一緒に帰ろう~Going home together~


あれからもう
どれくらい経っただろう
太陽が沈む 夏の帰り道

好きだった…
スカイブルーの色を
やがて染めていく
マーマレードの空

君の背が小さくなるほどに
言葉にできなくなっていて
だけど君は
立ち止まって振り向いて僕に
「また明日ね」と微笑んだ
あの日から僕の心は
君に向かってた。

一緒に帰ろう 遠回りでも
もう少しだけ長くいたいから
君の笑顔も どんな言葉も
すべて大事な想い出にしていきたい


愛は言葉のいらないもの
恋は伝えたくても
うまくいかないもの

君と過ごす時間が
嬉しいから
少なくとも今は
そのどちらでもいい

少し大人を気取って君に
流行りの歌でも弾いてみた
だけど君は
「君が作った歌を聞いてるのが
一番好き」と微笑んだ
あの日から僕の想いは
ひとつ決まってた。

一緒にいたいよ 少しだけでも
楽しい時間は早く過ぎるから
今日のいいことも 悪いことも
すべて笑い話に変えていきたい


ひとりの夜が辛い時
大事な人のそばにいたい
でも「また明日ね」って
声が聞こえてきて
新しい夜明けがくるよ


君と…


一緒にいたいよ これからもずっと
そんな気持ちにしてくれたのは
僕の涙も 愛の言葉も
すべて大事にしてくれたから

(一緒帰ろう)
I wanna go home together
Goin home together 一緒に
Goin home together ふたりで
一緒にいたいよ これからもずっと
この出会いに 間違いなんてないから


♪もう少しだけ


誰もいない狭い部屋の
灯りをつけ寝転がって
゙今日も疲れだなんて言いながら
暗い世相を映すテレビを見る

儲け話 差別の嵐
辛い仕打ち そして批判家の話
いつから自分中心の世界に
変わってしまったのだろう

疲れたけど寝てしまう前に
何か出来ることはないかなぁ?
こないだ不安な顔をしてた
そうだ、あの人の声を聞こう

もう少しほんのちょっとだけ
誰かを思いやれたなら
世界が平和にならなくても
きっといいことは起きるだろう。
情けないこれっぽっちの僕でも
誰かを思いやれたなら
自然と笑顔が溢れるから
もっと人生は楽しいだろう



街に咲いた綺麗な花
嫌な顔をすることなく
毎日通っては笑いながら
水を与える美しい人がいる

「もしもいつか 綺麗な花に
生まれ変わるなんて日がきたら
同じことをしてもらえるように
水を与えるの」と彼女は言う

眠いけれど二度寝する前に
何か出来ることはないかなぁ?
寝るのと同じ時間を使って
そうだ、あの人を笑わせよう

もう少しほんのちょっとだけ
誰かを思いやれたなら
世界が平和にならなくても
きっといいことは起きるだろう。
情けないこれっぽっちの僕でも
誰かを思いやれたなら
自然と心は潤うから
また誰かに与えてみよう



狭い部屋の 灯りをつけ
自分のした事を思い返す
゙今日も幸せで疲れだって
言える自分になれるように



もう少しほんのちょっとだけ
誰かを思いやれたなら
世界が平和にならなくても
きっといいことは起きるだろう
情けないこれっぽっちの僕でも
誰かを思いやれたなら
自然と心は潤うから
また誰かに与えてみよう
自然と笑顔が溢れるから
もっと人生は楽しいだろう




♪また明日ね


”また明日ね” 
聞こえ慣れた 
そのフレーズが今日は
なんとなく別れの言葉に
感じてしまった

星のない空
肌寒い風
いつもと変わらないのに
まるで今日が最後の夜に
なるような気がした

雨が降った
水溜まりに
太陽の光が反射(うつ)る
この輝きを、この潤いを
あなたに与えたい

どんな暗い
長い夜も
必ず明けてゆくから
時の流れに身を任せて
ゆっくり踏み出そう

”また明日ね”
それがいつか  
愛のフレーズに思えたら
あなたが言うまで待ってるから
あわてないでいて
時の流れに身を任せて
ゆっくり踏み出そう