これは忘れない為に書いておこうと思います。


今日、5歳長男が石油ストーブで手の指を火傷をしました。

長男はそれを、隠していました。

コタツに潜って、何だか具合が悪そうにしていたので、「どうした?」と声は掛けていたのですが、「眠い」という返事をそのまま鵜呑みにしていました。

そのまま長男のことは放っておいて、コタツで寝てしまう前にと急いで夕飯を作り始めて、食卓の上に食事を並べる頃、長男が「指が変・・・」と見せてきたんです。

そこで私は彼が火傷をしていた事を知りました。

もう水膨れができていた状態でした。

もう遅いかもとは思いましたが、とりあえずそこから冷やし始めました。

火傷は利き手ではない左手の指でしたが、冷やすのに右手でタオルで巻いた氷を押さえていた為、夕飯は完全に“あーん”で食べさせました。


“あーん”の理由は実は両手が塞がっていたことではなくて、「甘えさせなければならない」と私が思ったからです。


長男が火傷を隠した理由。

それは、「これは親に言ってはいけない」と思ったからなのだと思います。


日頃からストーブは熱いから触ってはいけないと言っているし、うっかり触らないように囲いも設置しています。

だから、ストーブで火傷をするということは、“ワザと囲いに手を入れた”ということになってしまいます。

だから長男は、「怒られる」と思ったのでしょう。

指の症状を見る限り、かなり熱かったと思います。

でも長男は、自分の指の事よりも、「怒られたくない」を優先させた。

自分の指の事は、「自分で何とかする」という選択をした。

もちろん何もできないから、彼はコタツに隠れてじっとした。

親である私は、彼にとって「頼るべき人」ではなかったという事です。



秋くらいから、彼には酷な状況が続いていました。

私の決断により引っ越しが決まり、彼にとっては保育園とスポーツクラブ、音楽教室をやめることになりました。

引っ越しの日が12/24に決まり、保育園などの最後の日も決まり、彼なりに心を決めていたはずでした。

しかし12月に入り、妻に手術・入院する必要があることが発覚し、引っ越し日が延期になりました。

彼は、「この日が最後」と決めた日を過ぎても、保育園やスポーツクラブ、音楽教室に行く事を求められました。

これはとても複雑な心境だったと思います。

大人の私でも、この時期は非常にモチベーションの持ち方が難しかった。

彼は妻の事もとても心配していました。

妻が入院前に、「会いたくなったらこの動画を観て」と言って撮影した読み聞かせの動画を、「寂しい、寂しい」と言いながら何度も何度も観ていました。

妻の手術は、基本的には命に関わるものではありませんでした。

もちろん、手術中に何が起きるかは分かりませんから、100%安心ということはありませんでしたが、それでも私は妻が死ぬイメージは全く持っていませんでした。

でも長男はもしかしたら、「もうお母さんに会えないかもしれない」と思っていたのかもしれません。

「手術無事に終わったよ」と教えた時の彼の表情の変化は、私にそう思わせるに十分でした。

手術前の入院は一日だけでしたが、手術が終わるまでの長男の様子は、本当に今まで見た事がないくらいに元気がなかった。


妻の入院が終わってからも、引っ越し日の目処が立たずに、彼もいつまで保育園やスポーツクラブ、音楽教室に行けばいいのか、たぶんあまり分かっていませんでした。

それもそのはず。

私も分かっていなかった。

もしかしたら長男は、「引っ越すの?引っ越さないの?いつまでここにいるの?このままずっといていいの?」と言いたかったかもしれません。

でもお母さんが体調悪そうにしているのも心配だし、言えなかったのでしょう。

思えば段々と彼は、それで妹に当たるようになっていっていたのかもしれません。

やたらと意地悪をするようになったのは、この環境が原因だったのかもしれません。

私はそれを怒ることが度々ありました。

もしかしたら彼はその度に、「なんで俺だけこんな目にあわなきゃいけないんだ」と思っていたかもしれません。

やり場を失った思いが、どんどんどんどん溜まっていってしまったのかもしれません。


引っ越し日が改めて決まり、“最後の挨拶”をするように大人から求められるのも、彼には相当にストレスだったと思います。

これも可哀想なことをしたなと思います。

1/15に家族で引っ越しましたが、それ自体も当然ストレスだったでしょう。

転校した埼玉での音楽教室の初日も、休んでしまいました。

それでまた怒られて・・・。

そして今日の火傷隠し。



もっと甘えさせてあげなければと思いました。

猛烈に反省します。

彼の悪戯や暴力行為の裏にあるメッセージを読みにいきます。

全部しっかり受け止めたいと思います。

更新が滞ってしまいましたが、1月15日に長野県喬木村から埼玉県富士見市へ引っ越しました。

色々とありましたが、家族揃って引っ越しをすることができました。

引っ越し作業が思ったよりも大変で、片付け優先にしていたこともあり、19日の本日、やっと転入手続きも終えました。

これで正式に富士見市民になりました。


印鑑登録も済ませ、さらに、しばらくはフリーランスとなりますので、国民年金への手続きもして、とりあえず市役所での手続きは完了。

子ども関係の手続きは妻に任せて。


家の片付けも大方終了しました。
まだ揃えないといけないものもありますが、とりあえずは生活や家での作業ができる最低限の環境は整ったかなと思います。

家はちょうどいいサイズ感で、かなり快適です。

何となく家の周辺の地理も掴めてきた感じもしてきましたが、いかんせん迷路のように入り組んだ道が多いので、スマホやナビがないとマジで迷子になると思います💦

まだまだ生活の基盤作りが中心となりますが、新生活楽しんでいきたいと思います!



ではまたバイバイ



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『ことくらし』という

子育てに変わる考え方を広めようとこっそり活動している、
上杉健太です。
 
2021年1月現在、5歳の息子と2歳の娘の親でもあります。
 
 
“子を育てる”で、『子育て』。
 
これに対して、
 
“子と暮らす”が、『ことくらし』です。
 
 
育てるなんてハードルの高い事しないで、
一緒に暮らすくらいの感じでよくないですか?という提案が、『ことくらし』のスタンスです。
 
 
子育てで悩んでいる人って、
本当に多いなと思います。
 
その悩みの中身は色々あるのだと思いますが、
その内の一つに、
 
「子どもが言う事を聞かない」
 
があると思います。
 
 
なかなか悩ましい問題だとは思いますが、
今回はこの、
「子どもが言う事を聞かない」
という問題について、
『ことくらし』的な観点から解決策をご提案したいと思います。
 
結論は、「もうちょっと子どもの行動に対して無責任でいいんじゃない?」です。
 
 
 
どうか怒らないで読んでください滝汗
 
 

「子どもが言う事を聞かない」の代表例

そもそも、どんな時に親は子どもに対して、
「言う事を聞かない」とイライラしてしまうのでしょうか。
 
代表的なのは、
  • 勉強をしない
  • 片付けをしない
  • ゲームをやらない
  • お風呂に入らない
  • トイレに行かない
  • 寝ない
  • 学校や園に行かない
あたりかなと思います。
 
これ全部、親は「〇〇して欲しい」と思っているのに、子どもは「〇〇しない」という状況にありますよね。
 
で、親はなぜ子どもに対して、「〇〇して欲しい」と思っているかというと、
 
その方が子どものためになると思うから
 
ですよね。
 
 
でも、
じゃあ、
子ども側はどう思っているのか、という視点も大事ですよね。
 

子どもが親の言う事を聞く必然

先ほど挙げた状況において、
子どもはどう思っているのかを想像してみると、
当然ですが、子どもは「やりたくない」と思っているわけですね。
もしくは、「他のことがやりたい」と思っています。
 
なぜ親の言うことを無視してまで
子どもは自分のやりたい事を
優先させるかというと、
 
親の言う事を聞いた時のメリットが
分かっていないからですね。
 
もちろんそれは、
子どもの知識や経験不足によるものが多いのですが、
大人側もメリットを提示できないパターンも
結構ありそうだと、私は思っています。
 
先に挙げた状況において、
大人はいったいどんなメリットを
子どもに与えようとしているのか。
 
  • 勉強をしなさい →    学校の勉強をすると生涯年収が高くなるはずだ!
  • 片付けをしなさい →    片付いていた方が次の動作効率がよくなる
  • ゲームをやめなさい →    ゲームをやり過ぎると知能が低くなる
  • お風呂に入りなさい →    お風呂に入ると清潔感が増す
  • トイレに行きなさい →    適切な排出は健康になれる
  • 寝なさい → よく寝る子は育つ
  • 学校や園に行きなさい →    集団で学べることがある
 
これらのメリットは、
“確かにそういう側面もあるかもしれない”
という程度でしかありません。
 
例えばこれまでは、
「学校の勉強をして、いい大学に入り、いい会社に入るのが幸せな人生だ」
というイメージがありましたが、
もう社会は、「それだけが幸せな人生ではない」
ということに気付いています。
 
だったら、学校に行かないという選択肢だって
認められるはずで、
親の提示するメリットは、あくまでも選択肢の一つでしかない
はずなんです。
 
そうなると当然、子どもからすると、
「自分がやりたいことが優先」
となって、
親の言う事を聞かないという判断をします。
 
 
でも、子どもが、
親や先生などの言う事を聞く必然が一気に高まることがあります。
 
それは、「怒られる!」と思った時です。
 
言う事を聞かないと怒られる。
 
 
多くの子どもが勉強する理由は、
 
「やらないと怒られるから」
 
なんです。
悲しいことに。
 
 
もちろん大人が、
恐怖によって言う事を聞かせてまで
子どもに勉強させたいのは、
 
「その方が子どもの将来の為になるから」
 
です。
 
しかし、
繰り返しますが、
その方法は幸せになる選択肢の一つでしかないし、
そもそも大人達でさえ、
これからやってくる予測不可能な未来において、
何が為になって、何が為にならないのかなんて、
絶対に分かりませんよね。
 
 
そしてもう一つ大事なことは、
子どもの行動は子ども自身のものであり、
子どもの人生は子ども自身のものだということです。
 
 

親の課題と子どもの課題を整理してみる

最後にもう一つ、大人として考えておきたいことは、
 
子どもの行動をコントロールしようとする時に、
果たして本当に子どもの為にやっているか?
ということです。
 
例えば、
  • 「片付けをしなさい」
と言う時、
「片付いていた方が次の動作効率がよくなる」とか、
「片付けができる人間の方が社会で評価されるから」とか、
子どもにメリットがあるように言うかもしれませんが、
 
実は自分が、
「部屋が片付いていないと生活がしにくい」
と思っている可能性はないか。
 
もしそうだとすると、
「部屋を片付けたい」は、
子どもの課題ではなく、親の課題だということになります。
 
大人の課題を子どもに押し付けていた可能性があるということです。
 
こういう状況って、
実は結構あるんじゃないかと思っています。
 
 
なので、果たしてそれは、
本当に子どもの課題なのか?
実は自分(大人)の課題なのではないか?
 
これをちゃんと考えて、
子どもの課題と大人の課題を
ちゃんと分けた方がいいと思います。
 
 
で、大人の課題なのであれば、
それはそれで認めて、
『お願い』というスタンスに
切り替えればいいんです。
 
「部屋をキレイにしたいから、
自分のおもちゃをしまってくれない?」
 
という風に。
 
もちろん、これはあくまでお願いですから、
子どもには断る権利があることを
忘れてはいけません。
 
でも、これは私の経験上、
大人が困った上で子どもにお願いしたことは、
ほとんどの場合応えてくれます。
 
確か、困っている人を助けるという行動は、
チンパンジーにもあるような本能的なもの
なんだそうですよ。
 
 
逆に、
子どもの課題ではなく、
大人としてお願いの仕方も
思いつかないようなことは、
論理的に説くこと以外は、
子どもの意思を尊重することくらいしか
大人がやることはないのだと思います。
 
 

最後に

大人が常に正解を持ってるとは限らないので、
あまり責任を負い過ぎないことが
心待ちとしては大事だと思います。
 
 
一緒に生きている親が
人に誇れる人生を送っていれば、
全部OKだと思います!!
 
そっちの方が圧倒的に大事だと思います!
 
 
なんだかもの凄く結論まで遠回りしましたが、
子どもの人生は子ども自身のもの。
親は子どもの人生に対して、
もうちょっと無責任でいいんじゃない?
と思います。
 
どうせ一緒に暮らしていたら、
保護者責任とか教育の義務とか、
色々背負うのですから、
自分から余計な責任まで背負う必要は
あまりないと思います!
 
 
子育てに悩んでいる時点で、
もうあなたは十分に責任感の強い人です。
だから、
心持ちとしては、
無責任になるくらいが丁度いいです。
 
 
気楽に生きましょう!
その方が子どもも幸せですよ!
 
『子育て』から脱却し、『ことくらし』へ!
 
 
 
ではまたバイバイ
 
 
 

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今日は近くの八幡様へ、家族で初詣に行ってきました。

 


お参りというものはいつまで経っても慣れないもので、毎度毎度作法を検索してから行くようにしてます(笑)

 

 

 

 

私は何だかんだで二礼二拍手一礼だけ頭に入れていき、他の細かいことはあまり気にしないです(笑)

(気にするかどうかは神様が決めることだ!)

 

1:一度姿勢を正し、深いお辞儀を2回行う
2:胸の高さで、右手を少し引いて(ずらして)手を合わせる。肩幅程度に両手を開き、2回打つ
3:手をきちんと合わせ、心を込めて祈る
4:深いお辞儀をする

 

しかも、アニメ『ハイキュー』で仕入れた情報によると、神様にはお願い事をするのではなく、『感謝』をするのだそうです。

 

偶然にもその情報をGETしていたので、お願い事ではなく、家族の手術が無事に成功したことの感謝をお伝えしました。

(お願い事もこっそりしましたが笑)

 

 

来年もまた神様に感謝できるように、神様にすら感謝したくなるほどに幸せな1年にしたいと思います!

(そういうことですよね!)

 

 

ではまたバイバイ

 

 

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読者の皆さま、今年も一年お世話になりました!

独立を決めた年。

なかなか難しい一年でした!

最後まで難しい一年でした💦


年末年始のスーパーって、何であんなに高いものが揃うのでしょうか!?

普通にさせてくれ!


・・・と思いながらも、手術を終えて退院した妻から大晦日はすき焼きがいいとのリクエストがあり、スーパーにはいいお値段の肉しかなく、良い肉ですき焼きやりました!笑



味付けを濃くし過ぎて喉が渇きまくりですが、さすがに美味かったです!


というわけで皆さま、よいお年をお迎えください!



ではまたバイバイ



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