Miiverse(ミーバース)の可能性
Wii U本体に搭載されているコミュニケーションサービス、Miiverse(ミーバース)。
Wii Uを購入して以来ちょくちょく触らせていますが、このコミュニケーションサービスは
任天堂ハードならではのアットホームさが伝わってきて、凄く気に入りました!
▼基本はツイッターだけど・・・
Miiverseの基本システムは、気軽に呟きが出来、
その呟きが登録したユーザーの呟きと一緒にタイムラインと呼ばれるところに流れる
コミュニケーションサービスの「ツイッター」と似たようなものです。
ただ、ツイッターとは違って用意されたコミュニティ内では
全ユーザーが発信した呟きを閲覧できるため、各ゲームソフト、
アプリケーションをみんながどう感じているのか、ひと目で分かるんですよね!
一応各コミュニティ内で該当するゲームソフト、アプリケーションを
持っていない人でも書き込みが出来るけど、持っているかどうかの
判別もできるようになっているため、購入者の正直な感想はしっかりと読むことが出来ます。
↑各コミュニティの中にはゲームクリエイターの姿も!?
写真の人はTeam NINJA リーダーの早矢仕さん。
Wii U「NINJA GAIDEN 3 Razor's Edge」のコミュニティ内で書き込みをしており、
その書き込みに対してユーザーが「早矢仕さんだぁ☆」って感じでコメントをしていました。
こういうやり取りを見ていると、第三者としても心が温まりますね。
▼アットホームに感じる仕掛けが満載!
Miiverseではデジタル文字の打ち込みはもちろん、
手描きでの書き込みも出来ます。もちろん手描きなので、
別に文字を書かずにイラストだけを描いてしまっても良いんですよ!
そのため表現方法がツイッターよりも多彩だし、手描きだと
温かさが出てきて、自然とコミュニティ内が温かな雰囲気になります。
↑フレンドとはメッセージを送り合う事が可能なんですが、
ここでも手描きメッセージが送れるので、様々な形のコミュニケーションが取れそう。
3DSで「いつのまに交換日記」というコミュニケーションサービスがあるけど、
使い勝手はこっちの方が上なので、フレンドに手描きメッセージを
送る場合僕はこっちを使ってしまうなー。
あと、各ユーザーの画像がMiiで固定されているのも良いと思う。
Miiはスタイリッシュなデザインではありませんが、
丸っこいため温かさが強調されるんですよね。
▼Miiverseの今後
Miiverseはゲームソフトとも連動することが可能なので、
今後発売されるWii Uソフトはこれをもっと活かして欲しいですね。
連動できるという事はゲームソフトの画面にMiiverseの
書き込みを表示することも出来るので、よりダイレクトに
ネット上のユーザーと情報共有することが出来そうですからね。
Wii UではPS3やXbox360とのマルチタイトルが色々発売されますが、
それらのタイトルはゲームパッドの機能だけではなく、
Miiverseとの連動機能にも力を入れて欲しいです。
そうすれば少しはWii U版も購入の視野に入ってきますから。
例えば「アサシンクリードIII」では鷹の目を使用すると
他のユーザーによるMiiverseの書き込みが壁に表示されるとか・・・。
何にしても僕はこのMiiverseという
コミュニケーションサービスが気に入りました。
そこで、本日の23時59分まで、Miiverseの
相互フォロワーさんを募集したいと思います!
僕のアカウントは「kentworld1」。この記事のコメント欄に
フォロワー申請をしたお知らせとアカウントのIDを書き込んでいただければ、
相互フォローさせていただきます。みんなもMiiverseを楽しもう!
※Wii Uのフレンド募集は受け付けておりません。
MiiverseのフォロワーとWii Uフレンドは別です。
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※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。
ニンテンドーランドのミニアトラクションが楽しすぎる!
Wii U本体と同日に発売された、任天堂の人気シリーズをモチーフにした
アトラクションが楽しめるバラエティゲーム、「ニンテンドーランド」。
本作に収録されているアトラクションのうちの6つは1人プレイ専用の
ミニアトラクションとなっているんですが、これが凄く面白い!
あまりにも面白いから2.3時間ぶっ続けで
各ミニアトラクションをプレイし続けてしまいましたよ!w
今回の記事ではWii U「ニンテンドーランド」に収録されている
ミニアトラクションの感想を書いて行きます。
ヨッシーのフルーツカート
ゲームパッドの画面に線を描いてヨッシーカートをスタートからゴールまで導き、
途中にあるフルーツをすべて食べるのが目的のゲーム。
面白いのが、TV画面にはフルーツが映っていて、
線を描くことになるゲームパッドの画面にはフルーツが映っていない事。
そのためTV画面を見ながらどうやって戦を描くのか
想像する必要があって、その読みが当たった時の快感が楽しいゲームに感じました。
ゲームを進めると障害物が出てきたり、フルーツが動いたり、
お邪魔キャラが出てきたりしてより2つの画面を見比べる必要があって、難しい!w
BGMはヨッシーストーリーのメインテーマで、
心が温まりますね。この曲、僕は大好きなんだよなー。
オクトパスダンス
インストラクターのダンスをリズムに合わせて真似るゲーム。
使用するのはアナログスティック2本と傾き操作。
最初の方は下・下・上などの簡単なポーズを真似るだけなんだけど、
ゲームを進めて行くと左手は上・右手は左に振る必要があるなど
複雑なポーズを真似る必要になるので、頭が混乱しますw
あと、時々タコが墨を吐いてゲームパッドの画面を見えなくしたり、
ゲームを進めると操作キャラクターが前を向き始めて操作が反転するもんだから、
時にはTV画面に視線を変える必要があって混乱するけどユニークですね。
50回ポーズを真似たらクリアなんですが、それまでに許されるミスは3回。
4回ミスをしたらゲームオーバーになります。
ドンキーコングのクラッシュコース
ゲームパッドを左右に傾けて三角トロッコをゴールまで導くゲーム。
三角トロッコはちょっとした衝撃で壊れてしまうので、
上手く誘導するのが大変なんですよね。
コースには初見殺しの様々なギミックが存在するので、難易度はかなり高いです。
でも、これが凄く燃えるんだよなー。TV画面にはコースマップの全体を
表示できるけど、これはゲームパッドだけで遊んでもそこまで不便には感じなかったな。
TV画面とゲームパッドの画面を活かしていると言う意味では
イマイチですが、中毒性は高いアトラクションだと思います。
鷹丸の手裏剣道場
手裏剣を投げて敵を倒していくガンシューティングタイプのゲーム。
手裏剣はゲームパッドを縦に持ってタッチスライドしたら投げることが可能。
これは単にガンシューティングをゲームパッドで遊べるようにしたようなゲームで、
思ったほどは大したことなかったな。クリアまでの難易度もそう高くありません。
C.ファルコンのツイスターレース
制限時間以内にゴールまで走り抜けるゲーム。TV画面には
レーサーを後ろから見た画面。ゲームパッドには頭上視点で表示されています。
距離感を掴みやすいため普段はゲームパッドの画面を見たほうが良いんだけど、
トンネルに入ったときだけはTV画面を見たほうが良いでしょうね。
だって、トンネルの中には乗るとスピードアップするダッシュゾーンがありますから。
最後の方はコンマ1秒でも重要になるので、
ちょっとしか役に立たないように見えて、実は凄く役に立つんですよね。
終盤のエリアは当たると一発死のトラップが大量に散らばっていて心臓に悪い。
バルーントリップ ブリーズ
風船がついたキャラクターをタッチペンでスライドして操作するゲーム。
これはファミコンの「バルーンファイト」に収録されていた
サブゲームの「バルーントリップ」と似たような内容で、
とにかく風船を沢山ゲットしてゴールを目指すゲームでした。
TVに表示される画面の方が視野が広いので、
TV画面を見ながらタッチペンでキャラクターをスライドタッチするのが理想的。
これもそこまで苦労することなくクリアできましたね。
ここまで軽くミニアトラクションを紹介しましたが、
これらがなぜ楽しいのか?それは、いくつのかの共通点がありました。
① 10分程度でクリアできる!けど激ムズ
どのミニアトラクションも1回のクリアまでにかかる時間は10分程度だったりします。
でも、ゲームオーバーになったら最初からやり直しで、
終盤のステージはめちゃくちゃ難しいので何十回も
ゲームオーバーになってしまうんですよー。
良いところまで進んだ時にゲームオーバーになったときの悔しさ。
後半のステージをプレイする時のドキドキ感と、ファミコン時代に感じられた、
気持ちを各ミニアトラクションでは感じられました。
② 一定のスコアを獲得することで1UP
ミニアトラクションによっては一定ポイントを獲得することで
残り人数が1人増えたりします。前述の通り各ミニアトラクションは
最後のステージに行くまでが大変で、ゲームオーバーになることのリスクが大きいため、
久しぶりの残り人数の有難味を任天堂のゲームで感じられました。
あと、スコアを稼ぐ必然性も。スコアアタックが好きだと楽しさが倍増します。
③ クリアするとさらに!?
各ミニアトラクションをクリアすると、さらにやり込める要素が存在します。
その要素がまた面白さをさらに拡大させてくれて、燃えるんですよー。
簡単にまとめると、ニンテンドーランドのミニアトラクションは、
ファミコン時代のような骨太ゲームなんです!
軽い気持ちでやったらあまりハマらないかもしれませんが、
クリアを目指そうとしたらなかなかクリアできなくて負けず嫌いなら燃えますよー。
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ぺパスシはとんでも無いゲームだった!?
12月6日に発売されたアクションアドベンチャーゲーム、
3DS「ペーパーマリオ スーパーシール」。略してぺパスシ。
ファーストインプレッション記事を書いてからかなり進めましたが、
このゲームは良い部分も悪い部分も極端なゲームですね。
▼紙であることを活かした仕掛けが素敵過ぎる!
良い部分は、キャラクターや背景が紙であることの意味を随所で持たせている事。
例えば目の前に大きな壁があるとします。一見すると進めないように見えるんですが、
手持ちのハンマーで何度も叩くと、実はハリボテで倒れたりすることもあるんですよ!?
他にもキャラクターがしわくちゃになって別のキャラクターに変身したり、
ひらひら飛び回って立体感のある演出が入ったりして
随所でユーモアを感じられて、見ていて心が温まります。
▼恒例の悪ノリも健在!
このシリーズは可愛い見た目とは裏腹にマリオらしからぬ悪ノリ要素が満載なんですが、
今回も本家では絶対にありえないような悪ノリを随所でやってくれましたね。
ダンジョンに入ったと思ったらいきなりクイズ番組に参加させられたり、
バトルでは「ビリヤードの弾」や「まねきネコ」などマリオの世界観とは
ミスマッチなアイテムを武器として使えたり・・・。
本家と同じく今作は「1-1」「1-2」「1-3」と
ステージクリア型の作りになっていたけど、
どのステージも全く違う色を出していてアイデアの豊富さには驚かされました。
次のステージには何が待ち構えているのか全く予想できないので、
久しぶりにマリオのゲームでワクワク出来ましたよ。
▼人によってはクソゲーになるゲーム
と、ここまで本作の良い点を挙げてみましたが、実は悪い部分も色々あったりします。
このゲームは探索要素が強いことは先ほども書いた通りなんですが、
各地で手持ちアイテム(モノシール)を使っての謎解きも用意されていたりするんです。
しかし、この要素がまた厄介なものなんですよねぇ。
まず、手持ちアイテムが"使い捨て"であることが気になりました。
使い捨てということは、謎解きで間違えて使用しても無くなってしまうんですよ。
無くなってしまった場合はどうするのか?なんとまた手に入れたエリアまで戻って
再び入手して、それを街に持っていってシールに変換しないといけないんです!
ある場所では高値で購入することが出来るけど、それでも面倒に感じました。
このように間違えてしまった時のリスクが大きいために
なかなか総当りで手持ちアイテムを謎解きで使用することが出来ず、
正解となる手持ちアイテムを持っていたとしても詰まってしまうことが良くあります。
あと、謎解きで正解となるアイテムが、
そのエリアからは遠く離れた場所。それも普通に進める分には
気付かないような場所にあることも気になりました。
このゲームはヒントが少ないので、謎解きで使用することになるアイテムを
もし取り逃していたとしたら、一体どうすれば良いのでしょうか?
既に攻略した何十ものステージをくまなく探索しろって?いや、面倒すぎるでしょw
ヒントが少ないと言えば、ボス戦のバランスも極端でしたね。
どこのボスにも弱点が存在して、特定のアイテムを使用すると大ダメージを与えられます。
中にはそれを使用しないとほぼ勝ち目が無いこともあったりするんですが、
前述の通りこのゲームはヒントが少ないので、弱点となるアイテムが
何なのか分からず詰まってしまうことがしばしばありました。
個人的にこのゲームの悪い点を簡単にまとめると、不親切!これに尽きます。
どのアイテムを使用したら正解なのか謎解きでも戦闘でも考える必要があるのは
良いのですが、かゆいところに手が届いておらず、理不尽さや面倒さを感じました。
いくらなんでもこれはユーザーを放り投げすぎだろ!?
とてもマリオブランドで売り出したタイトルとは思えない・・・。
悪い意味で昔のファミコンゲームを思い出しました。
後半部分はちょっと辛口になってしまいましたが、
手触り感や探索する楽しさはありますので、
良い部分と悪い部分が極端なゲームと言えると思います。
ファンの間ではゲームジャンルがアクションRPGから
アクションアドベンチャーに変わったことで賛否両論となっていますが、
今作からプレイをしてもこれは極端に評価が分かれるゲームだと思う。
ぶっちゃけこのゲーム、理不尽な点が多くて子供はクリアできないよw
見た目は子供っぽいけど、このゲームは大人向けだと思います。
でも、最近のマリオゲームはどれも丸っこくて
物足りないことが多かったので、久しぶりにこういう尖ったゲームが出たのは
ファンとしては嬉しいですね。「最近のマリオはマンネリだ!
もっと変化球を出して!」と思いの方は手を出してみると良いかもしれません。
※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。