心理学の前提は、ひとはそれぞれ、
世界を違うようにとらえているということでしょう。
人は「感覚」によって世界を把握しています。
しかも、人によって「感覚」のとらえ方に違いがあります。
具体的には、3つの「感覚」の型。
目で見て情報を受け止め、発信する「視覚型」
耳で聞く「聴覚型」
そして、触覚や臭覚、味覚に敏感な「体感覚型」
そして、それぞれの型によって、受け止め方が違います。
例えば、海にいるときの受け止め方。
「視覚型」の人は、「海はきれいだ」と見た目を重視する。
「聴覚型」は、「海のさざなみの音で癒されます」と言う。
それに対して、「体感覚型」の人は、「海風が気持ち良い」と感じる。
逆にいうと、「視覚型」の人にとっては、音や感触に対して鈍感であったり、
聴覚型の人にとっては、見ることが苦手であったり、
体感覚が他の人が、視野が狭かったり、ということもある。
そして、自分がどの型にあてはまるか、
そして相手がどのタイプかを知ることができると、
双方の違いがわかり、コミュニケーションがより円滑になるでしょう。