでは、お子さんも育て上げ、ご主人は最近リタイアなさったそうですが、職場では、トップマネジメントからも篤い信頼を得、バリバリ仕事をしている彼女を見ていて、日本人としてそして女性として誇りに思いました。

『出会いに感謝』です。